台湾ASUSTeK Computerは2017年5月29日、台北で「COMPUTEX TAIPEI 2017」に先駆けて製品発表会「THE EDGE OF BEYOND」を開催し、5機種のWindows 10搭載ノートPCの新製品を発表した(写真1)。
いずれも発売時期については言及しなかった。日本市場向けにはどのモデルを発売するかを含め、これから検討するとしている。
世界最薄のコンバーチブル機「ZenBook Flip S」
発表会には会長のジョニー・シー氏が登壇。「世界で初めてUltrabookや2-in-1を投入するなど、ASUSは常にイノベーションの限界を超えてきた。その最新作をここで発表する」と宣言した(写真2)。
ディスプレイが360度回転するコンバーチブル型の2-in-1としては、「ZenBook Flip S」を発表した。価格は1099米ドルから(写真3)。
MacBookより20%薄く、MacBook Airより55%薄い厚さ10.9mmの薄型ボディが最大の特徴という。ASUSによればコンバーチブル型として世界最薄(写真4)。重量は1.1kgで、MacBook Airより20%軽いとした。コンバーチブル機構を支えるヒンジは2万回の使用に耐える。
画面サイズは13.3型で、解像度は4K(3840×2160ドット)。6.11mmの狭額縁「NanoEdge」を採用、画面占有率は80%。Windows 10のフル機能を利用でき、ASUS Penによるペン入力は「Windows Ink」に対応、指紋センサーは「Windows Hello」に対応。CortanaやModern Standbyも利用できる。