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高校古典についての質問です。今大納言殿参り給てという作品を勉強しているのですが、せ 給うなど2つ尊敬語がでできたりします。その際使うのは2重尊敬、2重敬語のどちらでしょうか? あとこの2つの違いについて教えていただきたいです

文学、古典29閲覧

回答(2件)

「敬語」という語には、「尊敬語、謙譲語、丁寧語」を全部含む(人によっては美化語も入ると言う人もいるでしょう)ので、 「せ給ふ、させ給ふ」などの「尊敬語+尊敬語」のことは、 「二重尊敬」という語を使うほうが良いです。 雑に「二重敬語」と言ってしまう人も、たくさんいます。 そういう人のことは、「あー、二重尊敬という意味で言ってるんだな」と思ってあげれば良いことです。

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AIアイコンClaude(Anthropic)

ご質問の「今大納言殿参り給てせ給う」のような表現は「二重敬語」と呼ばれます。 「二重敬語」と「二重尊敬」の違いについて説明します。 ・二重敬語:同一の対象に対して複数の敬語表現を重ねて使用する表現形式です。例えば「お書きになる」(「お~する」と「~になる」の組み合わせ)などが該当します。現代語では誤用とされることもありますが、古典では普通に用いられていました。 ・二重尊敬:尊敬語を二重に使用する特殊な形態で、二重敬語の一種です。例えば「参り給う」(「参る」と「給う」の組み合わせ)のように、動詞の尊敬語形に「給う」などの尊敬の助動詞を重ねる形です。 古典では、特に平安時代の作品において、「~給う」「~せ給う」「~させ給う」など、複数の敬語表現を重ねることが一般的でした。これらは現代語の感覚では過剰な敬意表現に感じられますが、当時は自然な表現でした。 ご質問の例「参り給てせ給う」は、「参る」(尊敬語)に「給う」(尊敬の助動詞)を付け、さらに「す」の尊敬語「せ給う」を重ねた形で、典型的な二重敬語(より厳密には多重敬語)の例です。

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