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以下の古文(藤井高尚 三のしるべ)の現代語訳をお願いします。 俊恵法師は、「ただ歌をば幼かれどへり。この人、歌の情をよく知れるなり。幼き人は思ふ情をへだてて、ただおろかなる事をぞいふ。歌の情もさやうならば、なにかは歌を詠ままし」といはれけり。 富士の嶺に降りおける雪は、水無月の望にも消えぬと詠まれしも、おろかなる情をいはれぬなり。それを水無月の望にも消えぬことを詠みなるべし。望に消ぬれば、いみじき高山なれば、寒く消えざることわりなり。 しかるを、「あはれ深く聞こゆ」といふは、歌の情を知らざるなり。

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