宇宙

『Newton2024年12月号』

音楽の脳科学 不死のサイエンス 無数の宇宙が生まれつづける驚異の 「マルチバース宇宙論」宇宙はいくつあるのか? 変貌する地球 Newton 2024年12月号作者:科学雑誌Newton株式会社ニュートンプレスAmazon 音楽の脳科学 監修 伊藤浩介 執筆 西村尚子 音楽の脳…

『科学』2024年6月号・10月号

『科学』2024年10月号 「光合成進化の謎に迫る驚異の細菌の培養――革新的な共同研究を通じた予期せぬ発見」ジャックソン マコト ツジ・福井学 「言語研究者,ユーラシアを彷徨う3 ライバルは幕府隠密――ウルチャ語の調査」風間伸次郎 「ゲームAI研究の歴史と展…

フレッド・シャーメン『宇宙開発の思想史』(ないとうふみこ訳)

サブタイトルは、「ロシア宇宙主義からイーロン・マスクまで」 原著タイトルは”Space Forces: A Critical History of Life in Outer Space” 筆者のシャーメンは、建築と都市デザインを専門としている 7つの章に分かれていて、第1章がツィオルコフスキー、…

向井千秋監修・東京理科大学スペース・コロニー研究センター編著『スペース・コロニー 宇宙で暮らす方法』

スペース・コロニーを実現するために、現在、研究開発中の技術について紹介している本。 編著者にもあがっているが、東京理科大にスペース・コロニー研究センターなる組織があるようで、そのセンターでの研究成果についての本でもある。 元宇宙飛行士の向井…

伊勢田哲治・神崎宣次・呉羽真編著『宇宙倫理学』

宇宙倫理学についての論文集 京大で宇宙ユニットというのができて、2017年前後に宇宙倫理学が盛り上がっていた時期がある。「盛り上がっていた」と過去形で書いたが、現在も京大の中には宇宙倫理学の教育カリキュラムがある。続々と研究成果が出てくるという…

『日経サイエンス2023年11月号』『Newton2023年11月号』

日経サイエンス “食べられる”ドローンで救命 「セントラルドグマ」を体感 地球の水の起源 見えない形を触って把握 絵画を体感する 大アンダマン語族 消えゆく言語が秘める世界観 A. アッビ Newton NASAと東北大,「火星ヘリ」の翼を共同開発 航空機の未来 激…

『Newton2023年10月号』

Chat GPTの教科書 宇宙の未来 美しい結晶の世界 進化をつづける産業用ロボット アスパルテーム“発がん性”報道の背景 微分・積分 Newton 2023年10月号作者:科学雑誌Newton株式会社ニュートンプレスAmazon Chat GPTの教科書 監修・松尾豊 Transformerは、単語…

『Newton2023年8月号』『日経サイエンス2023年8月号』

Newton2023年8月号 建築の未来 進化するリニア 意識の謎はどこまで解けたか 日経サイエンス2023年8月号 フロントランナー挑む:AIが仮説,ロボが実験 サイエンスの営み変える:高橋恒一 ChatGPTが映し出すヒトの知性 数の感覚 生まれつきか学習か J. ベック…

『日経サイエンス2023年6月号』『Newton2023年6月号』

量子コンピューター 日本の初号機が稼働 古田彩 冷却原子で2量子ビットの高速演算操作を実現 大森賢治(分子科学研究所) 特集:宇宙生命 木星の氷衛星を探る 探査計画スタート 中島林彦/協力:関根康人 エウロパとガニメデ 生命存在の有力地を訪ねる J. オ…

『日経サイエンス2023年5月号』『Newton2023年5月号』

日経サイエンス 日経サイエンス2023年5月号 [雑誌]日経サイエンスAmazon表紙にはでかでかとChat GPTと書いているが、特集のタイトルは「話すAI 描くAI」であり、Chat GPT以外の話も書かれている。とはいえ、中心になっているのはやはりChat GPTではあるので…

『日経サイエンス2023年2月号』『Newton2023年2月号』

日経サイエンス2023年2月号 SCOPE 不要なシナプスを”食べて”整理 ADVANCES 軟組織が化石になるには 撮像の舞台裏 C. モスコウィッツ 小惑星リュウグウから火星のフォボスへ にくづきにくら 柞刈湯葉 データを駆使したクリミアの天使 ナイチンゲール RJ アン…

『Newton2023年1月号』

史上初の「惑星防衛」実験に成功(協力 吉川真 執筆 小熊みどり) スマホと脳の最新科学(監修 髙橋英彦 執筆 西村尚子・尾崎太一) 空から見る 世界の都市(監修 中島直人 執筆 加藤まどみ) 未来の宇宙ステーション(監修 柳川孝二 執筆 荒舩良孝) Newton…

『日経サイエンス2023年1月号』

ボイジャー最後の挑戦 未踏の星間空間を行く T. フォルジャー AIに論文書かせてみた A. O. トゥンストローム 日経サイエンス2023年1月号 [雑誌]日経サイエンスAmazon ボイジャー最後の挑戦 未踏の星間空間を行く T. フォルジャー ボイジャー1号、2号について…

『宇宙開発未来カレンダー 2022-2030's』

『宇宙開発未来カレンダー 2022-2030's』という本をパラパラと眺めている。 カレンダーというタイトルだが、どちらかといえばロケット・宇宙機カタログという感じの本で、今後打ち上げが予定されているロケットや探査機・人工衛星と、現在運用中の探査機・人…

『日経サイエンス2022年11月号』

日経サイエンス2022年11月号 [雑誌]日経サイエンスAmazon 民間月探査は宇宙ビジネスを開くか R. ボイル www.nikkei-science.com2022年末から2023年にかけて、民間の月着陸機が相次いで行く予定になっている。 これは、NASAの商業月面輸送サービス(CLPS)に選…

Newton2022年5月号

量子論2022 合成生物学はここまで来た 地球激変 現実味を増す宇宙戦争と衛星破壊 ごく一部をパラっと立ち読みしただけなのだけど、ちょっとメモNewton 2022年5月号: 科学雑誌Newton作者:株式会社ニュートンプレスニュートンプレスAmazon 量子論2022 量子生物…

Origins, Worlds, and Life(未読)

話題の天王星探査について。まずこの天王星探査は、全米アカデミーズ(NASEM)が「NASAが今後10年で大規模ミッションとして取り組むべきである」と報告書に記したもの。10年前の報告書では「火星サンプルリターンを優先して取り組むべき」と書かれ、現在NASAが…

成田憲保『地球は特別な惑星か』

サブタイトルは「地球外生命に迫る系外惑星の科学」 筆者は天文学の人で、系外惑星探査についての入門書となっている。 2020年3月刊行で、2019年までの最新データに基づき、様々な探査手法の観点から整理されている。例えば、系外惑星探査には、トランジット…

『日経サイエンス  2022年3月号』

太陽になりそこねた星 褐色矮星 少し前にこれだけ読んでた 太陽になりそこねた星 褐色矮星 褐色矮星についてちゃんと理解してなかった*1 水素核融合をしていない天体で、実際に発見されたのは1995年(系外惑星と同じ年) 恒星と惑星の間みたいな星で、核融合…

『日経サイエンス2021年10月号』

SCOPE ヒト受精卵ゲノム編集の行方 ADVANCES 思考による文字タイピング 除虫菊の秘密 新たな「月の石」 異星の地下生命 特集:新しい恐竜像 ジュラシック・パークの“毒吐き恐竜” ディロフォサウルスの本当の姿 M. A. ブラウン/ A. D. マーシュ 卵の化石から…

鳴沢真也『連星から見た宇宙』

サブタイトルは「超新星からブラックホール、重力波まで」 元々連星に特に興味があったわけではなかったのだが、サブタイトルにある通り、ブラックホールや重力波天文学あるいは系外惑星などの最近話題のトピックについて扱っており、連星をキーワードとした…

『Newton』2021年8月号・9月号・10月号

『Newton2021年8月号』 Super Vision ダンスする光と影 足し算とかけ算の未知なる関係の謎にせまる ABC予想とIUT理論 ティラノサウルス研究の最前線 「中年危機」の心理学 地球が生んだ脅威の洞窟 タイムトラベル映画を科学する アルゴリズムな世界第3回 情…

『日経サイエンス2021年7月号』

惑星の種 コンドリュール J. オカラガン 特集:ヒトバイローム あなたの中にいる380兆個のウイルス D. プライド ウイルスの“化石”ががんを抑える 古田 彩 協力:伊東潤平/佐藤 佳 忘れられたパンデミック スペイン風邪の集合的記憶 S. ハーシュバーガー タ…

日経サイエンス2020年2月号

フロントランナー挑む 第98回 小型着陸機を月面の狙った場所へ確実に送る:坂井真一郎 特集:エマージングテクノロジー 10の科学技術が世界を変える 重力波望遠鏡KAGRA始動 遺伝子発現を制御する DNAループのダイナミクス E. L. エイデン アナム猿人の顔 K. …

日経サイエンス2020年1月号

特集:AI 人工知能から人工知性へ 想像力を手に入れたAI 知性獲得につながる3つの方法 G. マッサー 科学がAIで変わる 吉川和輝 科学の方法論に革新 語り:岡田真人/ 聞き手:吉川和輝 騙されるAI 瀧雅人 特集:深海生物 光るサメの謎 出村政彬 協力:佐藤圭…

『日経サイエンス2019年12月号』

NewsScan●海外ウォッチ 卓上の重力波検出器 あなたも感じる「数学の美」 特集:真実と嘘と不確実性 物理学 物理学におけるリアリティー G.マッサー 数学 数学は発明か発見か K. ヒューストン=エドワーズ 神経科学 脳が「現実」を作り出す A. K. セス ネット…

『美術手帖2019年10月号』

特集「アーティストのための宇宙論」下記、特集部分のみの目次 巻頭座談会:宇宙×アートの問題系 木村大治×久保田晃弘×永松愛子 目[mé]がプレゼンする、宇宙アート計画!もしも宇宙空間で作品をつくるとしたら? 目×関根康人 宇宙を目指すアーティストたち…

『日経サイエンス2019年10月号』

特集:カンブリア前夜 超常識の宇宙推進システム マッハ効果スラスター S. スコールズ 道具使用の起源を探る 霊長類考古学 M. ハスラム 日経サイエンス2019年10月号(カンブリア前夜/『天気の子』の空)日本経済新聞出版社Amazon 特集:カンブリア前夜 生命爆…

クリスチャン・ダベンポート『宇宙の覇者ベゾスvsマスク』

イーロン・マスクのログインパスワードが書かれている本*1 アメリカの二大宇宙ベンチャー企業となったスペースXとブルー・オリジンの創業からこれまでを描いたノンフィクション ただ、正確に言うと、この2社だけでなく、ポール・アレンとリチャード・ブラ…

日経サイエンス2019年9月号

特集:恐竜 その姿と動き 実物化石が語る新たな恐竜像 内村直之/古田 彩 恐竜たちの走りを再考する 出村政彬/古田 彩 協力:宇佐見義之/平山 廉/ 久保 泰 トリケラトプスの本当の歩き方 古田 彩 協力:藤原慎一 デング熱ワクチンの混迷 抗体依存性感染増…