2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「タリバンはやや国粋的な田舎者」(中村哲氏)

1月30日は、民俗学者、宮本常一先生の命日で、恒例の水仙忌が国分寺市の東福寺で執り行われた。 愛媛の宮本常一を語る会から届けられた水仙と故郷の周防大島から送られたみかん「寿太郎」をお供えして 直接に薫陶を受けたお弟子さんたちを含めおよそ50人が参…

収容所から強盗指示―なんでもありのフィリピン

「コスパのいいアルバイト」として強盗をやるという時代になったのか・・・。 狛江市の事件をふくむ、関東など各地で相次いでいる強盗事件。このグループが特殊詐欺も行っていて、被害額が約35億円に上ることがわかったという。警視庁と18道府県警が末端メン…

中村哲医師とタリバン

Z世代の若者が世界的に脚光を浴びている。 Z世代とは90年代半ばから2010年代生まれの世代だそうで、川崎レナさん(17)が、「国際子ども平和賞」を日本人ではじめて受賞したことが話題になった。マララ・ユスフザイさんやグレタ・トゥンベリさんも受賞している…

アフガンの麻薬とタリバン③

先日のニュースで、ふるさと納税で「赤字」になっている自治体が、ふるさと納税の強化のための人材を募集していることが報じられていた。 四日市市では、昨年度、日本各地からの寄付が約5000億円あったのに対し、市民の寄付による税の控除が約8億5000万円で…

アフガンの麻薬とタリバン②

「大寒」に合わせたように、大寒波がやってくるとの天気予報。 初候「款冬華(ふきのなは、さく)」は20日から、次候「水沢腹堅(さわみず、「こおりつめる」)が25日から、末候「雞始乳(にわとり、はじめてとやにつく)」は30日から。 今が寒さのピーク。…

アフガンの麻薬とタリバン

きょうは「タリバン政権と故中村哲医師のレガシー」というテーマでズームで講演した。主催は日本ジャーナリスト会議(JCJ)。 70人くらいの参加があった。内容を盛り込みすぎかと心配したが、講演後、何人かの方から、これまで聞いたことのない話でおもしろ…

「皆殺しになっても発砲厳禁」その2

「日本による防衛費の歴史的な増額や新たな国家安保戦略に基づき、我々は軍事同盟を現代化している」とバイデン大統領。 岸田文雄首相は去年5月のバイデン氏への約束(防衛力の抜本的な強化と防衛費の相当な増額)を守っておほめにあずかったわけだ。この人…

「皆殺しになっても発砲厳禁」(中村哲)

一昨日、北九州市の若松を歩いた。 中村哲医師は小学校1年生までの幼少期を母の実家のあるこの地で暮らした。若松は筑豊炭田から運ばれてくる石炭を国内外に搬出する港として大いに栄えたが、母方の祖父母、玉井金五郎とマンは、船への石炭の積み込みを請け…

「重荷を負いあい支えあう」(中村哲)

ロウバイ 10年前に種を植えた蝋梅が初めて花をつけた。今朝も寒いな。 ・・・・・・・・ 今週、ワシントンDCで日米両国の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)と日米首脳会談が行われるという。 NHKの取材に対し、エマニュアル駐日大使は「岸田総理が予算まで…

年頭、中村哲医師の哲学にまなぶ

「小寒」(しょうかん)になり、いよいよ「寒の入り」だ。今から節分までが「寒の内」で一年でもっとも寒い時期だといわれる。今はその初候「芹乃栄(せり、すなわちさかう)」。 きょうは「七草がゆ」の日だが、うちでは芹だけのおかゆを食べた。いい香りを…

それでも声を上げ続ける香港の記者たち

明けましておめでとうございます。 まずはアフガニスタン取材報告のご案内です。 1月21日(土)午後2時から「タリバン政権と故中村哲氏のレガシー」というオンライン講演会をやります。主催は日本ジャーナリスト会議で参加費は500円です。関心のある方はぜひ…