海外の動物保護施設では、クリスマスの季節になると、永遠の家族を待つ保護犬たちにもプレゼントを贈ろうと、多くのおもちゃが寄付される。
そうして集まったおもちゃは一か所に並べられ、保護犬たちが自分で好きなものを1つだけ選ぶ特別なイベントが開催される。
その様子は施設のSNSを通じて見ることができるのだが、犬たちが自ら選んだプレゼントを手にした瞬間の表情は、何にも代えがたい喜びに満ちている。
どの子がどんなおもちゃをどんなふうに選んでいるのか見ているのも楽しいね。
保護犬たちにもクリスマスプレゼントを!
オーストラリア、ビクトリア州にある動物保護施設「Save-A-Dog Scheme, Inc」では、寄付されたおもちゃを全て一か所に置き、保護犬たちに好きなおもちゃを選んでもらうクリスマスイベントが開催された。
保護犬たちに自分で好きなクリスマスプレゼントを選んでもらうという試みは、世界各地の動物保護施設で行われており、アイルランドのダブリンの動物保護施設「ドッグ・トラスト」でも毎年の恒例行事となっている。
Save-A-Dog Schemeの保護犬たちは、スタッフと共におもちゃがある場所へと案内され、好きなおもちゃを1つずつ選んでいく。
慎重に吟味する犬もいれば、大興奮ではしゃぎながら選ぶ犬もいて、みんな違ってみんなかわいい。
おもちゃを選んでいる映像にはそれぞれ犬の名前のキャプションが入っており、これから犬を飼おうと思っている人に好みの子を選んでもらう狙いもある。
予期せぬクリスマスプレゼントに保護犬たちは大喜びだ。だが一番の素晴らしいプレゼントは、愛情と温かさに満ちた、ずっとのお家が見つかることだろう。
「Save-A-Dog Scheme」のスタッフは次のように書いた。
私たちはみんな、犬たちにふさわしい愛を与えるために最善を尽くしています。そして、それぞれの子が早く永遠の家族を見つけられることを願っています
おもちゃの次には素敵な家族がサプライズプレゼントになるといいね!
いちばんのプレゼントは新しいおうちだよね(感情決壊おじさん