堺市(写真)は2016年3月3日、約68万人分の全有権者情報を含む個人情報がインターネット上に流出した問題で、流出に関わったとして懲戒免職処分になった元職員を刑事告訴したことを発表した(関連記事:できる人に任せ過ぎ? 堺市68万個人情報流出事件、最大の問題)。
告訴状は3月2日付で、竹山修身市長名で大阪府警堺署に提出した。元職員が、堺市個人情報保護条例違反(不正盗用)と、地方公務員法違反(秘密漏示)に該当するとし、処罰を求めている。
堺市は、2015年12月14日付で元職員を懲戒免職処分したと発表している。この際に、刑事告訴を念頭に大阪府警と相談していることを明らかにしていた。