支払い側の心理にまとわりつくもの
「コメを噛め」の方で「奏」キットの頒布を行ってみた。
[「奏」キットの頒布のご案内]
しばらくその対応に追われていたりしたのだけれども注文やページ来訪の数も落ち着き、欲しいと思ってくれる人のところにはあらかた届いたかなとかそんな感じ。まだ在庫はあるけれどもね。
さて、ただ単に「売ります」「買います」では味気ないものでして。趣味の範囲なので儲けがあるわけでもなし、どうせなら色々と実験をしてみようと思った次第。なので、今回は敢えて委託とかせず自分自身で個人販売を行ってみた。
頒布を行うにあたり支払いの方法に多様性を持たせてみる。ネット上での個人活動も豊かになり、主に個人オークションの隆盛から個人間送金手法も結構種類が増えてきている。それらの中で使えそうなものをチョイスして一覧表にまとめた。「奏」キットのお支払いはこれらのどれでも受け付けます、ということなのだ。
支払う側も単に代金を支払うというのではなく、送金手法の実験に参加してもらう事でお買い物を楽しんで貰おうというのが狙いである。
なんだかここにきて、個人制作者やCGMといったものに利益還元できないものかといった議論を繰り返し見るようになった。投げ銭システムが必要なんだよ、とかいう論調も4~5年前くらいに見たような光景な気がする。
還元の流れが必要だとか、マイクロペイメントが個人制作を救うとかそれっぽい事を頻繁に言っている人を見ていると考えることがある。
四の五の言う前に試して見ればいいんじゃない?
とまあ、そういうことだ。