カテゴリ:闘病記 の記事リスト(エントリー順)
知らなかった!調剤薬局で新たな負担
2024/06/02 (Sun)
昨日6月1日(土)は3カ月に一度の内科外来定期通院日でした。そこで検査・診察を終え、処方箋を持って調剤薬局を訪れたのですが、その時にもらった「保険調剤明細書」に見慣れない項目があり、新たな負担増に気付いたというのが本エントリーで掲げたタイトルの趣旨です。ただその件については後ほど触れることにして、まずは私自身の備忘録を兼ねた血糖値の推移から片付けておきましょう。前回3月の検査で、低下はしたものの引き続き要注意水準である7.0であったHbA1c(NGSP)(筆者注:過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示しています。詳細は2015年9月7日付のエントリー「糖尿病は辛いよ」をご参照ください)ですが、当日の検査結果は下記のような数値となりました。
・HbA1c(NGSP) 6.8 (下限値4.9/上限値6.0) %
前回の結果をご報告した3月6日付のエントリーで私は「この調子で次回(6月上旬)こそは6%台を達成するぞ!」と決意表明しておりましたが、見事に目標達成となりました。ただ担当医からは「ついに6%台になりましたね。でもこれで気を抜かないように。気を抜くとすぐに7%台に戻ってしまいますから」と釘を刺されました。もちろん私もここで気を抜くつもりなど一切なく、次回検査ではさらなる数値低下を目指します。この数値が上がると体に悪いだけでなく、糖尿病の影響が目に及んでいないか確認するために定期的に受けている眼底検査の頻度が半年ごとから3カ月ごとに短縮されるというデメリットもあるため、本当に気が抜けません。
内科外来定期通院日
2023/09/10 (Sun)
先週土曜日の9月2日は約2カ月に一度の内科外来定期通院日でした。このところずっと要注意水準の7.0を下回らなかったHbA1c(NGSP)(筆者注:過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示しています。詳細は2015年9月7日付のエントリー「糖尿病は辛いよ」をご参照ください)ですが、当日の検査の結果は下記のような数値となりました。・HbA1c(NGSP) 6.8 (下限値4.9/上限値6.0) %
ご覧のとおり前回の7.0から何とか6.8にまで下げることができました。これを受けて担当医からも「問題ないでしょう」とのお墨付きをいただき、診察間隔も元通りの「3カ月に一度」に戻してもらえました(というわけで次回通院日は12月上旬です)。
今回このような結果(=数値の改善)に至った理由は、私自身の努力も少しは寄与しているとは思いますが、おそらく大部分は「猛暑」の影響(数値が改善したという一面だけを見ると「恩恵」)だったのではないでしょうか?なぜなら一般的によく汗をかく夏場は代謝が活発になり、血糖値は低下する傾向にあること。それに加えて「猛暑」のため冷たい飲み物を大量に摂取することで、食欲が低下(そうめんなど、さっぱりしたもので済ませたくなる)することも影響したのでは?と思われます。
これらは決して体にとって良いことではありませんが、少なくとも私の糖尿病を改善させる効果はあったようです。とはいえ「猛暑」が永遠に続くわけではありませんので、この後に待ち構える「食欲の秋」をどう乗り越えるか?が重要になりそうですね。
内科外来定期通院日
2023/04/09 (Sun)
昨日4月8日(土)は約2カ月に一度の内科外来定期通院日でした。当日の検査の結果、前回のご報告で要注意水準の7.1に達していたHbA1c(NGSP)(筆者注:過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示しています。詳細は2015年9月7日付のエントリー「糖尿病は辛いよ」をご参照ください)は下記のような数値となりました。・HbA1c(NGSP) 7.0 (下限値4.9/上限値6.0) %
ご覧のとおり前回の7.1から微減の7.0となりました。前回のご報告で数値悪化の要因として玄米食をやめて白米食に変えたことを挙げましたが、白米の手持ち在庫を使い切るタイミングが2月下旬となったため、玄米食に戻してまだ1カ月強だったことが数値改善が遅れている理由かも知れません。ただわずかとはいえ数値は確かに改善していますので、前回の診察で提案された薬の変更はとりあえず保留となり、次回の診察まで現状と同じ薬で様子を見ることになりました。
しかしながらこの数値が要注意水準であることは否定できない事実です。実はこれにより前回の通院から今回の通院までの間隔がこれまでの90日から70日に短縮されました。そして今回の結果を受けて次回の通院も70日後に設定されています。このため冒頭の表記も従来の「3カ月に一度」から「約2カ月に一度」に変更しました。
内科外来定期通院日
2023/01/29 (Sun)
昨日1月28日(土)は3カ月に一度の内科外来定期通院日でした。検査の結果、前回のご報告で6.6だったHbA1c(NGSP)(筆者注:過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示しています。詳細は2015年9月7日付のエントリー「糖尿病は辛いよ」をご参照ください)は下記のような結果となりました。・HbA1c(NGSP) 7.1 (下限値4.9/上限値6.0) %
ご覧のとおり前回の6.6から一気に要注意水準である7.1に突入してしまいました。実はこれには心当たりが2つあるのです。まず主因と思われる第一の理由は毎日食べるお米を変えたこと。具体的には玄米から白米に変えたのです。私は大腸がんと糖尿病という重大な疾患が判明して以来、一貫して玄米食にこだわってきました。これは玄米の食物繊維が腸内環境を整える効果に期待できることと、消化しにくいという特徴が血糖値の急激な上昇を防いでくれるためです。しかし昨年秋ごろからその方針を一転して白米食に変えました。その理由はズバリ「インフレの加速」です。なぜここでインフレ?と思われるかも知れませんが、玄米はどうしても割高になることが避けられません。そこに押し寄せるインフレ。私はそれに負けて安売りの白米に乗り換えてしまったのです。ただし一応は玄米の代替として大麦を混ぜてはいたのですが、この結果を見る限り気休めにしかならなかったようですね。このようにインフレを気にし過ぎるあまりに食事のバランスを崩して体に悪影響が出ることもあるのだと、私を反面教師として皆さんは同じ轍を踏まぬようお気を付けください。
内科外来定期通院日
2022/11/06 (Sun)
昨日11月5日(土)は3カ月に一度の内科外来定期通院日でした。前回のご報告で6.4にまで低下していたHbA1c(NGSP)(筆者注:過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示しています。詳細は2015年9月7日付のエントリー「糖尿病は辛いよ」をご参照ください)は下記のような結果となりました。・HbA1c(NGSP) 6.6 (下限値4.9/上限値6.0) %
ご覧のとおり前回の6.4からわずか0.2とはいえ上昇(=悪化)してしまいました。前回のご報告で「今は薬の力を借りながら何とか上限値6.0以下を達成して、薬の量を減らしてもらえるよう頑張るつもりです。」と書いていながらこのような結果になったのは、ひとえに私自身の慢心に原因があります。具体的には最近は夕食後のデザート(ただしスイーツ系ではなくお菓子類)が当たり前の生活パターンになっており、言行不一致もはなはだしい状況になっていました。それでも文字通りの間食(=食事と食事の間に食べる)になっていなかった分だけ、何とか数値の上昇もわずか0.2に抑えられたのでしょう。
このように本エントリーの内容は味気ない闘病記ですので、せめて見た目だけでも多少華やかにしようと最近私自身が撮影した花や秋の気配を感じさせる写真を添付いたします。どれも構図などは深く考えずにスマホで撮影したものばかりですが、よろしければご覧になってみてください。
内科外来定期通院日
2022/08/14 (Sun)
先週の8月6日(土)は3カ月に一度の内科外来定期通院日でした。前回のご報告で6.6にまで低下していたHbA1c(NGSP)(筆者注:過去1~2ヵ月の血糖の平均値を示しています。詳細は2015年9月7日付のエントリー「糖尿病は辛いよ」をご参照ください)は下記のような結果となりました。・HbA1c(NGSP) 6.4 (下限値4.9/上限値6.0) %
ご覧のとおり前々回の7.4から前回の6.6、そして今回の6.4と順調に低下を続けています。ただし現実にはこの推移も手放しでは喜べません。なぜなら今回の約1カ月前に当たる7月9日(土)に受診した会社の健康診断では6.2という数値が出ていたからです。すなわちこれを考慮すると、6.6→6.2→6.4となり、「順調に低下を続けている」とは言えなくなってしまいますので。
実はこの1カ月間の数値上昇については多少心当たりがあります。それはズバリ「猛暑」。暑くなるとどうしても「氷菓(アイス)」に手が伸びてしまいがちになっていましたので。とはいえ6.4という数値は上限値を超えているとはいえ、糖尿病患者としては「安定的」な水準と判断できます。今回の診察で担当医からも「おそらく今の薬が体に合っているのでしょう」と言われました。ですから今は薬の力を借りながら何とか上限値6.0以下を達成して、薬の量を減らしてもらえるよう頑張るつもりです。
島田陽子さん
2022/07/31 (Sun)
去る7月25日、女優の島田陽子さんが大腸がんによる多臓器不全のため都内の病院で死去されました。まだ69歳という若さでした。個人的に島田陽子さんといえば、やはり米ドラマ「将軍 SHOGUN」に出演して「国際派女優」の称号を手にされたという印象が強いです。死因が大腸がんということで、同じ病気を経験した者としてはとても他人事とは思えません。各種報道によると島田さんご自身は波乱万丈の人生を歩まれてきたようですが、本エントリーでは病状に限定して私の考えを書いてみたいと思います。島田さんの大腸がんが発覚したのは約3年前とのこと。下記の記事によると、その後入退院を繰り返していたものの、がんの進行が遅かったそうで、手術や抗がん剤をしない治療を選択したそうです。
大腸がんで亡くなった島田陽子さんは積極的な治療を拒否 せめて原発部位の切除だけでも…(中川恵一)(日刊ゲンダイDIGITALより)