今年 2024年、僕のゴルフ人生で最もショッキングなニュースは、まったくの初心者の時から 16年間お世話になったゴルフスクールのコーチが、レッスンをやめるというものであった。
そのニュースを聞いた途端、ショックのあまり、絶不調に陥ってしまったほどである。
そしてその不調から立ち直るべく、バックスイングを絶賛修正中である。
ゴルフのスイング技術については、いろいろな教え方がある。その中で僕のコーチは、バックスイングが最も重要な要素であると考えており、この 1年間の僕の主要な技術テーマは、バックスイングであった。バックスイング only だったと言っても過言ではない。
適正なデリバリー・ポジションから切り返して、インパクトへ。そのための大前提が正しい位置へのバックスイングである、というわけだ。
そして歳をとって飛距離が落ちるのも、バックスイングの捻転不足が主な原因である。深い体の捻転がキモとなる。僕の場合、捻転不足からどうしても「手上げ」する癖がある。下半身・脚からしっかり動かしてバックスイングをしないと、クラブを手で持ち上げて、同時にフェイスも開いてしまう。フェイスは P2 までは閉じた状態をキープしたい。
コーチは「練習量の少ないアマチュアには、できるだけシンプルに教える」という考えがある。たとえばクラブは「右回り」のループを描き、テイクバック時の閉じたフェイスを、切り返しで開いて、さらにダウンスイングで閉じるという動かし方が、一般的に正しいとされている訳だが(例:三觜コーチの「左ハンドル、右ハンドル、左ハンドル」)、身につけるには相当の練習量が必要になる。もちろん切り返し以降、ヘッドはインサイドから入れていくが、フェイスの開閉は抑えて、開閉量をあまり大きくしないスイングを、アベレージゴルファーには推奨しているようだ。
とにかく今は「バックスイングのみにフォーカスすること!」と言われて、基礎練習に励んでいる次第。
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そのコーチにゴルフスクールで教わるのも、あと 1回となった。
バックスイングに加えて、最後に提示されたテーマは、フィニッシュを決めること。そしてその時、左足をめくらない。下半身を暴れさせない。
コースに行くと顕著だが、僕は上半身に力が入っている。上半身から打ちに行くスイングに、左足が耐えられず、フィニッシュでは左かかとを中心につま先が回転してしまう。その結果、下半身が暴れてしまい、フィニッシュが決まらない。そうならないよう、左足をめくらない意識を徹底する。下半身が暴れないバランスで、スイングをする。下半身に意識が行くことで、上半身から打ちに行かなくなり、ミート率向上が期待できる。
フルショットの時、多少動くのはしかたがないが、ハーフショットではしっかり地面に左ベタ足で踏ん張る。
ただ左ベタ足を意識し過ぎると、体の回転が途中で止まる感覚がある。そうならないよう、切り返しでの左足の踏み込みから体を回転させることを意識して、フィニッシュでは 100% 左足荷重すること心がける。
苦手な 3W の場合、実際のボールの左にもう一つ、仮想ボールを置き、そこまで打ち抜くイメージだと、ミート率が上がる気がしている。
まずはバックスイング。そしてフィニッシュ。これらがコーチから僕への「置き土産」のテーマということだろう。同時に2つのことを意識するのはなかなか難しいが、コーチの最後の教えを何とかものにしたいものである。