ソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)は2006年10月24日、前日発表したばかりの新料金プランである「ゴールドプラン」を改定すると発表した。ゴールドプランに加入した契約者が、他のソフトバンクモバイル契約者との間で70文字相当(140バイト)を超える電子メール(MMS)を送受信する際も無料とした(PDF形式の発表資料)。

 前日の発表時には、メールの無料対象は70文字相当(140バイト)までのショートメール(SMS)のみとしていた。MMSは文字だけでなく、写真や動画の送受信も可能なサービスであり、今回の改定により、これらも無料対象となる。ただし、「送受信がソフトバンクモバイルの携帯電話網内で完結することが条件。インターネットや他社の携帯電話との送受信は無料の対象にならない。また、ソフトバンクモバイル契約者相互間でも、宛先に電話番号を指定して送信する必要がある。宛先にアドレスを指定すると、MMSがインターネット経由の送受信となり携帯電話網内で完結しなくなるため、対象外となることに注意してほしい」(ソフトバンクモバイル広報部)としている。

 なお、ゴールドプランの契約時には、自動的に以下の3つのオプションが付加される。パケット準定額制サービス「パケットし放題」、携帯電話の故障などを補償する「スーパー安心パック」、留守番電話や割込通話などをセットにした「スーパー便利パック」の3点だ。ゴールドプランだけを利用したい場合には、いったん契約した後で、これらのオプションを解約する必要がある(デジタルARENA関連記事ITpro関連記事)。