「システム開発で、何が一番難しい?」と尋ねられたら、「要件定義」と答える人が多いのではないか。ユーザーが何を望んでいるのか的確につかみ、ときとして関係者間で対立する要望を整理し、システムの要件にまとめて関係者の合意を得なければならない。技術者からは「いろいろ神経使うし、大変だよね…」という声が聞こえてきそう。
要件定義のスキルを磨くには「知識+実践」が不可欠だ。ここでは要件定義に関する好評連載・特集をピックアップした。これらの手法やノウハウを使って、より良い要件定義ができるよう、実践に役立てていただければ幸いである。
認識のズレや要件の抜けを防ぐ「詰めの質問術」
ツールを利用した「非機能要求の“見える化”」
「早期に」「誤解なく」「漏らさずに」非機能要求グレードを使いこなす
参画意識を高め、責任感を持たせる「要件定義の合意形成術」