Disqusは、高機能なコメントシステムです。通常のコメントは、サイトのページに投稿する仕組みですが、Disqus対応のサイトに残したコメントは、コメントを残したユーザーは、Disqusのアカウントを使用することでまとめて管理することができます。
コメントを残したユーザーの他のコメントを見ることもできるため、コメント投稿の促進やユーザー間のエンゲージメントを高める効果もあります。コメントを投稿する際にDisqusアカウント、またはSNSのアカウントにログインが必要となるため、スパムコメントの防止や削減に繋がります。
さらに、Disqusに新機能としてリアクションボタンも追加可能となっています。リアクションボタンは、大柄の絵文字ボタンを選んで押すことで、ユーザーが記事に対する感想、反応を残すことができます。
コメント投稿が多いサイトでは、Disqusにコメントシステムをアップグレードすることで、ユーザーに付加価値を提供し、エンゲージメントを高める効果が期待できます。
Blogger ブログのコメントシステムにDisqusを設定する方法
WordPressにDisqusを設定する方法
サイトにDisqus コメントシステムを設置するためには、Disqusのアカウントを作成して、サイトを登録する必要があります。
Disqusのコメントシステムは、サイトごとに登録して運用します。アカウントを持っている場合は、ログインしてサイトを追加します。
Disqusのアカウントを作成する
disqusのホームページにアクセスして、”GET STARTED”(始める)ボタンを押します。
以下のページが表示されます。Disqusは、FacebookやTwitterのアカウントを使用してサインアップすることができます。または、メールアドレスを使用してアカウントを作成します。アカウントを作成する場合には、名前、メールアドレス、パスワードを入力し、reCAPTCHAのボックスにチェックを入れて認証を行った上、利用規約とプライバシーポリシーを確認して同意する場合にはチェックを入れて、”Signup”ボタンを押します。
アカウント作成ページで”Signup”ボタンを押すと、Disqusの利用方法選択画面が表示されます。選択肢は、コメントを残す用とサイトに設置する用の2種類です。前者のメッセージは、”I want to comment on sites”。後者のメッセージは、”I want to install Disqus on my site”です。後者のボタンを押します。
サイトの登録
サイト名を入力して、カテゴリーを選び、”Create Site” ボタンを押します。
入力するサイト名は、Disqusのショートネーム(Shortname)となります。ショートネームを変更したい場合は、”Customize your URL”をクリックして、任意の名前を入力します。
Disqusのショートネームとは?
ショートネームは、Disqusに登録されたサイト固有の識別子(ユニークアイデンティファイアー)として付与されます。ショートネームは、Disqusのサブドメイン名として、URLで参照されます。サイトに投稿された全てのコメントは、ショートネームのURLで参照を行なわれ、ショートネームに基づいて、Disqusのシステムは、サイトのコメントをロードします。
プランの選択
プランの選択画面が表示されます。月5万ページビュー以下の場合は、無料プランで十分です。
プラットフォームを選択
Disqusをインストールするサイトのプラットフォームの選択画面が表示されます。WordPressを選びます。
WordPressのインストール方法の紹介ビデオと手順が表示されます。
WordPress Disqus プラグインのインストール
WordPressの管理画面のメニューから、「プラグイン」- 「新規追加」を選びます。プラグインの検索ボックスに”Disqus”と入力します。Disqusのプラグインが候補に表示されます。
「今すぐインストール」のボタンを押し、続いて「有効」を押します。
WordPressの管理メニューにDisqusが追加表示されます。
管理メニューのDisqusをクリックすると設定画面が表示されます。”Site Configuration”のタブをクリックします。
この時点では、入力欄はロックがかかっています。ページ下に表示される”Click to make changes”をクリックして、ロックを外します。”Shortname”の欄に、Disqus ショートネームを入力します。「Save」を押して保存します。
Disqus ショートネームの入手方法
ショートネームが分からない場合は、以下の手順で入手します。Disqus管理ページのトップメニューから”Settings”をクリックします。
設定を行うサイトを選択します。
サイトの設定ページが表示されます。上段番目にあるShortnameの右に、”Your website shortname is example.”(あなたのウェブサイトのショートネームは、exampleです。)と書かれている部分がショートネームです。(exampleは例で、サイト固有の名前になっています。)
言語の設定方法
Disqusのコメント欄の言語は、英語がデフォルトです。日本語に変更する場合には、サイトのDisqus設定ページを表示します。(設定ページは、上のショートネームが表示されているページと同じです。設定ページを開く手順も同じです。)スクロールダウンすると、”Language”の欄があります。表示されている言語をクリックするとドロップダウンリストが表示されます。リストの中からJapaneseを選びます。
Disqusの言語設定で日本語が表示されない場合の対処法
Disqus コメント欄の表示確認
サイトのページを表示して、Disqusのコメント欄が表示されているか確認します。コメント欄が表示され、テストコメントを投稿して確認すれば、作業完了です。
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