OpenBlocks がやってきた
前回のハブ騒ぎのついでに色々とネットワーク機材を入れ替え。
ハブ以外にも入れ替えざるを得ないのもいくつかあったりしたけれども……。
いい加減やばくなってきた 486マシンの代わりとなるサーバーマシンを物色していたけれども、最終的に選択したのがぷらっとほーむの OpenBlocks。
サーバーといっても特殊用途なのでパワー不要で安定性が求められる所。
なので、徹底的に駆動部分を無くし、無音、省電力化。
トータルで 4W というのは割とインパクトあるかも。
実は先週買ってきてあったのだけれども、最近忙しいのでセットアップする暇が無くてほったらかしだったのね。
流石にとっとと入れ替えないとやばそうなので手を付ける事に。
イーサ経由でログインしてテキストコンソールにてちまちまと設定。
ちまちま
ちまちまちま
ちまちまちまちま
やべえ、これすっげえ楽しい。
ちまちまもぞもぞと設定を続けているだけなのだけれども、目の前の無愛想な箱が徐々にサーバーとなっていく喜びが。
自作PCを指して「プラモデル感覚の創作欲」とは良く言った物だと思うが、こういった Linux 系のインストールや設定もまさに「プラモデル感覚」なのだな。既にある程度できあがっているプログラムを組み合わせてサーバーという形にする。熟達したモデラーは改造して自分好みに仕立てる。
組み込み機器っぽさが有るのも、普通のパソコンじゃないみたいで良いのかも。
一つだけどうしてもコンパイルしないとならないアプリがあったので、クロスコンパイル環境を含む SSD/Linux を VMware にインストール。
最近類を見ないスパルタンな Linux 環境ですなあ。ネットワーク環境の設定すら行われないとは……、ってこれ VMware の疑似ネットワークカードのドライバーがなくて認識されていないのか。
カーネルコンパイルしてインストールすれば良いのだけれども、そこまでやるのもなあと、別の Debian 環境にクロスコンパイラ環境だけもってきてふにふに。
んが、目的のアプリがこれでもうまくいかず(configure がクロスコンパイルに対応していなかった)困る。むー。
仕方がないのでセルフコンパイル環境を含んだ LinkStarion(玄箱みたいなもの)の上でコンパイルしてバイナリだけ持ってくる。(LinkStationもOpenBlocks も PowerPC linux なのでね)
うまくいった。
本格的にあれこれしようとしたら OpenBlocks を二台買って片方に HDD を積んで開発専用機材にしてしまった方が楽なのかもしれない。まあ、CPU 遅いからコンパイルに時間はかかるけれども。
一通り設定が済んだので、サーバーマシンを入れ替え。
これからがんばってくれたまえ。
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