DCM 決算/3~11月増収増益、防災・防犯用品が好調
2025年01月03日 11:43 / 決算
DCMホールディングスが2024年12月27日に発表した2025年2月期第3四半期決算によると、営業収益4169億2200万円(前年同期比15.6%増)、営業利益278億5500万円(17.9%増)、経常利益258億4400万円(13.3%増)、親会社に帰属する当期利益153億4600万円(28.8%減)となった。
部門別の売上高は、園芸部門649億6900万円(21.7%増)、ホームインプルーブメント部門815億1600万円(16.6%増)、ホームレジャー・ペット部門は590億6200万円(18.5%増)、ハウスキーピング部門879億8000万円(25.9%増)、ホームファニシング部門は185億2100万円(17.4%増)、ホームエレクトロニクス部門は385億9800万円(26.1%増。)
園芸部門は記録的猛暑や長引く残暑など天候不順の影響を受け低調だったが、南海トラフ地震臨時情報の発表や台風の影響によって防災用品が大きく伸びた。
防犯用品も好調だった。
プライベートブランド商品も、環境に配慮した商品開発、節電や節約商品の新規展開、販促強化などに取り組んだ効果もあり、売上高構成比率が上がっているという。
店舗は出店10、閉店6でグループ計844店舗となった。
通期は、営業収益5505億円(12.7%増)、営業利益340億円(18.5%増)、経常利益328億円(19.7%増)、親会社に帰属する当期利益194億円(9.5%減)を見込んでいる。
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