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ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2024/12/21 (Sat)

エントリーを書くのが大変遅くなってしまいましたが、12月12日(木)はひふみ投信定期積立投資約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり、下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開していますのでご参照ください)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 24,766 円 (先月より80 円上昇)
●約定価額 : 72,652 円 (先月より1,121 円上昇)
●騰落率 : +193.4% (先月より3.6%改善)


今月の約定日となった12月12日(木)は、日経平均株価が一時2カ月ぶりに4万円台を回復した日でした。しかしその後の日本株は米国株の下落にキッチリとお付き合いしてジリジリと値を下げ、ひふみ投信の基準価額もそれに連動して下落したため、目先の高値で買ってしまうという残念な結果になってしまいました。実際に下に貼り付けている定点観測のチャートをご覧いただければお分かりのとおり、12月20日(金)付の最新の基準価額は今月の約定価額より1,588円も安い71,064円となっていますしね。もっとも定期積み立て投資では購入タイミングを変えることはできませし、逆に目先の底で上手く買えることだってありますので、「今回は運が悪かった」と思って潔くあきらめることにしましょう。

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それでは改めていつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた過去1年チャート(左)と過去5年チャート(右)でひふみ投信の基準価額推移を定点観測しておきましょう。なおこれらの基準価額は上にも書いたとおり12月20日(金)の時点のものです。

ひふみ投信 1年チャート ひふみ投信 5年チャート

左の過去1年チャートをご覧いただければお分かりのとおり、現在のひふみ投信はあの忌まわしき「令和のブラックマンデー」以降の横ばい圏の動きが続いています。これを「もどかしい」と感じるのか、はたまた「底堅い」と捉えるのかによって受ける印象も180度違ったものになると思いますが、私自身は「底堅い」とポジティブに捉えております。

このように基準価額は横ばいの動きが続いていますが資産形成応援団応援金の方は順調に積み上がり、現在はご覧のとおり3,513円となっております。

応援金

気になる形に現金比率については、2024年1月末1.28%→2月末1.48%→3月末1.99%→4月末2.37%→5月末2.59%→6月末1.83%→7月末1.41%→8月末2.41%→9月末2.14%→10月末4.83%→11月末2.72%となっております。

ご覧のとおり前回一時的に増加した現金比率も11月末時点で2.72%と以前の水準に戻っています。このことからもひふみ投信のスタンスが決して「弱気」ではないことがわかりますね。11月度の月報(ひふみのあゆみ)に掲載された藤野さんのコメントにも「明るい未来を信じながら、引き続き未来を創ってくれるよい会社、強い会社を発掘すべく調査運用にまい進してまいります。」とあるように、私たち受益者も明るい未来を信じようではありませんか。さらにぶっちゃけて言えば、明るい未来を信じられなければ投資などやってられませんからね。

それでは次にこちらもいつものように主要指数との比較チャートを貼り付けておきますのでご参照ください。なおこの比較チャートもYahoo!ファイナンスからお借りしてきたもので、比較期間は上の定点観測と同じ1年(左)と5年(右)、比較対象は日経平均株価TOPIXです。

ひふみ投信 比較1年チャート ひふみ投信 比較5年チャート

左の過去1年の比較チャートを見てつくづく思うのは、「結局今年も『ひふみのターン』は来なかったな」ということです。ただ過去には実際にひふみ投信が両指数を突き放す圧倒的なパフォーマンスを示した「ひふみのターン」はありましたので、来年こそは何とかその片鱗だけでも見せてもらえるよう、受益者の端くれとして祈っておきましょう。

ひふみ投信の運用元であるレオス・キャピタルワークス社を傘下に置くSBIレオスひふみ株式会社の株価についてもいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた6カ月チャートを貼り付けておきますのでご参照ください。なおこの株価は8分割を反映したものになっています。

165A 6カ月チャート

ご覧のとおり直近の株価はいわゆる「窓を開けた下落」になっており、株主の皆さんは心配しておられることでしょう。この下落の要因は同社が200万株の立会外分売を実施すると発表したことによる需給悪化懸念です。同社の発表文には「6. 実施の目的 当社の主要株主1名から一定数量の売却意向があり、当社としても流通株式比率の向上および株式の流動性向上に資すると判断したため。」とあり、個人的にはその株主とはいったい誰だ?という興味もあったりします。とはいえ会社側が公表していないのでそれをあれこれ詮索しても意味はないのですが、主要株主リストを見て「売るとしたらたぶんこの人だな」と思い当たる人物はいました。いずれにせよ分売予定期間の2024年12月24日(火)から2024年12月26日(木)が過ぎて、主要株主の持ち株比率の変更が公表されれば株価の動揺も収束に向かうのではないでしょうか?

最後はいつものように、ひふみ投信の設定時から投資を続けている私自身の運用成績を赤裸々に公開しておきましょう。冒頭で公開している私個人の運用成績の詳細が下記です。ちなみこちらも12月20日(金)の基準価額で計算されています。

ひふみ投信 残高

上にも書いたとおり今月の約定価額よりかなり下がってしまいましたが、それでも前回の定時報告時の70,659円よりは上がっていますので、無理やりにでもここは納得しておくことにしましょう。ただこのような状況が長く続くことを私たち受益者も望んではいませんので、私たちの「明るい未来」のため、頑張れ!ひふみ投信。

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