メルカリ/取引件数の4割以上が「エンタメ・ホビー」
2024年06月27日 15:31 / EC
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メルカリは6月27日、最新の「メルカリ」内のトレンドや傾向を振り返るインフォグラフィックスを公開した。
7月2日で「メルカリ」サービス開始11周年を迎えることを記念した企画で、調査対象期間は2023年4月1日〜2024年3月31日。
「メルカリ」の取引件数のカテゴリー別シェアをみると、「キャラクターグッズ」や「タレントグッズ」「トレーディングカード」などを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが「メルカリ」の取引件数の4割以上を占めていた。新型コロナウイルス感染症拡大によるライフスタイルの変化を機に、本・ゲーム・おもちゃといったインドア向けアイテムの人気が高まり、以降トレンドが継続しているほか、近年の「推し活」市場拡大の影響が見受けられた。
もっとも取引されたアイテムカテゴリーでは、「キャラクターグッズ」や「アイドルグッズ」など、「推し活」に関連する「エンタメ・ホビー」関連のアイテムが上位TOP3となった。
一方で5位には「語学・辞書・学習参考書」がランクインしており、取引の多いタイトルとして「TOEIC」や「日商簿記3級」などのワードが並んでいることから、社会人のリスキリング需要の高まりが考えらる。
世代別に出品と購入が多いカテゴリーをそれぞれランキング化したところ、10代・20代の若年層では、購入・出品ともに「キャラクターグッズ」や「K-POP・アジアのCD・DVD」がTOP3にランクインした。若い世代ほど、同じカテゴリー内で不要品を売って新たに欲しいモノを購入する、という取引の流れが見られた。
一方、50代以上では出品と購入で取引が多いカテゴリーが異なる傾向にあり、本や衣類など身の回りで不要になったモノを出品し、売上金で「フラワー・ガーデニング」などの趣味に関連するアイテムを購入する流れを読みとることができた。
また、6月6日~10日に「メルカリ」利用客アンケート調査(対象人数1429名)を実施し、「メルカリ」を利用する理由を聞いたところ、「欲しいモノを少しでも安く買いたいため」など、お得さを求めているお客が多かった。
一方、「モノを売ったお金で新たに欲しいものを購入するため」「自分の趣味をより充実させる」「メルカリでしか買えないモノを手に入れる」など、「メルカリ」を使って、より賢くやりたいことを実現するお客の姿が垣間見えた。
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