メルカリ/事業者と連携して出品商品を買い取る 「買取リクエスト」開始
2024年12月19日 14:30 / EC
メルカリは12月19日、出品されている商品を買い取る「買取リクエスト」を開始した。
第1弾の買取業者として、12月19日から大黒屋、Belongが提供する「にこスマ」と連携し、買い取りを開始した。
「買取リクエスト」は、「メルカリ」で出品している商品に、メルカリから買取リクエストが届き、買取価格が提示される。出品者がその価格で売却を希望する場合、通常の個人のお客同士の取引と同じように商品を発送し、メルカリ側で商品を受け取り、商品に問題ないことを確認した後、買取が成立する。
メルカリは、お客から買い取り後に、提携事業者に商品を売却し、利用料として、通常の個人のお客同士の取引と同様に、出品者は10%の手数料がかかる仕組み。
買取価格は、メルカリと提携する買取業者が査定を行っており、これまで「メルカリ」で売れ残ってしまった商品を自分で買取事業者に出していたお客も、「メルカリ」に出品するだけで、出品しながら査定ができるため、出品を継続するかその買取価格ですぐに売却をするか選択できる。
出品情報と実際の商品が変わらないことが確認できれば、オンライン査定時点の価格でそのまま買取がされるため、事前査定と実際の査定の差分がでることもない。
メルカリは1秒間に7.9個売れている売れやすいマーケットプレイスだが、売れ残った商品が一定数、発生していた。
ユーザーアンケート調査では、売れ残った商品は「捨てる」か「タンスの肥やしにしている」人で6割を占めていた。今回、新機能の提供を通じて、お客に、これまで以上に商品が売れやすくなる体験を届ける。
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