貞心堂で茶粥 - 2009.09.05 Sat
9月5日は午前10時から、トキのみちこさんが餌場としていた田んぼの近くにある貞心堂で、堂念仏の体験(もしくは修行!)をさせてあげ、地区のおばあちゃんたちから吉井地区に伝わるお茶粥をつくってもらってお昼にした。
学生たちの靴でいっぱいになった貞心堂の下駄箱
私が10時に貞心堂に到着すると、学生たちはもう堂のなかで畳に正座して地区のおばあちゃんたちと一緒に念仏を唱和していた。下駄箱を見ると、何十年も使われていなかったのに、この日は学生たちの靴でいっぱいになっていた。この貞心堂は私が幼少だった頃には保育園として使われていたことがあり、私の記憶の片隅にもこの下駄箱に靴を並べたって思い出が残っていて、ちょっと感動を覚えた。
地区のおばあちゃんたちと一緒に念仏を唱和する学生たち
念仏をあげるなんて、彼らにはおそらく生まれてはじめての体験だろう。
念仏の教本
約1時間半の念仏が終わって記念撮影
地域学の指導をされる里地ネットワークの竹田教授
何年かぶりに教壇に立つ石瀬先生
お昼のお茶粥
集落のおばあちゃんが賄いをしていた
お膳に並べられたお茶粥
見慣れないお茶粥という食べ物に興味津々
お茶粥を食べる学生たち
竹田氏と小関女史も、好奇心いっぱいという感じで箸をつけてくれた
お茶粥の御礼に「この学生を貞心堂に奉納します」という申し出があったが、その後の管理が大変そうなので丁重にお断りしていた
お腹がいっぱいになったら縁側で日向ぼっこ