薬王堂HD 決算/3~11月売上高7.2%増、日配品・冷食など好調
2025年01月07日 16:38 / 決算
薬王堂が1月7日に発表した2025年2月期第3四半期決算によると、売上高1145億3400万円(前年同期比7.2%増)、営業利益45億7400万円(1.8%減)、経常利益48億200万円(3.8%減)、親会社に帰属する当期利益33億7600万円(0.7%増)となった。
販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数および買上点数の増加に取り組んだ。小商圏ドミナント出店を推進し、ドラッグストアを岩手県に1店舗、青森県に1店舗、秋田県に1店舗、宮城県に2店舗、山形県に2店舗、福島県に1店舗の計8店舗を新規出店している。
この結果、第3四半期連結会計期間末の店舗数は395店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗)となった。
また、青森県と岩手県、宮城県を中心に44店舗の改装を実施。既存店も強化している。
主要なドラッグストア事業の部門別業績のうち、ヘルス部門の売上高は196億3100万円(1.0%増)。医薬品はドリンク剤や感冒薬などの売上が伸び、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品などが伸張した。
ビューティ部門の売上高は155億600万円(7.3%増)。化粧品は基礎化粧品や男性化粧品などの売上が伸び、トイレタリーではヘアケアやオーラルケアなどが伸張した。
ホーム部門の売上高は248億1000万円(9.2%増)。日用品は洗剤や家庭紙などの売上が伸び、衣料品では靴下などが伸張した。バラエティ部門はペット関連商品などが良く売れている。
フード部門の売上高は544億900万円(8.6%増)。食品は日配品や冷凍食品などの売上が伸び、酒類ではビール類や酎ハイなどが伸張した。
通期は、売上高1522億円(7.0%増)、営業利益57億円(9.4%増)、経常利益60億円(6.7%増)、親会社に帰属する当期利益40億円(4.6%増)を見込んでいる。
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