今年は娘と忘年会。
12月12日、忘年会を口実にして、西台駅近くにある牛繁で娘と焼き肉の会食を堪能した。既に承知の通り、私は厳しい食事制限のある身体なので、自分で注文する事は一切せず娘に全てを任せ、出された物をつまみ食いする程度。アルコールも今回は控えて冷たい緑茶のみとした。
テーブルの上に大きなメニューを並べてそれを凝視する娘を見ていると、幼い頃のやんちゃな姿が蘇り、愛おしくそして微笑ましくもあった。
娘は5分ほど睨めっこをした後にベルを押して店員を呼ぶ。歯切れの良い声で「カルビ、ロース、ハラミ、ホルモン・レバー、タン…、それとユッケ、イチゴミルクにチョレギサラダ」と、1回目の注文が終わる。私は内心、そんなに食べ切れるのかと思ったがいつもの事だから余り気にもしなかった。二人の間に真っ赤に燃える炭火の入った七輪が置かれる。外の寒さで冷え切った両手をすかさず温めた。
注文した品が次々と運ばれて来ると、手際よく七輪の網の上に並べて行く娘。ご馳走を前に「おあずけ」をしている子どものような気分になった。焼け具合を見計らって私の皿に分けてよこす。充実した親子の時間が「パチパチ、ジューッ」と音を立てる肉の温かさでより一層深まっていく。
雑談を笑顔で交わしながら、2回目の注文をし、最後は杏仁豆腐のデザートを食べた。こうして親子の会食がいつまで続くか分からないが、子どもたちの為にも自己管理を徹底し、元気でいなければならないと改めて思った。
※この記事をもって今年のブログ更新を最後と致します。振り返れば2017年3月に心不全と抜歯で入院(8月は含まない)して以来、2年近くに渡って入院と縁のない日々が続いております。このように安定した状態を悪いなりにも維持出来ているのは、多くの皆さまの応援と温かい励ましがあったからこそだと思います。
今年同様に、来年もビーチサイドの人魚姫を宜しくお願い致します。皆さま、どうぞ、良いお年をお迎え下さいませ。