大河べらぼうについて。 蔦屋重三郎は作家や絵師には基本下からで腰の低い対応ですが、北尾政演(山東京伝)だけなぜあんなに偉そうなんですか？喜三二、春町、南畝先生にはかなり気を遣ってますよね？ そんなに政演は他の先生と比べても立場が低いんでしょうか？ 一応全話観てるはずなんですが、蔦重と政演の出会いもはっきり覚えておらずピンと来ないので、分かりやすく説明してもらえるとありがたいです。

喜三二、春町は蔦重よりかなり年上で出会ったときはすでに大物売れっ子作家でした。 北尾重政、勝川春章なども同じく年上で出会ったときは名のしれた絵師でしたから気を使ってます。 南畝も1歳だけですが年上ですし、出会ったときにはすでに有名人で多くの仕事を抱えており、「なんとかうちでも仕事をしてもらえないか」と蔦重の方がお願いする立場でした。 一方、政演は蔦重より11歳も年下。出会ったときは無名の若手で、逆に蔦重が仕事を恵む立場でした。それでも才能を見込んで目をかけ、彼のおねだりに従って吉原で遊ばせたりしてしました。また、政演が蔦重に甘え弟分のように振る舞っていたこともあって、自分が可愛がり育ててきたという自負を蔦重がもっているため、強気で上から目線になっているのでしょう。 でも蔦重もここ数話ちょっと振る舞いがおかしいというか、独善的になっているというか…そのうち目を覚ましてくれるといいですが