
SNS アカウントの認証は、提供する会社や組織によって異なります。現時点でのTwitterの認証バッジは、Twitter Blueの利用者に付与されます。Metaは、2023年2月19日にMeta Verifiedと呼ぶFacebookとInstagramアカウントの認証バッジ付与を含む有料プランを発表し、オーストラリアとニュージーランドで開始し、3月に米国、5月にイギリスとカナダ、6月にブラジルでも導入しています。Metaの認証プログラムは、政府発行の身分証明書の確認が含まれます。Metaの新しいテキストベースのソーシャルネットワーク、Threadsは、アカウントはInstagramと共有するため、認証バッジはInstagramによって付与されます。
T2がアカウントに付与する認証バッジの種類
ソーシャルネットワーク・プラットフォームのスタートアップT2では、現時点で2種類の認証バッジを提供しています。一つは、T2の認証チェックマークでもう一つはTwitterのレガシー認証バッジを引き継ぐ形のTwitter レガシーバッジです。
T2 認証済みチェックマーク(T2 Authenticated)
以下は、T2のFAQの説明部のスクリーンショットです。

T2 認証済みチェックマークについての説明訳:
T2 認証済みのチェックマークは、あなたが本人であることをチームが認定したことを意味します。この初期段階では、ビデオ通話で政府発行の身分証明書を確認し、アカウントの認証を行います。こちらのリンクからチームとのセッションに申し込んで認証を取得してください。認証のためのコストを相殺するために5ドル請求します。セッションの間にPayPalリンクを送付します。
上記の認証手続きは、SarahさんとのZoomビデオコールのセッションで認証バッジを付与する手続きだったのですが、7月3日からオンラインによって完了する手続きに変更になりました。
Sarahさんの認証手続きの更新についての投稿を以下に添付します。

FAQ内にも新しい手続きについての説明があります。
T2認証済みバッジの申請が可能となる条件
- T2アカウントが30日以上アクティブとなっている。
- プロフィール(Bio)を記入設定公開済み。
- 投稿を行っている。
- T2のコミュニティーガイドラインに違反していない。
上記の条件を満たしている場合、オンラインでの認証を申請する事ができます。認証は、サードパーティー、Personaによる認証を使用します。認証過程で、身分証明書の提示と自分を撮影した写真の提出が求められます。
認証のためのコストを相殺するために5ドル請求します。セッションの間にPayPalリンクを送付します。
オンラインで申し込みを行って、身分証明書とセルフィーの提出を求められるので、かなりしっかりした認証手続きとなっています。しかし、日本人の場合にどこまで適用されているのか不明なところああります。6月の終わり頃に、日本の方の投稿で、Sarahさんと認証のためのビデオコールのアポイントを取っていたけれど、ビデオコールはキャンセルになって、その後でメールを受け取って認証バッジはもらえたとの話でした。(身分証明書の確認などはなく、認証バッジはもらえた感じの話でした。)T2は、会社もプロダクトも、まだまだ初期の段階で、アメリカ国外のユーザーの認証などについては、まだ十分に整っていない様に思います。
Twitter レガシー認証
Twitterのレガシー認証アカウントは、申請フォームを記入して申請し承認されると、Twitter レガシー認証バッジが付与されます。

以下はTwitter レガシーバッジが付与されたアカウントのプロフィール例です。ハンドル名の右にTwitter レガシーのチェックマークとTwitter Legacyと記載されています。

Twitter レガシー認証バッジは、一定数以上(相当数)のフォロワーがいて、社会的にも認知されている人物や組織に対して、本人である事をTwitter社の担当部署が直接コンタクトして認証を行ったアカウントのみに付与されていました。現在のブルーバッジとは全く異なる手続きとなっています。
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