清助de茶粥 - 2014.11.18 Tue
昨夜、清助の炉端でシェフの茶粥をご馳走になりました。 とても贅沢な空間で贅沢な茶粥でした。 この日は佐渡マスターズというグループ「佐渡の茶粥を味わう」というテーマで集まったそうで、私もお茶を栽培し子供の頃から茶粥を食べているということで招待されたのです。
清助という店は佐渡市潟端の加茂湖の傍にあり、本格的なフランス料理を愉しむことが出来る店としてグルメファンの間で人気があるのですが、実は清助にお邪魔したのはこの日が初めてで、この店のシェフとは何年も前から面識があったのですが、まさか最初の料理がお茶粥だとは思いませんでした。
シェフがご馳走してくれたお茶粥は私が家で毎朝食べているのとはちょっと違っていて、先に濃く煮だした番茶に米を入れご飯のようにしてちょっとかために炊いておいて、食べる時に別に沸かしてあるお茶を注ぐというものでした。 わが家では、家族全員が大鍋に炊いてある茶粥を一度で平らげてしまうのでそんな手間なことをする必要はないのですが、たしかにこうすればいつでも炊き立ての茶粥を楽しむことが出来るのかなと思いました。 たかが茶粥、されど茶粥、茶粥の奥は深いのだなあと清助の茶粥を啜るのでした。