折りたたみができるクロスバイクって何?
ハンドルがフラットバーだから、クロスバイクと思っているのかな、、、
あんまり予算のことを言いたくはないけど、クロスバイクにしても、折りたたみ自転車にしても、2万円ならばもう少しお金を貯めてから買えばいいと思うよ。その方が思い入れができて、自転車を大切にするからね。
どんなにいい自転車を買っても、雨ざらしで放置すれば、せっかくの性能も発揮できないし、乗りたくなくなる。
「色々見ていると、折りたたみできるようなクロスバイクは、サドルより前にペダルがあるように思います。通常自転車はサドルの下にペダルがあるので、自転車のように、できるだけペダルがサドルに近いものをと探しています。」
このあたり何を言ってんだ?って思ったけど、よくよく読んでみると、ああそうか、、、ってわかった。
で、いくつか専門的な言葉が出てくるから、画像を載せておく。画像はロードバイクのフレームだけど、自転車のフレームの部位の名称が書いてあるから、これを参照してね。
で、質問者が言っているサドルよりも前にペダルがあるといっているのは、シートチューブの一番下にボトムブランケットハンガーがあるはずなのに、折りたたみ自転車はこれよりも前についているってことだよな。
理由は簡単。折りたたみ自転車はサドルを目一杯下げて折りたたむ必要があるんだけど、シートポスト(サドルを支え、シートチューブに挿す棒)がシートチューブから突き抜けるほど下げなければ折りたためないんだ。そのためシートチューブの下にボトムブランケットハンガーがあると折りたたみができない。そのためボトムブランケットハンガーをシートチューブよりも前に設置する設計になるんだ。
で、シートチューブの一番下よりもボトムブランケットハンガーがついていて問題はないのか?ってなるだろうけど、なんも問題はない。質問者からすると、ボトムブランケットがシートチューブの前についていることで、足を前に投げ出すかのようになるんじゃないかって思っているかもしれないけど、たった数センチ前にあるだけで、そんなに問題になるものでもない。
そもそもシートチューブは傾いているんだけど、普通の自転車に比べて、折りたたみ自転車の場合、その傾きがほんの少し小さいんだよな。そのためペダルが下死点(ペダルが一番下にくる位置)にきたときの脚部の傾きは、普通の自転車とそんなに変わりはないんだ。
だから、そんなに変わりはないってことなんだよね。