モーグルW杯太舞(タイウー)大会

2月25日、26日に行われた今季W杯最終戦
会場は中国。北京五輪に向けた準備的な側面もあるだろう。
1日目はシングル、2日目はデュアルが行われた。
W杯はこれで終わる、今季はあと3月にシエラネバダでの世界選手権が残っている。

シングル

Laffont and Kingsbury triumph in Thaiwoo moguls - FIS-SKI
雪のコンディションが、午前と午後とで違って大変だったっぽい?
というか、こぶのピッチが速い、ヤバコース

  • 男子

1 KINGSBURY Mikael 1992 CAN
2 SUMMERS Brodie 1993 AUS
3 GRAHAM Matt 1994 AUS
4 MURPHY Troy 1992 USA
5 PENTTALA Jussi 1993 FIN
6 CAVET Benjamin 1994 FRA
7 MARQUIS Philippe 1989 CAN
8 GAGNON Marc-Antoine 1991 CAN
World Cup - Men's Moguls OFFICIAL RESULTS 25.02.2017


日本チームは参戦していなかった模様。

  • 女子

1 LAFFONT Perrine 1998 FRA
2 DUFOUR-LAPOINTE Justine 1994 CAN
3 COX Britteny 1994 AUS
4 RAKHIMOVA Regina 1989 RUS
5 KAUF Jaelin 1996 USA
6 OAKLEY K C 1988 USA
7 NAUDE Andi 1996 CAN
8 ROBICHAUD Audrey 1988 CAN
World Cup - Ladies' Moguls OFFICIAL RESULTS 25.02.2017


ラフォンが今季初優勝。昨季モスクワ大会ぶり2度目のW杯優勝。
ジャスティンの滑り、安定していてさすがだなという感じがある
男子と同じく日本チームは参加していなかった模様。

デュアル

Cox and Kingsbury on top in World Cup Finale - FIS-SKI
男子では、POULIOT-CAVANAGHとTADEがそれぞれファイナルでコースアウト、女子では、ラフォンが転倒と、やはり難度の高いコースだったと思わせる。
勝ってる方見ても、結構やばい

  • 男子

1 KINGSBURY Mikael 1992 CAN
2 TADE Marco 1995 SUI
3 WILSON Bradley 1992 USA
4 POULIOT-CAVANAGH Simon 1990 CAN
World Cup - Men's Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 26.02.2017


ポスト・ミックとしては、マットやカヴェが有力候補かなと思わせてくれるも、やはりミックが強さを見せつけるような展開の今季だったと思う。

  • 女子

1 COX Britteny 1994 AUS
2 LAFFONT Perrine 1998 FRA
3 DUFOUR-LAPOINTE Justine 1994 CAN
4 NAUDE Andi 1996 CAN
World Cup - Ladies' Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 26.02.2017


3位決定戦、非常に接戦で1点差。個人的にはNAUDEの方が勝っていたように思えたが。
終戦ジャスティンは、シングルもデュアルも表彰台にのぼったものの、今季は完全に、コックスとラフォンの年であったと思う。
さらに、NAUDE、カウフあたりも含めて、今後、平昌五輪へ向けての有力選手となっていくのではないか、と。


たざわ湖大会についてのブラボースキーコラム
【男女モーグル】秋田たざわ湖では男女ともW杯総合優勝決定! 日本は堀島、攻めた! : コラム | J SPORTS

男子の王者はミックことミカエル・キングスベリー(カナダ)だ。12季以来6年連続、総合優勝の証クリスタルグローブの獲得となった。今季はここまで9戦7勝。現在5連勝中。中国での2戦に勝てば、自身の持つ連勝記録にも並ぶ。追ってくるライバルの成長も著しいが、そのさらに上をいく。今季はスピードが増し、ターンの鋭さもさらに進化した。

中国2連勝したので、ミック自身の連勝記録に並んだようです。
「ライバルの成長も著しいが、そのさらに上をいく」ほんとそれ

女子の王者はブリトニー・コックス(オーストラリア)。ここまで9戦6勝。ジャスティンとクロエ、優勝候補と目されたデュフォー-ラポイント姉妹(カナダ)を完全に打ち負かした。この新女王は今季の開幕戦がW杯初勝利。

初優勝が初総合優勝につながったのか。すごい。

秋田たざわ湖での日本チームは、シングルで堀島行真(中京大学)が激しいアタックを見せた。予選ではただ一人22秒台と全選手中最速の滑りで2位通過。

中国チームは元アメリカチームのコーチを招聘し、5年後を目指している。

誰だろ