きのうの朝日川柳は新型コロナウイルスをめぐる句でいっぱいだ。 さながらに「二・二七戒厳令」（千葉県 真庭 誠） 2.26事件というのがありましたね。休校になれば親まで欠勤し（山形県 上林光雄） 例えば非正規のシングルマザーはどうすればいいのか？縄さ…

もう国会はむちゃくちゃだ。 衆院は27日の本会議で、野党が提出した森雅子法相の不信任決議案を否決した。 東京高検検事長の定年を延長する国家公務員法の「解釈変更」を巡っての事態をおさらいしてみる。 《政府は1月31日、事実上の検察ナンバー2の黒川弘務…

きょうは、2020年（令和2年）2月22日。私の誕生日だ。 67歳になった。ここまで生きてこられたことはありがたい。すべてのことに感謝！ これからゆっくりしたいなと思う一方で、残された長くない時間を走りきりたいという焦る気持ちが同時にわいてくる。しか…

九段下に用事があったついでに北の丸公園へ。 清水門展望広場のマンサクが満開だった。和名「シナマンサク」。マンサクにもいくつか種類があるらしい。数少ない寒咲きの花木である。 ・・・・・・・・ 新型肺炎。ついに日本で3人目の死者が出た。 きのうの段…

きのう昼、たまたまテレビをつけたら「中江有里のブックレビュー」だった。中江有里さんは才色兼備で、いつも見とれ、コメントになるほど！と感心する。 どうやって本を探すのか、との質問に、 本との出会いは、人との出会いと同じ。こういう人に会いたいな…

19日から節気は「雨水」（うすい）。雪が雨に変り、雪が解けだす時期だ。 初候、19日から23日が「土脉潤起」（つちのしょう、うるおいおこる）。次候「霞始靆」（かすみ、はじめてたなびく）が24日から28日まで。末候「草木萠動」（そうもく、めばえいずる）…

2002年9月17日、小泉純一郎首相が訪朝した。拉致問題が進展を見せることが確実視され、被害者家族は大きな期待を寄せた。 小泉首相は、金正日国防委員長と「日朝平壌宣言」に署名した。このとき金正日は、これまで一切認めなかった拉致を一転、“特殊機関の一…

テレビ朝日の「報道ステーション」で大問題が起きている。 きょう13日13時から衆院第一議員会館で緊急院内集会「『報ステ』を問う」が開かれ、参加してきた。 長く番組を支えてきた手練れの社外スタッフ（派遣労働者）約10人に3月末の契約終了を通知したのだ…

有本恵子さんを北朝鮮に拉致したという、2002年3月の八尾恵証言の衝撃は大きかった。 他ならぬ実行者本人が、偽証罪に問われかねない法廷の証人という立場で告白したのである。 留学中の恵子さん（右）。妹さん（左）と その前の年、2001年には、金正男の不…

新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が止まらない。中国の専制的な政治体制が初期対応を誤らせたことは明白だ。これは「人災」だとして、体制批判につながる気配が出てきた。 《改革派の弁護士や学者が李克強首相らに対し、言論の自由を求める書簡をインター…

よど号ハイジャック事件（1970年） 「恵子さんは私が拉致しました！」 泣きながら、恵子さんの両親、明弘さんと嘉代子さんに土下座して謝った「よど号」犯の元妻、八尾恵。 八尾は、東京地裁で2002年3月12日と3月26日の2回にわたり検察側証人に立ち、「よど…

1988年に札幌に届いた一通の手紙は、欧州で行方不明になった3人の日本の若者たちが北朝鮮にいることを伝えていた。 1980年に行方不明になった石岡亨さん（当時23歳）と松木薫さん（当時26歳）、そして1983年にコペンハーゲンで消息を絶った有本恵子さん（当…

1983年、英国留学を終えた有本恵子さん（当時23歳）だが、予定した8月9日の帰国便には乗っていなかった。 「市場調査の仕事をしている」という手紙が一度来たきりで恵子さんは消息を絶ち、両親（明弘さんと嘉代子さん）はじめ家族の心配は募った。外務省や警…

有本恵子さんはどのようにして拉致されたのか。 ジン・ネットの取材班は、恵子さんの母親、有本嘉代子さんとともに恵子さんの足取りを追って欧州各国を取材し、2001年11月に「『よど号』よ！娘を返せ－欧州拉致事件の真相－」と題する特集を「サンデープロジ…

有本恵子さんのお母さん、有本嘉代子さんが亡くなった。 ２年ほど前から体調を崩していると聞いて心配していたが、ついに恵子さんに会うことはかなわなかった。残念だ。ご本人は死んでも死に切れない思いだったろう。 有本恵子さん ロンドンに英語を勉強に留…

3日、米大統領選の候補者選びの第一歩となるアイオワ州の党員集会が始まった。共和党はトランプ氏で決まりだが、民主党は11人が争う大混戦。 集計システムのトラブルで結果発表が延び延びになる波乱の幕開けとなったが、それはともかく、候補者の顔触れは実…

オリンピックを前に羽田空港の国際線の発着回数を年間6万回から9万9千回へと大幅に増やす。そのため、都心の空を通る新ルートのテスト飛行がきのうから始まった。 《国土交通省は2日、東京都心の上空を通過する羽田空港の新しい飛行ルートについて、大型旅客…