サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
CES 2025
www.ei-en.net
東京地裁(民事11部佐村裁判官)において、株式会社ラピュタ(社長:川邊龍雄、通称:才谷遼)における暴言暴行の禁止を求めていた労働審判は本年1月22日に審理が終結し、同日、組合側主張を全面的に認めた勝利審判が下されました。本事件は、(株)ラピュタの社長自らが従業員に対して暴言および暴力行為を繰り返したことから、従業員が組合を結成して立ち上がり、裁判に訴え出ていたものです。 下された審判は、申立人だけでなく全従業員に対する暴言・暴行・精神的圧迫について言及された画期的内容となっています。主文では次の5項目が告知されました。 相手方(株式会社ラピュタ 代表取締役川邊龍雄)は、申立人に対して、名誉を毀損する発言をしない。 相手方は、申立人に対して、暴力をふるわない。 相手方は、従業員に対する暴言、暴行、その他精神的圧迫を与える言動により申立人らの就業環境が害されることのないよう雇用管理上必要な配慮
市場規模が2兆円を突破するなど日本アニメ産業の伸長が際立つ一方で、困窮するアニメーターの生活実態は2005年に本格調査が開始されて以降、改善の兆しが見えない。 「アニメーション制作者実態調査報告書2015」によれば、若手が多いとされる動画や第2原画就業者の平均年収は110万円程度、アニメーター全体の月の作業時間は月平均262.7時間と、10年前の調査とほぼ変わらない過酷な実態が示されている。離職率についても「2年で8割」との定説を否定するデータはなく、概ね高い離職率であることは間違いない。 加えて、動画や仕上パートなど中国をはじめとする海外労働力への依存による人材の枯渇という点でも、日本アニメ産業の危機的状況は加速している。 私たちは労働現場の疲弊が改善されない限り、日本アニメに展望を見出すことはできないと考え、関係各方面に対して下記の内容を提言する。 記 1.アニメーター、アニメ労働者の
スタジオ・イースター争議 和解成立のご報告 ㈲スタジオ・イースター(東京都杉並区)の従業員が職場改善を求めて労組を結成し、その後裁判闘争となっていたスタジオ・イースター争議は、本年5月30日に東京地裁で和解が成立したことを受け、本争議の終結を確認いたしました。 2012年2月、アニメーション背景画制作を手掛ける㈲スタジオ・イースターに働く従業員3名が「長時間労働」「残業代不払い」「社会保険未加入」「安全配慮義務違反による労働災害」「退職強要」「職場隔離などのパワーハラスメント」といった過酷な就業環境の改善を求めて杉並一般労組スタジオ・イースター分会を結成。3名の組合員は団体交渉と並行して同年4月に東京地裁に本件を提訴、同年6月には支援共闘会議を発足するなどして、闘いを進めてまいりました。 闘いを通じて、数多くの労働組合・団体・個人の皆様より署名活動、街頭宣伝、要請行動、支援カンパなどに
ラピュタ闘争の争議終結を確認しました 本年(2014年)1月7日、武蔵野簡易裁判所において調停が成立しました。これは会社側が昨年10月に申し立てていたものです。調停成立以降、解決内容の履行を見極めた上、本年4月1日にこれまでご支援頂いた関係者・団体にお集まり頂き、ラピュタ闘争の終結を確認しました。 これまでのご支援・ご声援誠にありがとうございました。 最新情報 ― ラピュタ賃金減額事件終結に関するご報告 (2014/04/04更新) ラピュタ社長の違法行為とは ラピュタ闘争支援共闘会議 カンパ募集中! カンパの募集は終了しました。多くのご支援ありがとうございました。 最新情報 (2014/04/04更新) ラピュタ賃金減額事件終結に関するご報告(2014年4月1日に確認した報告内容です) (2014/04/04) ラピュタ事件、ついに調停成立! (2014/02/10) ラピュタ第1回控訴
関係者の皆様へ たび重なるラピュタ社長の暴挙! 今度はラピュタ支部委員長を解雇 ─ラピュタ闘争に皆さまのご理解とご支援を─ 日本映画の旧作名作を上映する映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」で2006年4月、社長が女性従業員の襟首を掴んだまま、何度も壁に叩きつけるという暴力事件が起きました。社長の名前は川邉龍雄(自称・才谷遼)。この事件を契機に「ラピュタ阿佐ヶ谷」で働いていた従業員は立ち上がり、才谷社長による暴力や暴言から身を守り、安心して働ける職場を作るため、2006年6月に映演労連フリーユニオン・ラピュタ支部を結成しました。 しかし、団体交渉で暴力禁止を約束させても才谷社長はそれを守ろうとせず、暴言および暴力行為を繰り返しました。しかも才谷社長が団体交渉に応じたのは、この3年半でたった2回だけでした。 組合は、交渉だけでは解決できないと考え、暴力行為の差し止めについて2007年11月、労働審判に申
─社長の暴力禁止を求めたラピュタ支部に、画期的な労働審判下る!─ 東京地裁(民事11部佐村裁判官)において、(株)ラピュタ(社長:川邊龍雄、通称:才谷遼)における暴言暴行の禁止を求めていた労働審判は本年1月22日に審理が終結し、組合側主張を全面的に認めた勝利審判が下されました。本事件は、(株)ラピュタの社長自らが従業員に対して暴言および暴力行為を繰り返したことから、従業員が組合を結成して立ち上がり、裁判に訴え出ていたものです。 下された審判は、申立人だけでなく全従業員に対する暴言・暴行・精神的圧迫について言及された画期的内容となっています。主文では次の5項目が告知されました。 相手方(株式会社ラピュタ 代表取締役川邊龍雄)は、申立人に対して、名誉を毀損する発言をしない。 相手方は、申立人に対して、暴力をふるわない。 相手方は、従業員に対する暴言、暴行、その他精神的圧迫を与える言動により申立
日本映画界とすべての映画人に、映画「靖国」の公開の場を確保することを訴える! ──2008.4.1 映演労連声明 4月12日公開予定の靖国神社をテーマにしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」(李纓監督)に政治圧力がかけられ、右翼などの上映妨害によって公開の場が失われようとしている問題について、私たち映演労連はいち早く抗議の声を上げた。 しかし、新宿バルト9が上映をとりやめたことを契機に、別の上映予定館であった銀座シネパトスに右翼の街宣車が押しかけ、他の上映予定館にも上映中止を求める電話攻撃が殺到して、3月31日、ついにすべての上映予定館が中止を決定するという異常事態に至った。 これは、日本映画史上かつてなかったことであり、日本映画界にとって恥ずべき事態である。映画の表現の自由は踏みにじられ、日本映画界の信用は失墜した。 また、公開が決まっていた映画が、政治圧力や上映妨害によって
歴史学者:藤原 彰 先生による講演を「テープおこし」したものです。 日本のインドネシア占領と独立運動 講師;藤原 彰 先生(歴史研究者・映画自由ネット代表委員) ●はじめに あの戦争がアジアの解放のための戦争だったのか、それとも日本の戦略戦争だったのかについては、戦後50年以上経っているのに、まだ日本の国内では真っ二つに意見が対立しています。 あの戦争は自衛の戦争であり、アジア解放の正しい戦争だったという意見と、そうではなくアジアに対する侵略戦争だったという見方とが、真っ向から対立しているのが実情です。そしてその点に関しては、日本国内の議論が全く世界から孤立していると言ってもいい。日本の国内では、戦争が侵略戦争であったというのはむしろ少数派で、戦争は自衛戦争であった、アジア解放の戦争であったという考えが多数派です。政治家なんかにも多いのですが、これが外国に知られると、ものすごい反発を買うわ
ジャパニメーションという言葉が生まれるほど、日本のアニメーションは世界的な文化産業として成長しています。ところが、全国に4~6,000人もいるとも言われるアニメ労働者の大半は、年収100万円台の若者たちで占められています。 国や自治体などが、ようやくアニメ産業の振興に取り組み始めましたが、現場の過酷さ、アニメ労働者のあまりにひどい労働条件は見過ごされています。 何の補償もなく、低賃金・長時間労働を強いられているアニメ労働者ですから、定着率は驚くほど低く、僅か2~3年で業界から去っていく若者は増加する一方です。これでは、世界に誇る日本のアニメーションも空洞化し、早晩消滅しかねません。 どうしてこんなことになってしまったのか。日本のアニメ産業に、きちんとした労働組合がないことが、その一因です。 私たち「映演労連フリーユニオン」は、映演労連(映画関連の産業別労働組合)の中の個人加盟方式の労働組合
海外で放送されているアニメーションの6割は日本製です。日本のアニメーションは世界的に注目され、日本は「アニメ大国」だと言われています。 しかし芸団協が2005年に実施した「芸能実演家・スタッフの活動と生活実態調査/アニメーター編」では、日本のアニメーションを支えているアニメーターたちの想像を絶する活動と生活の実態が明らかになりました。このままではアニメーターは育たず、日本アニメ産業の空洞化は進む一方であり、日本のアニメーションの将来はありません。 私たちは、日本のアニメ産業が健全に発展するためには、いくつかの抜本的な改革が必要だと考え、関係各方面に以下のことを提言いたします。ぜひご検討ください。 記 1. アニメーターを育成するシステムを作ること。 アニメーション製作の中心を担っているのは、作画監督、原画マン、動画マンなどと呼ばれるアニメーターたちです。動画マンから原画マンが育ち、原画マン
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『映演労連のホームページ - Eien Roren on the Web』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く