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またしても猫がヒゲメンにロックオン!サイクリング中に出会った子猫の救助物語(フランス)

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 猫とヒゲメンの相性バッチリ説がささやかれる昨今、サイクリング中の2人組をロックオンした子猫が話題を呼んでいる。

 フランスにて自転車で森の中を走っていたダニエルさんとセリーヌさん夫妻が、小さなメスの子猫を発見。

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 特に強力なアプローチをかけられ完全に心奪われたのはヒゲ男性、ダニエルさんである。彼らは、いったん引き返してまで子猫を家族にした。

 今回、必然とも思えるような出会いが展開されたのはフランスである。

サイクリング中に子猫と遭遇。思わず一目ぼれ!

 2017年の夏、動物好きなサイクリスト夫婦は、フランスのブルターニュ地方の田園地帯で自転車に乗ってサイクリングを楽しんでいた。

 静かな森を走っていた2人だったが、道路わきで大きな物音したため急停止。鳥かと思いつつ確認すると、こちらを見てびっくりしてる子猫を発見!

 たった1匹でこんなところに…と不憫に思った夫婦は子猫をおどかさないように地面に横になりそっと話しかけた。

 子猫は最初はモジモジしていたものの、そのうち安心したようにスリスリと近づいてきて甘え始めた。

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 それからは体にのぼってニャーニャー鳴き続けて逃げようともしない。つまりはロックオンである。

 メロメロになった2人は「この子を連れて帰えろう!」と意見が一致。さっそく子猫を服の中に入れてペダルを踏み出した。

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image credit:Celine @tartemadame

自転車で子猫を連れ帰るのは至難の業、一旦その場を離れるも・・・

 しかし自転車に乗るのが初めての子猫。動き回ってしまって安定しない。さらに家までの距離も遠いことから夫婦は計画を変更した。

 子猫を道端に隠しておいてからいったん家に帰って車で出直すことに。

 「すぐに迎えに来るからね!」と猛ダッシュで帰った2人は、ちょうど良いサイズの箱をひっつかむと車に乗り込み、どうか同じ場所にいてくれますように!と祈りながら戻った。

 すると幸いなことに子猫はそこにとどまっていた。それどころか声をかけると「待ってました!」とばかりに走ってきて腕に飛び込んだのである。

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image credit:Celine @tartemadame

 その晩、家族の一員になった子猫はヒゲメンのダニエルさんのグルーミングを始めた。それを子猫なりのお礼と受け止めた2人は幸せな気持ちで眠った。

もしや本命はこっちとか…

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image credit:Celine @tartemadame

甘えんぼうでハグが好きなミニキティ

 それから数日、ミニキティと名付けられた子猫は、2人に見守られながらお腹いっぱいになるまで食べ、たっぷり眠って過ごした。

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image credit:Celine @tartemadame

 こうして彼女は甘えんぼうでハグ好きな猫になった。すきあらば家族にぴったりくっついて、ぬくぬくするのが大好きなのだ。

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image credit:Celine @tartemadame

お子さんの昼寝にもすすんで付き添ったり

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image credit:Celine @tartemadame

先住犬ともすっかり仲良し

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image credit:Celine @tartemadame

数か月後はこんなに元気に

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image credit:Celine @tartemadame

 「彼女は愛らしくてとても人なつっこいし、遊ぶのも大好きなの。しかも挨拶もするのよ。私たちが朝起きたとわかるとすぐに階段を駆け上がってきて、のどを鳴らしながら頭突きしてくれるんです」

中身はそのまま?甘え好きな大人猫に成長

 それから一年経って彼女は大人に。でも甘えたがりは相変わらずだ。

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image credit:Celine @tartemadame

 かつて森の中で不安な日々を送っていたミニキティ。でも今は、彼女がみんなを笑顔にしてくれるのだ。

 積極的なアプローチやら、ヒゲメンへのグルーミングやらでいくつかの思惑を感じずにはいられないのは私だけではなさそうだが、癒し上手なミニキティに出会った一家は幸せに包まれている。

written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント、48件

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  1. ちょっと待て、二人で車取りに行ってどうする、一人が残って安全確保だろ!
    無事だったからよかったけどさ。

    1. ※1 自転車は2台。車は自転車が乗らないサイズかもしれない。すると猫を迎えに来た時残った1人は自転車で別に帰らなきゃならない。

      っていう事情を考えたんだけど、一人でも帰ろうと思えば帰れるな。

      もしくは、もしかしたら親が近くにいるかもしれないから、一旦時間をおいて離れて、それでもし戻ってきた時にいたら連れて帰ろうと思ったんじゃないかな?

      自分も道路でうずくまっていた猫を車を走行中に目撃しつつも、出勤時間なのでそのままにしてしまったが、帰りにもし猫がいたら、運命だと決めて帰宅時間にその道を通ったら同じ場所に猫がいたので、そのまま動物病院につれていった。

      少し怪我をしていたようだが元気になって一緒に暮らすことに。その後3年たったらいなくなっちゃったんだけど、一期一会的なのってあるよね。

  2. よかったんだが・・・これだけは言いたい
    片方残ればよかったんじゃ!

    1. ※2
      森の中に1人は人間の方が危なくなるんじゃない?
      海外の治安だし

  3. 何だよっ!うらやましいんだよっ!
    イケメンだし猫に好かれるし子供も美人だし良い奴だし

  4. 何故か良くわからないけどさ
    何故かネコに好かれる人って
    確実にいるよね
    近所でも餌与えてるわけでも
    無いのに何匹ものネコが
    集まる人がいるんだよね
    みんな不思議がってる

  5. >「すぐに迎えに来るからね!」と猛ダッシュで帰った2人は、ちょうど良いサイズの箱をひっつかむと車に乗り込み、どうか同じ場所にいてくれますように!と祈りながら戻った。

    二人いるんだから、一人ネコと一緒に残ってればいいのにw

  6. しかしめちゃくちゃかわいい子猫だなぁ。大人になっても美人さん

  7. 森で一人で待つっていうのは、地域によっては結構リスクがあるのかもしれない
    人間の安全を取るなら二人行動がベストだと思うし

    1. >>12
      そういえばここで昔見た動画にサイクリング中にクマにガチで追いかけられてるのがあった気がする

    2. ※12、※19
      動物かもしれないし、国や地域にもよると思うが人目のない場所で他の人間(サイクリスト、ハイカー、車で通る人)に出会うと危険、という可能性はあるかも
      特に女性一人は危ない

  8. 休日に共通の趣味を楽しめるパートナーがいて
    可愛いお嬢さんがいて
    わんちゃんがいて
    さらに愛くるしい子猫と運命の出会いを果たして
    前世でどんだけ徳積んだんですかね

  9. ここまで完璧な円満就職はNNNの活動成果ですね。
    ヒゲなの?ヒゲ生やすと出会えるの?

  10. 外国やから1人で自転車で帰っても1人でその場に残っても1人になったら襲われるんやで

  11. ああああああああああああああ
    可愛すぎ~
    やぱ子ネコのきゃわゆさって殺人級だわ
    こんな子だれだってほっていけないっしょ

    1. >>28
      母猫がちゃんとそばにいる場合の子猫は警戒心が強いから人間には近づかないです。
      人間に警戒心なく近づいてくる子猫は母猫がもういない場合が多いです。経験則なのですが…実家の猫も親なし猫で猫の方からやってきました

  12. 先住犬、牙が大きくて頼もしいね。
     
    ちっちゃい子供もワンコもいるのに、休日に夫婦でサイクリングを楽しめるって、なんて豊かで幸せな生活なんだろう。
    羨ましすぎる。

    1. >>29
      あちらは両親出かける時はベビーシッターさんお願いするからねー

  13. 顔立ちは可愛いし、柄が何とも言えない不思議で素敵な感じ。
    三毛猫?三毛猫なの?

  14. 住んでる近くが昨年TDFのコースだったらしく楽しかったみたいなのですが、それらレースでも命にかかわる大事故が起きる時はあっさり起きているので。
    メットはずして子猫に入ってもらうのも転倒あれば危険ですし、ひとりだけで30キロ行程を急いた心で行くのもパンクや不慮の事故で動けなくなる賭け行為。バディを崩さず先頭交代ならではの高速維持走行でもって最短で戻るのが最適だったのではとも思うのです。

    迎えて二週間ほどでダニエルさんの腕にガッツリ爪キズ入っているのがいいですね。やるなミニキティ。あたしの!ってマーキングも終了、と。しかしなんという別嬪か。

  15. 毛深い人は情が厚いというから、NNNの飼い主の審査基準もそこにポイントをおいているのかもしれないね

  16. 出先で犬猫に出逢い
    安全に速やかに 連れ帰る必要があります ので
    お出掛けの際は

    必ず

    犬猫を収容可能なバッグを持ってお出掛け下さい

  17. 道端に隠してってのがなんか危ない気が
    結果オーライだけど大変でもすぐ連れていくべきだったような

    1. >>39
      サイクリング用の自転車じゃカゴもないし(あっても網目に爪をかけて登って出ちゃうから危ないけど)、
      記事や写真を見る限りだっこされて自転車に乗って振動などに怯えて大人しくするような子ではなさそうだし、
      車取りに行って正解だと思うよ。
      自転車(しかも片手運転)で走ってる時に肩などに登ったら落ちちゃうかもしれない。

  18. これからもっと大きくなって、デカキティになるかもよ(ソース:うちの猫)

    ともあれ末長くお幸せに~!!

  19. 美形猫さん!ツンとすました表情と寝顔のギャップがたまらない

  20. ニオイじゃないかな。
    不思議な事に種族を超えてオスの生き物は似たようなオス独特のニオイが
    するんだよね。インコでさえ。
    多分テストステロンに関係するニオイなんだろうけど。
    人間の赤ちゃんでさえ男女のニオイが違うし。

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