リアキャリパーをスイングアーム下側につけることのデメリットはなんでしょうか？ 純正で上側についているものを、行おうとしているカスタムにおいて、ブレーキブラケットその他パーツの制約の関係で下側に持ってこざるを得ないのですが。 ホースの長さが変わるのはどうせ交換しないといけないので問題ありません。 個人的には公道を走行する上で舗装路とは言えど、ゴミの堆積が少しだけ気になります。 他にありますか？

リヤディスクブレーキキャリパーをスイングアーム下側に配置しない理由としては、 ・リヤホイール回り、特にアクスルを伝ってくる水や汚れがキャリパーパッド部に流れ込む（質問者様の考えておられるのと同様です） ・ﾘリヤブレーキキャリパーをスイングアーム下側に配置した場合 ＊転倒時にダメージを受けやすい ＊路面からの凸部があった場合にブレーキキャリパーにダメージを受ける（ブレーキ最重要部品ですから通常走行で起こり得る損傷は回避できるようにしておくのが基本） ＊ブレーキホースラインの取り回しに注意しておかないと排気系との距離が近くなりやすいので配管取り回しに注意が必要。 ＊リヤブレーキ用トルクロッドを設ける場合、スイングアームの上側に設ける事になるが、ブレーキの反力を受けるに際して、圧縮力になるが圧縮力に耐えるトルクロッドを設ける場合大きな強度が要求される。（引っ張り対応であれば板っ切れでも対応可能） ※トルクロッドを設けずスイングアームに反力を直接受けさせる場合やキャリパーと同様にスイングアーム下側に設けられれば、この限りではありません） リヤキャリパーをスイングアーム下側に配置しなければならないとの事ですが、このトルクロッドのレイアウトには十分な注意が必要です。 反力を受けるのが圧縮力（押し）となった場合はかなりの強度が要求されますから元の仕様が引っ張り仕様であった場合、そのまま転用したりすると制動力が掛かった時に破損する可能性があります。 出来ればロッドタイプで締結部にピロボールが設けてあるような物だと安心できます。