けっこう前に読んだので間違っているところがあるかもしれませんが、、
①南条はなぜエミリにレイプしたのですか?
麻子に復讐したくて、一番憎い麻子の子供を殺すのは分かりますが。なぜレイプまでしたのでしょうか。
↪麻子にとって一番大切なものが彼女の娘のエミリ。
その大事な娘が殺され挙句の果てにはレイプされたと聞いたら麻子はすごい精神的苦痛を与えられますよね(しかもエミリはまだ小学生だったからなおさら)。
その麻子にできる限り多くの精神的苦痛を与えることこそが南条の狙い、復讐なんです。
②晶子の兄はなぜ、子供をレイプしていたのですか?
話の内容から、いくら子供を差し出されても、そんなことをする人には思えませんでした。
↪昌子の兄の奥さんが前の旦那の影響で昌子の兄とセックスできず、奥さんがその身代わりとして前の旦那との間にできた娘を昌子の兄に差し出していましたよね、たしか。
一応奥さんの娘なので顔は似ているし、昌子の兄自身とは血がつながっていない(ゆえば他人)なのでレイプしたんだと思います。
言い方は悪いですが、奥さんの代替え品だと思っていたと思います。
私も読んでいるとき「こんなに優しそうだった兄がこんなことするんだ!?」と感じました。
でも、物語ってすべての文が昌子視点ですよね。
昌子から見ると「見方になってくれて優しいお兄ちゃん」だから昌子の兄の優しいエピソードが多く、質問者様や私もラストのレイプシーンを読んでも「そんなことする人には思えない!」と思うんだと思います。
③私は麻子が南条を殺したと思ったのですが、考察には自殺や自首だと書かれていて、私の考えはありえないんでしょうか。
↪南条がどうなったかは小説内では明かされていませんので人によっていろいろなとらえ方があると思います。
エミリが自分の娘だと分かり、その娘をレイプし殺してしまったと知り、絶望して自殺したのかもしれない。
または、罪を償おうとして自首したかもしれない。
質問者様がおっしゃったように麻子が復讐のために殺したのかもしれない。
いろいろな可能性があると思うので質問者様の考えはありえなくないと思いますよ。
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質問があればどうぞ来てください!
同じ作者が書いている『豆の上で眠るも面白い』のでぜひ見てください(*^^*)