平和記念公園から徒歩で、ひろしま美術館に向かう。外は日差しが強く暑いが、紙屋町からは地下街を利用できる。
ひろしま美術館は、広島銀行が設立した美術館。ちょうど「日本画の名作展 大観と春草から杉山寧を中心に」が開催されている。
初めて足を踏み入れてみてびっくりしたのは、その充実したコレクションである。印象派・ポスト印象派を中心にしたフランスの近代絵画、日本の洋画、日本画がバランスよく集められている。しかも写真撮影が OK。さらによいことには、首都圏の美術館と違い、土曜日の 11時という時間帯にもかかわらず、混雑することなく、ゆっくり作品を見ることができる。侮りがたし、ひろしま美術館。
今回の「日本画の名作展」では、好きな画家である菱田春章の作品をたくさん見ることができたし、優れたデッサン力で新しい日本画の時代を築いた杉山寧や加山又造のくっきりとした作品を堪能した。
ふと気づくとお昼前になっている。広島駅に戻り、駅ビル ekie で昼ご飯を食べることにする。お好み焼きと牡蠣は外せない。そう思って「いっちゃん」の列に 20分ほど並び、目の前で牡蠣がトッピングされたお好み焼きができあがるのを待つ。美味い!
ekie でお土産を買う。さすがに疲れたので、荷物を預けてあるホテルグランヴィアのラウンジで一息つく。
3時半過ぎの新幹線で帰途につく。広島よりどり弁当、美味し。