吉井茶の写真 - 2008.06.27 Fri
昨夜、家族で晩ご飯を食べていた時、父から湊の福嶋徹夫さんに「お茶を栽培している写真があったら分けて欲しい」と頼まれたので 「何で?」と訊きかえすと、福嶋さんとお茶の話をしていたら「滋賀大学で佐渡のお茶に興味を持っている先生がいて、その人から佐渡でお茶を栽培している写真があったら分けてほしいと頼まれている」とのこと。福嶋さんは父の短歌仲間で、元新潟県水産研究場長をされていましたが、現在もいろんな方面で活躍されている人です。
早速、この間お茶を出荷するのを手伝ったときに撮影した写真があったので、それを提供することにしました。写真を眺めていたら、お茶の加工場に入った時に、摘んで来たばかりのお茶の葉っぱと焙じた香ばしいお茶の香りが混ざり合って、アロマセラピーの部屋に迷い込んだような気分になったのを思い出しました。
加工場の中では、手拭いをアネサン被りにしているおばさんたちが5・6人と、秋津の大河内さんという男の人が大量に運び込まれたお茶をさばいていました。父と一緒に入った私も、作業をしていたおばさんから「あんたも、その機械にお茶を押し込んでくれんかや」と声をかけられたので、とりあえず手伝いました。
昔は、佐渡のひとは言葉尻に「ちゃ」を付けて話すことから、本土の人達から「佐渡のお茶は飲めんチャ」などと笑われていたのものですが、本物のお茶の方は品質が良いので人気があるのだそうです。これからもっと栽培面積を増やして、たくさんのひとから佐渡の美味しいお茶を味わってもらいたいですね。