Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

絵画のような日常のスナップ:「永遠のソール・ライター」(Bunkamura ザ・ミュージアム)

ニューヨークの街角の何気ない日常。それを見たことのない構図で切り取ったスナップ。ソール・ライターの写真にはどこか惹きつけられる。日常を描いた絵画のような写真だからかもしれない。浮世絵を連想させる大胆な構図だからかもしれない。Bunkamura では…

インフルエンザ?新型コロナウィルス?熱がなかなか下がらず往生した

2月10日(月)の夜から熱が出て、2月13日まで丸 3日、37.5度から38度近い熱が続いた。咳も出る。2月11日に休日診療所にて、インフルエンザの検査をしてもらったが陰性、「上気道炎、いわゆる風邪」との診断を受ける。休日診療では薬は1日分しか処方されない…

散歩かたがた梅を観る

4日ほど続いた熱がようやく治まり、平熱に戻りつつある。ただの風邪だったようだ。すっかり落ちてしまった体力のリハビリを兼ねて、散歩をする。暖冬ということもあり、ちょうど近くの公園の梅が見ごろになっていた。www.city.yokohama.lg.jpwww.city.yokoha…

郷さくら美術館に立ち寄り、特別展「中野嘉之の世界」を間近で観る

両親を訪ねる前に、現代日本美術を専門とする郷さくら美術館に寄って、特別展「中野嘉之の世界」を観る。ふだんは桜の花を中心にした常設展示が行われる小さな美術館だが、今日は中野嘉之氏の作品のみが展示されていた。郷さくら美術館www.satosakura.jpsato…

デンマークの画家ハマスホイが描く静謐な世界:特別展「ハマスホイとデンマーク絵画」(東京都美術館)

トーハクで古代日本に思いを馳せた後は、東京都美術館まで足を伸ばし、ハマスホイというデンマークの画家と、彼につながる 19世紀のデンマーク絵画を紹介する特別展「ハマスホイとデンマーク絵画」を観る。ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864 - 1916)。初めて…

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」を観て、古代の日本に思いを馳せる(東京国立博物館)

日本書紀成立1300年の特別展「出雲と大和」をトーハクに観に行く。izumo-yamato2020.jp日本書紀の冒頭にある国譲りの神話では、国津神が天津神に国を譲り、国津神であるオオクニヌシは出雲へ鎮座する。神々を司る「幽」を祀る出雲と、現実を司る「顕」を祀る…