2024 12 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2025 02

ひふみ投信定期積立経過報告

kage

2024/11/18 (Mon)

エントリーを書くのが大変遅くなってしまいましたが、11月12日(火)はひふみ投信定期積立投資約定日でした。そこでいつものようにひふみ投信設立時からの同額の定期積立を行っている私の運用成績をご報告させていただきます。なお毎回のご報告に書いているとおり、下記運用成績は定期積立の他に猫パンチ投資(スポット購入)2発分を含んだ結果です(猫パンチ投資2発の詳細はこちらで公開していますのでご参照ください)。

<ご参考>ひふみ投信定期定額積み立て+猫パンチ投資2発の指数
●取得単価 : 24,686 円 (先月より60 円上昇)
●約定価額 : 71,531 円 (先月より879 円下落)
●騰落率 : +189.8% (先月より4.5%悪化)


前回の定時報告は衆議院選挙の1週間前というタイミングでした。衆議院選挙の結果については皆さんご承知のとおり、与党の自民党と公明党が大敗を喫して現在は少数与党の第二次石破内閣が発足しています。過去のアノマリー(根拠のない経験則)ではこのような政治的不安定は株式市場にネガティブな影響を与えがちなのですが、今回は事前に与党の敗北が予想されていたこともあり、いわゆる「織り込み済み」の反応で大きな波乱は見られませんでした。その後は米大統領選挙でトランプ氏が返り咲きを決めたことでいわゆる「トランプラリー」による株価上昇もあったのですが、日本株においてはそれも長続きせず、ご覧のとおり今回の約定価額は先月より879円安い71,531円となりました。11月15日(金)付の直近の基準価額は下の定点観測をご覧いただければお分かりのとおり、今月の約定価額よりさらに安い70,659円となっており、私たち受益者はなかなか安堵できない状況が続いています。

(Sponsored Link)


それでは改めていつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた過去1年チャート(左)と過去5年チャート(右)でひふみ投信の基準価額推移を定点観測しておきましょう。なおこれらの基準価額は11月15日(金)の時点のものです。

ひふみ投信 1年チャート ひふみ投信 5年チャート

左の過去1年チャートをご覧いただければお分かりのとおり、現在のひふみ投信はあの忌まわしき「令和のブラックマンデー」前の高値を回復できないまま、再び横ばい圏の動きに入ってしまったように見えます。ただ右の過去5年チャートに目を転じてみると、まだ高値圏で推移しているように見えますので、今はこのレンジを下抜けないように踏ん張ってもらうことが重要なのでしょう。

前回の買い付けで一度ゼロクリアされた資産形成応援団応援金ですが、基準価額が7万円前後を維持していることで順調に積み上がり、現在はご覧のとおり1,842円となっております。

応援金

気になる形に現金比率については、2024年1月末1.28%→2月末1.48%→3月末1.99%→4月末2.37%→5月末2.59%→6月末1.83%→7月末1.41%→8月末2.41%→9月末2.14%→10月末4.83%となっております。

ご覧のとおり10月末時点で4.83%と、今年に入って一番高い現金比率になっています。もっともこの程度で「いよいよひふみ投信は守りに入った」と判断することはできません。組み入れ比率上位銘柄を9月末と10月末で比べてみると結構保有比率の変化が大きいので、今はこうしたポートフォリオの組み替えに伴う現金比率の一時的な上昇なのかも知れませんね。

それでは次にこちらもいつものように主要指数との比較チャートを貼り付けておきますのでご参照ください。なおこの比較チャートもYahoo!ファイナンスからお借りしてきたもので、比較期間は上の定点観測と同じ1年(左)と5年(右)、比較対象は日経平均株価TOPIXです。

ひふみ投信 比較1年チャート ひふみ投信 比較5年チャート

左の過去1年の比較チャートを見ると「令和のブラックマンデー」以降は主要指数に対してひふみ投信の劣勢が明らかですね。また右の過去5年比較チャートに目を転じてみると、主要指数の背中がドンドン遠くなっているように見えます。アクティブファンドとしてさすがにこの状況が長く続くのはマズイのではありませんか?運用チームの皆さんのなお一層の奮起を期待します。

ひふみ投信の運用元であるレオス・キャピタルワークス社を傘下に置くSBIレオスひふみ株式会社の株価についてもいつものようにYahoo!ファイナンスからお借りしてきた6カ月チャートを貼り付けておきますのでご参照ください。なおこの株価は8分割を反映したものになっています。

165A 6ヵ月チャート

ご覧のとおりこちらはちょっとジリ貧状態のようにも見えます。実際に目先では増配+株式分割の発表を受けてストップ高した時の株価を下回る場面もありましたので。この状況を打破するためにはやはり運用する投資信託の基準価額を上げて手数料収入を増やすことが重要でしょう。ですから株主のためにも運用チームの皆さんのなお一層の奮起に期待します。

最後はいつものように、ひふみ投信の設定時から投資を続けている私自身の運用成績を赤裸々に公開しておきましょう。冒頭で公開している私個人の運用成績の詳細が下記です。ちなみこちらも11月15日(金)の基準価額で計算されています。

ひふみ投信 残高

ご覧のとおり前回の定時報告より運用成績は少し下がってしまいましたが、基準価額が横ばい圏で推移しているのですから致し方ありません。これからもまだまだ不透明な相場環境が続くと思いますが、私たち受益者の大切な資産を「守りながら増やす」ために頑張れ!ひふみ投信。

(Sponsored Link)



関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック