Facebookは、ウェッブサイトと連携する様々なツールやプラグインを提供しています。ページプラグインもその1つです。Facebookのページプラグインは、AMPページにも対応しています。本記事では、Facebook ページプラグインをAMPに導入する設定方法を紹介致します。
Facebook ページプラグインとは?
ページプラグインは、Facebookのページをウェッブサイトに埋め込む機能です。ユーサーはプラグインから、「いいね!」や「共有」などをすることも可能となります。以下はページプラグインの埋め込んだ例です。
タイムライン(投稿)を含めて表示することもできます。
Facebookタイムラインの設定オプションや通常ページに埋め込む方法については、以下の記事をご参照下さい。
Facebook ページプラグインをサイトに設置する方法
Facebook ページプラグインをAMPページに埋め込む設定
以下のスクリプトをAMP ページの<head>タグ内に追加します。
続いて、ページプラグインを埋め込む場所(表示場所)にプラグインのコードを挿入します。以下は、設定するコードの例です。
layout=”fixed”
data-hide-cover=”true”
data-href=”https://www.facebook.com/imdb/”>
</amp-facebook-page>
設定項目(属性)
- data-href (必須)
- ページプラグインで表示するFacebookページのURLを指定します。
- data-locale (オプション)
- デフォルトでは、ユーザアーのシステム言語が使用されます。data-localで使用する言語を指定することが可能です。
- data-tabs (オプション)
- 表示するタブを指定します。(例:タイムライン、イベント、メッセージ)複数を指定する場合は、コンマで区切ります。(例:timeline, events)デフォルトでは、タイムラインを表示する設定になっています。プラグインの幅をピクセルで指定します。デフォルトは500です。設定の最小値は70です。
- data-hide-cover(オプション)
- ヘッダーのカバー写真を非表示にします。
- data-show-facepile (オプション)
- いいね!をしている友達のプロフィール写真を表示します。
- data-hide-cta (オプション)
- カスタム コールトゥアクション(設定しているバアアイ)を隠します。デフォルトは非表示です。
- data-small-header(オプション)
- ヘッダーのサイズを小さくします。デフォルトはfalse です。
Facebook ページプラグインのコードのAMPページ設置方法
プラグインコードのAMPページへの設置方法は、AMP化した方法によって異なります。一般的には、AMPページでテキストウィジェットが使用できる場合は、ウィジェットを使用して設置するのが手軽です。
WordPress テーマのCocoonにFacebook プラグインを設置した表示例です。
上で紹介したCocoonのAMPページでの設定は、カスタムHTMLを使用して設置しています。
Cocoon AMP ページでのFacebook ページプラグイン表示例
AMP化した他の方法での設置方法なども、今後記事にして紹介する予定です。
TwitterなどのタイムラインもAMPに埋め込み可能?
2018年4月の時点では、Twitterの場合、AMPへのツイートの埋め込みはできますが、タイムライン等のウィジェットのAMPへの埋め込みはサポートされていません。
Facebookは、GoogleのAMPと競合するインスタント記事を提供しています。競合する高速モバイルページ、AMPにはFacebookのページプラグインが競合SNSに先駆けて対応していることは、興味深いです。
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