砂とは? わかりやすく解説

しゃ【×叉/沙/砂/×紗】

読み方:しゃ

〈叉〉⇒さ

〈沙〉⇒さ

〈砂〉⇒さ

〈紗〉⇒さ


いさ‐ご【砂/沙/砂子】

読み方:いさご

《「石子」の意》石のごく細かいもの。すな。

「浜の—は金銀の」〈謡・鶴亀


さ【砂】

読み方:さ

[音](漢) シャ(呉) [訓]すな いさご

学習漢字6年

[一]〈サ〉

すな。「砂丘砂漠砂防熱砂

すなのようにきわめてかいもの。「砂金砂鉄砂糖

[二]シャ〉すな。「砂利(じゃり)/金砂(きんしゃ)・土砂

[三]〈すな(ずな)〉「砂場砂浜白砂(しらすな)・箔砂(はくずな)」

難読砂子(いさご)・白砂(しらす)・真砂(まさご・まなご)


すな【砂/沙】

読み方:すな

非常に細かい石の粒。海岸や川などにみられる地質学では粒径が2ミリ以下、16分の1ミリ上のものをいう。いさご。すなご。まさご。


読み方:すな
【英】:sand

岩石砕けて細かくなったもので、粒径が2~0.074mmの砂分を多く含む土。産出する場所相違により、川砂river sand)、海砂sea sandbeach sand)、山砂pit sand)という。

作者森内俊雄

収載図書黄経(こうけい)八十
出版社福武書店
刊行年月1986.5


作者井上光晴

収載図書サラダキャンプ、北へ
出版社筑摩書房
刊行年月1987.7


作者牧逸馬

収載図書牧逸馬傑作選 5 世怪奇推理 1
出版社山手書房新社
刊行年月1993.2

収載図書牧逸馬探偵小説
出版社論創社
刊行年月2007.9
シリーズ名論創ミステリ叢書


作者ニール・ジョーダン

収載図書チュニジアの夜
出版社国書刊行会
刊行年月1994.10
シリーズ名文学の冒険シリーズ


作者井上荒野

収載図書あなたの
出版社角川書店
刊行年月2008.11


作者村尾

収載図書とあひるのいる風景
出版社森啓
刊行年月2008.12
シリーズ名文学街」文庫


読み方:イサゴ(isago)

所在 千葉県八街市


読み方:スナ(suna)

所在 埼玉県川越市


読み方:スナ(suna)

所在 大阪府四條畷市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
すなざき
すなはま

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/08 14:27 UTC 版)

海浜の砂
カリフォルニア州ピズモビーチの砂

(すな、: sand[1])は、砕屑物のうち、シルトの中間(粒径が2 ミリメートル (mm) - 1/16 mm (62.5マイクロメートル (µm)) の粒子)のものをいう[2]岩石風化侵食運搬される過程で生じた岩片や鉱物片などの砕屑物(砕屑性堆積物)から構成され、サンゴ貝殻などの石灰質の化石片を含むこともある。砂漠河川の下流、河口海岸海底など、様々な堆積環境英語版下で観察される。

また、岩石を人工的手段で破砕した破砕物のうち、上記定義に該当する粒度のものを指す場合もある。

分類

地質学の分野においては、砂は粒度、構成鉱物、円摩度、成因、堆積環境等で分類される。

粒径による分類では、以下のように細かく分けられる。粗砂(2 mm - 0.2 mm)と細砂(0.2 mm - 0.02 mm)に分ける場合もある。

粒径による分類
名称 英名 粒径
極粗粒砂 very coarse sand 2 mm - 1 mm
粗粒砂 coarse sand 1 mm - 1/2 mm (1,000 µm - 500 µm)
中粒砂 medium sand 1/2 mm - 1/4 mm (500 µm - 250 µm)
細粒砂 fine sand 1/4 mm - 1/8 mm (250 µm - 125 µm)
極細粒砂 very fine sand 1/8 mm - 1/16 mm (125 µm - 62.5 µm)

構成鉱物による分類では、主に石英長石、岩片、有色鉱物に着目して行われる(石英砂など)。構成鉱物の比率は、砂の供給源となった母岩を推定する上で重要な手がかりとなる。量的に最も多いのは石英で、次に炭酸カルシウム (サンゴ・貝の破片等)である。

山砂や川砂、火山砂など、堆積環境や成因に着目した分類も行われる。

砂による地形

  • 砂漠 - 砂が広がり植物が極端に少ない地形。世界的に見れば砂より岩石や礫が多い。
  • 砂浜 - 砂の堆積する海岸サンゴ礁などに見られる砂浜などはサンゴの破砕物である。
  • 砂丘 - 砂が丘状に堆積する地形。
  • 砂嘴 - 砂が海に堆積してできる、くちばし型の地形。
  • 砂州 - 砂が海に細長く堆積して出来る地形。

主な利用法

砂を使用するブルキナファソ祈祷師

別名など

脚注

  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、143頁。ISBN 4-8181-8401-2 
  2. ^ 地学団体研究会新版地学事典編集委員会編 編『地学事典』(新版)平凡社、1996年。ISBN 4-582-11506-3 

参考文献

関連項目

外部リンク

砕屑物と砕屑岩
粒径 (mm) 砕屑物 砕屑岩 火山砕屑物 火山砕屑岩
64 以上 礫岩 火山岩塊 火山角礫岩凝灰角礫岩
64 - 2 火山礫 ラピリストーン、火山礫凝灰岩
2 - 116 砂岩 火山灰 凝灰岩
116 - 1256 シルト シルト岩 泥岩
1256 以下 粘土 粘土岩
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 03:40 UTC 版)

熱媒体」の記事における「砂」の解説

砂浴(さよく、sand bath)では砂が加熱媒体として使用される流体でない為、広義熱媒体に当たる)。砂皿と呼ばれる浅い皿に砂を敷いて加熱物を載せたり、砂に埋没させて皿を加熱することで間接的に加熱する

※この「砂」の解説は、「熱媒体」の解説の一部です。
「砂」を含む「熱媒体」の記事については、「熱媒体」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2018/04/24 06:42 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. 岩石の細かい粒。地球科学の定義では、粒径が2~1/16mmのもの。
  2. 砂のようにざらざらした物。

熟語


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