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大そうじへの備え
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AMN ブロガー勉強会の続報。議事録はこのTwitterの生中継がどうもいちばん詳しくて現場の雰囲気もよくわかる。 5、6人でランダムにtweetしているのだが、全体としてうまくカバーされてちゃんと「議事録」になっている。Twitter中継は予想以上の威力だ。ライブブログよりずっと手軽で、バイラルな拡散係数も比較にならないほど大きい。 ここで、まったく仮定の話になるが、Twitterがある種のメインストリームメディアになったとき、組織的なデマ、中傷、宣伝などのスパムのターゲットになったらどうなるだろう? 2chの場合だとたちまち「工作員乙」、「知ね」、「通報しますた」などの罵倒の洪水にのみ込まれて一種の「原始的自浄能力」が働く。ところがmixiのようなクローズドで比較的狭い実名ベースのコミュニティーに運悪く各種の「確信犯」が入ってくると一般人は正面切って争いたくないから沈黙し、最後にはコミ
Facebookのユーザーは先週末からバニティーURL(自分の名前など好みの文字列のURL)を取得できるようになった。私はFacebookはほどんど開店休業状態だが、それでもいちおう、 http://www.facebook.com/namekawa01 というURLを取った。 覚えやすく入力しやすいから便利だ、というのは当然として、それならなぜ今までこの機能がなかたったのか? これについて、Jason Calacanisがブログ記事で(いっときブログは止めたと言っていたが、なしくずしにまたブログでも記事を書くようになったw)、おもしろい指摘をしている。 従来、Facebookのページは「非公開がデフォ」だった。ユーザーのページのURLはランダムな数列で、本人や友達など正規の権限を持っているユーザー以外は、Googleのクローラーも含めてアクセスすることができなかった。もともとFacebo
いささか報告が遅れたが、2月24日(月)は日経BP主催の「クラウド・コンピューティング・フォーラム」を聴講してきた。 朝9:30にAmazonのエバンジェリスト・シモーネ・ブルノッツィ(Simone Brunozzi)氏のキーノートから始って、夕方5:15まで12セッションを詰め込むというかなりのハードスケジュール。しかしすべてのセッションがおおいに参考になるという近来になく充実したセミナーだった。聴講者は当初500人という枠だったはずだが、どうやらそれを上回っているように見えた。無料のセミナーにもかかわらず、最後のパネルディスカッションまで席を立つ参加者が非常に少なく、会場の熱気も高かった。 それぞれのセッションの内容についてはITプロの速報を、背景となるアメリカの最新事情については玉置記者の米国で沸き立つ“雲”という力作をどうぞ。 ここでは、特に印象に残った日本IBM岩野和生氏のレクチ
人間や人間の作った組織がときおり外聞の悪いことをやってしまうというのは必然だ。しかしそれは必然だと(大人なら)誰でも知っている。その対策も簡単だ。 あっさり認めて、謝る。 つまり初期消火だ。 コグレマサトさんのつぶやきがTechCrunchその他の報道を呼び、太平洋の両側で大騒ぎになったGoogle Japanの「やらせブログ」利用事件だが、公式ブログに経過の説明と謝罪の記事がアップされた。 Google 自身が上記のガイドラインに反したプロモーション活動を実施し、関係者やユーザーの皆様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。また、ユーザーの皆様やネットコミュニティーの方々には、叱咤激励のお声をいただき、ありがとうございました。 「スペインの宗教裁判もびっくり」(モンティーパイソン覚えてるだろうかw)な異端審問官、Matt Cuttsの厳しいご指導を喰らったということも大きいだ
Google Japanの辻野新社長はインタビューに答えて「カギはローカル化だ」と言っていたが、それが激しくつまづくかたちとなった。 コグレマサトさんが2/9午前9時過ぎ、ネタフルで、「Googleが急上昇ワードランキングにpayperpost(金を払ってブロガーに記事を書かせる)の一種であるCyberBuzzを利用している」と指摘したのが発端。 続いてAkkyこと秋元裕樹さんが英語ブログAsiajinでGoogle Japan Buys Dirty Pay-Per-Post Links(Google Japanは汚いpayperpost記事を使っている)と批判。 Asiajinの同人でもあるTechCrunchライターのSerkan Totoさんが本家にPay Per Post: Google Uses Every Trick To Beat Yahoo In Japanという記事をアッ
著者は野村総研主任研究員。内容はAmazonにアップされた紹介文がよくまとまっている。 ■クラウド・コンピューティングとは何か IT業界最大の創造的破壊といえる「クラウド・コンピューティング」という概念を整理し、 周辺技術との関連と合わせてわかりやすく解説する。 ■クラウド・コンピューティングのメリットとは クラウド・コンピューティングを導入することで、圧倒的な「コスト削減」と 「システムの柔軟性」を両立できることを、事例とともに紹介する。 ■IT業界の巨人たちの動向 グーグル、アマゾン、マイクロソフトほか、IT業界の巨人たちはどのような 戦略をとっているのだろうか。それを分析することで、クラウド・コンピューティング 時代の到来の必然性が明示される。 ■クラウド・コンピューティングを自社のビジネスにどう活かすか 業態や企業規模によって、最適なクラウド・コンピューティングとの付き合い方は 異
オブジェクト指向技術やウェブ2.0などの破壊的革新が起きると必ず「そんなものは流行語だ。実体なんかない」と水をかけにまわる合唱が起きる。ある技術が本当に重要なものかどうかは、「そんものは流行語にすぎない」という声の大きさで判断できるといってもいいくらいだ。 ジェームズ・ワットが新型の蒸気機関を発明したときにこの種の評論家がいたら「そんなものはニューコメン氏がとうに発明しているから新味のない改良にすぎない。そもそも蒸気機関などというものは初期コストが高く、高価な石炭を燃やすので運転費も高い。維持管理のために訓練を受けた専門家が必要。鉱山の水汲みなどタダ同然の労働力がいくらでも使える。産業革命など実体のないバズワードにすぎない」と言ったにちがいない。 クラウド・コンピューティングの進展は既存のIT関係業者のほとんどにとって打撃となる。時流に敏感な層から<実体なんかない!あっては困る!>という悲
アップデート2: タンカー所有者側の記者会見のビデオ。4分10秒あたりからクレーン艀がタンカーに衝突するまでの状況がアニメーションで説明されている。錨泊しているタンカーの北側を2隻のタグボートでクレーン艀を曳航しながら通過したところで、曳航ワイヤーの1本が切れた。タグボート1隻では風圧に負け、クレーンが風下に流されてタンカーに衝突した。 アップデート1:問題のクレーン艀とタンカーの衝突の状況はJoongAng Daily(中央日報)の英文記事によると、以下のとおり。 海上保安庁によると、サムスン所有のタグボートと艀の船長たちは、強い潮流により海が荒れることを認識していたにも関わらず、(2007年)12月7の早朝、出港した。 沿岸運航管理センターは1時間にわたり安全措置を促す緊急警告の呼びかけを行ったが、タグボートと艀の船長らは、これに反応しなかった。 海上保安庁は、一方でタンカーの船長も衝
昨年の暮れ、神保町の古書店で白川静「中国古代の民俗」(講談社学術文庫)を手に入れた。白川静の著書のうちでもあまり知られていないものだが、日本民俗学の方法を中国と日本の古代歌謡に適用するという白川学のモチーフが丁寧に説明されている。 注目は、冒頭の「わが国の民俗学」だ。ここで日本民俗学の一方の源流である柳田国男を「一国民俗学の立場は、その出発において、すでに困難な問題を追うものであった」と厳しく批判し、柳田の静的な民俗学ではなく折口的なダイナミックに起源を志向する方法を採用することを明確にしている。 柳田の一国主義は幕末の尊皇攘夷的国学の流れから来ているのではないか。私は以前から柳田の「常民」絶対視は復古的な反動思想の一種だとにらんでいたから、白川が一国民俗学を強く否定したことは大いに腑に落ちた。 日本というのは成立以来ずっと中国文明の周辺文明であり、明治以後は西欧文明の周辺文明となった。周
トーハンがセブン‐イレブンの正体(金曜日刊)の配本を拒否したことが問題になっている。著者古川琢也氏はブログで次のように書いている。 『セブン-イレブンの正体』の委託配本を、出版物取次最大手のトーハンが拒否してきた。折衝に当たった(株)金曜日の担当者によれば、同社の拒否理由は「取締役の不利益になることはできないから」(本の中でも触れているが、セブンーイレブン・ジャパンの鈴木敏文会長はトーハンの出身であり、現在は同社副会長も兼務している)。 本の内容の当否はさておき、日本の出版システムの要となる大手取次が会社幹部の私的な利害を理由に配本を拒否するとは信じがたい。これが事実なら公器としての自覚をまったく欠いている行動といわれても仕方ないだろう。 日経ビジネスの過去記事(92年3月号)にトーハンが大学生協を日販に取られた事件の解説があった。 【誤算の研究】トーハン(旧東京出版販売) 物流整備の遅れ
日経BP出版局竹内さんからすすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠 を献本いただいた。 インターネットの普及は、危険な「カウンターナレッジ」(=ニセ情報)の蔓延をもたらした。カウンターナレッジを信じ、数百万の国民の命を危険にさらす大統領。カウンターナレッジで数億ドルを荒稼ぎするインチキ起業家。 ―という現状に警鐘を鳴らす本だ。著者は英国の宗教社会学者・ジャーナリスト。 「カウンターナレッジ」というのは簡単にいえば「デマ」だ。ただし「9.11はアメリカ政府の自作自演」とか「サプリでエイズが直る」とかいうたぐいの科学理論やら調査報道やらのもっともらしい仮面を被った悪質なデマを指す。 正直、一読して鬱になる。なぜ世の中にはこんなバカが多いのか? こういう本を読む人間はこんなバカなデマを信じるわけはなし、こんなバカなデマを信じるバカは絶対にこの本を読まない。 だが、そうも
大きな地図で見る ニューヨークタイムズによると、同社は昨年新築したマンハッタンの本社ビルを抵当に入れて2億2500万ドルを借り入れる予定という。ニューヨークタイムズは来年5月に5億ドルの借金の借り換え期限を迎えるため、資金繰りの悪化が懸念されていた。
ひさびさに文章の力というものを感じた。水村氏は文句なく巨匠だ。 「処方箋」には必ずしも全面的に賛同できないところもあるが、強烈な問題提起力の前にそんなことは小さい問題だと感じた。 書評、となると容易なことではないので、以下まったく断片的感想を。 紀伊国屋でも平積みになっているし、Amazonでも総合84位。こういった硬派ノンフィクションとしては異常な人気のようだ。しかし、バイリンガルでないにしても英語である程度自由にコミュニケーションができる人でないと、著者の危機感をストレートに共有するのは難しいかもしれない。案の定というか、Amazonの書評にもまったく見当外れな批判が一つならず投稿されている。 本書の大きな貢献の一つは、アルファベットを唯一最高の言語表記体系とする19世紀西欧の言語進化史観が明治政府の国語政策に浸透し、その地下水脈が米軍の占領のどさくさにまぎれて跳梁してして日本語の破壊
MIRAIでちょっと一言しゃべってきた。DropboxがいいといったらLife-X担当のソニーの湯原さんも「注目してます」と、ご存じだった。腰の引けてるシリコンバレーの大手を出し抜いて、ここでひとおもいにソニーでDropboxを買収してはいかが? プロデューサーの徳力さん、いちるさんに加えて、会場には「みたいもん」のいしたにさん、ネタフルのコグレさんも。ブログ界のオールスター状態。サントリーがど派手なハイボール・マシンをもちこんで大サービス。遠距離通勤者のかなしさで懇親会まで残れなかったのが残念。楽しい夕べでした。たいして面白いこともしゃべれず失礼しましたが、また呼んでください。 司会の徳力さん 手前がサントリーご自慢のハイボール・マシン パネルではチェルシーのまつゆうさん、ホフディランの小宮山雄飛さん(顔が半分隠れてる)とごいっしょした。まつゆうさんのユニークなガジェット論がおもしろかっ
オンライン同期/バックアップ・サービスのDropboxだが、クラウドでファイル同期―Dropboxはなにげに便利という記事を書いたが、その後あっというまに無料の2GBを使い果たしてしまった。有料アカウントは50GBが年$99とちと高い。$60なら速攻で申し込むのだが。 いったんクライアントをインストールすれば放っておいても、コンピューティング環境がすべて同期され、しかもオンラインにバックアップされる。ユーザー側で何もする必要がないというところが特に実用性が高い。 料金高めの件だが、似たようなサービスのOmnidriveが年間40ドルでけっきょくデッドプール入りしてしまったことを考えると、当面この値段は仕方ないところか。 TechCrunch日本版によるとVCの名門、Sequoia Capitalから資金調達に成功しているということなのでたぶんいきなり消えてしまうようなことはなさそうだ。(と
Bloombergの記事によると、ワシントンDC政府は警察、消防、学校を含む3万8千人の職員向けにGoogle Appsの有料版(広告なし、サポートあり)を採用したという。契約額は年間約50万ドル。6月の導入から半年たって順調に効果を上げているようだ。 MicrosoftのWindowsとOfficeの年間売上190億ドルと比較すれば、ケシ粒のような額だが、MS帝国の屋台骨に打ち込まれたクサビの先端であることは間違いない。 MSはその巨体の持つ慣性だけでも10年は楽に転がっていくだろうが、それだけにGMと同様「気付いたときには手遅れ」になる可能性がある。いまのOfficeは肥大化によって退化している。90%はほとんどのユーザーが一生使わないような無用のDTP機能で、残りの10%も使い勝手はよくない。無料のOpenOfficeのほうがむしろ使いやすく実用的だ。 金融パニックの巻き添えを食って
ながらく話題になっていたGoogleのスマートフォン、Androidの1号機のプレス発表が行われた。キャリヤはT-Mobile、端末の製造は台湾のHTC。 価格は179ドル。月額25ドルでウェブ閲覧無制限。タッチスクリーン、スライド式フルキーボード、カメラ、GPS、コンパスつき。 TechCrunchの共同編集長Eric Shonfeldは「Androidを使ってみた:iPhoneではない。が、かなり近い」と評価、CrunchGearのJohn Biggs編集長は「ほとんど完璧」で、「これが普及すれば、事実上Googleは全人類をGoogleの巨大なネットワークに繋げて、われわれのあらゆる入力と出力を制御することになる」ときわめて重視する記事を書いている。 Johnは名だたる新しいものずき(だからこそCrunchGearの編集長やってるわけだが)で、iPhoneの登場と同時に伝道師を買って
ロッキング・オンの創刊同人で初期ROを盛り上げたカリスマ、岩谷宏氏はその後、コンピュータ方面に転進、数々の著訳書を出してきた。岩谷さん、実は、この8月からTechCrunch日本版のレギュラー翻訳者に加わって精力的に仕事をされている。(TC日本版での署名はhiwa) 私は創刊4号(銀色のデビッド・ボウイーの表紙)が印刷から上がってきた日にROに加わったのだが、岩谷さんに初めてお目にかかったのがいつどういう状況だったかなぜか記憶がない。渋谷陽一や橘川幸夫と初めて会ったときの記憶ははっきりしてるるのだが。(渋谷は紺のトレンチコートを着ていた)。岩谷さんは赤みがかったナイロンジャンパーかスタジャンで銀縁の丸めがねかけて疎らなヤギヒゲはやしてたような気がするが、それはずっと後のことだったかもしれない。 新宿御苑前のロック喫茶のアルバイトやってるなんとか君と岩谷さんと一度マージャンしたことがあって2
先週「毎日新聞」をYahooで検索すると「検索のヒント」がこうなっていた。 毎日新聞 侮辱記事/毎日新聞 廃業/毎日新聞 英語版/毎日新聞 まとめ/毎日新聞 反日/毎日新聞 英語版 侮辱/毎日新聞 低俗/毎日新聞 悪行/毎日新聞 侮辱/信濃毎日新聞 最後の1件以外すべて「変態コラム」関連のキーワードで思わず笑ってしまった。毎日jpサイトを見ると現在(7/25)も自社広告だけ。有料広告はまったく目につかない。 事件の経過は「まとめサイト」に詳しいが、要は、英文毎日でライアン・コネルというオーストラリア人の社員記者が「六本木のクラブでは日本人の弁護士が豚を獣姦してから食っている」などという下劣卑猥な記事を7年も掲載してきたことが原因である。 これが5月下旬からインターネットで批判され始めたようだ。6月に入って2chにスレッドが立ってもしばらくは毎日新聞はほおかむりを続けたが、火の手が収まらない
昨年5月にGoogleの共同ファウンダー、サーゲイ・ブリンと結婚したバイオ・ベンチャー投資家のアン・ウォイチェスキー氏が立ち上げた23andMeは世界初の個人向けDNA解析サービスだ。当初は「サーゲイが奥さんにつきあって遊んでいる」程度の扱いをされていたが、ここにきてとうていそんなものではないことが明らかになってきた。創立わずか1年で事業の整備のスピードは驚異的だ。 1000ドル払うと、プラスチックの容器が送られてくる。唾を吐いて送り返すと数週間で驚異的に詳細な分析結果が送り返されてくる。 なるほど1000ドルは誰もが気軽に払える金額ではない。しかしこういう自動的な分析作業は典型的にスケールメリットが出る分野だ。日本円にして数万円程度にまで料金が下がるのは時間の問題だろう。 DNA解析によって疾病リスクを本人に知らせることで医療費の大幅削減が期待できるかもしれない。仮に検査費が2万円に下が
GoogleのOpenSocial陣営にひとつだけ欠けているものがあった。巨大ユーザーベースを持つアメリカ市場中心のSNSである。SNSの価値の源泉は「みんなが入っている」ことに尽きる。「加入者が増えるほどサービスの価値が増加する」というネットワーク効果が発揮される典型的な例だ。 OpenSocialについて「なるほどさまざまなアプリケーション(ウィジェット)がSNSで利用できれば楽しいには違いないが、所詮はオマケだ」という冷めたコメントも出ていた。 しかしMySpaceがOpenSocial陣営に参加してくるとなると、話はまるで違ってくる。登録アカウント数2億、Facebookに急追されているとはいえ、SNSとしてはユーザー数でもトラフィックでも段違いの1位だ。 しかもMySpaceは独自のアプリケーション開発言語(マークアップ言語)の開発を放棄し、サードパーティーのアプリケーション開発
ついにGoogleのソーシャルネットワークに対するグランドデザイン(の一端)が明らかになった。GoogleはOpenSocialというオープンAPIの規格とその規格をサポートするSNSホストを発表した。 詳細はTechCrunchのGoogleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへをご覧いただきたい。 OpenSocial APIとはアプリケーション開発者がSNSにアクセスして情報を引き出したり操作を行なったりするための規格だ。Open Socialに参加したSNS側では、この規格で定められた要求を受け取ったときに正しく処理できるようサーバにプログラムを実装する。 スタート時点での参加SNSは以下のおり。 Orkut、Salesforce、LinkedIn、Ning、Hi5、Plaxo、Friendster、Viadeo、Oracle。 Salesforceと
今回のアメリカ出張は一人旅だったので部屋でテイクアウトを食べる回数が増えた。帰り道のドライブを考えればアルコールは控えなければならないし、ちゃんとしたレストランでメシを食うというのがまた時間を食うオペレーションである。 泊まったのがシリコンバレーを縦断する大通りエルカミノレアル沿いのベストウェスタンで、近所に車で一回りするにも5分くらいかかる巨大ショッピングセンターがあった。定番のウォルマートが入っていたので、初日、まずそこへ行ってみたが、食品売り場でウォルマートがどういう性格の店か思い出させられた。 なにしろ安いのだが、量が半端ではない。ピザだのシチューだのパイだの、どれも数ドルで日本人なら家族数人が腹いっぱいになる量だ。回りを見るとこういうものを食っていればこうなる、という見本のような男女がよたよた歩いている。 閉口して、表に出ると、道の向こうのWhole Foodsの電飾に気付いた。
FacebookはアメリカのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)としては、圧倒的な1位のMySpaceのはるか後塵を拝する2位で、mixiを追いかけるGREEのような存在だった。 そのFacebookがAPI(アプリケション・プログラミング・インタタフェース=プラグインを開発する規格)の公開に踏み切ったのはほぼ1年前。「FacebookがAPIを新たに公開、開発者仲間に協力呼びかけ」という地味な記事がTechCrunchに出たが、わが国では、というかアメリカのメディアにもほとんど反響はなかったと思う。 Facebookでは約10ヶ月のベータテストを経て、今年5月末、単なるAPIの公開にとどまらず、サードパーティーによるFacebookアプリケーションの開発を全面的に許可、奨励することを正式に決定した。 それからわずか一月でFacebookへ雪崩のようにデベロパーが殺到しはじめている
Robert ScobleがGoogleへの反感・不信が強まるという記事を書いている。ScobleはブロガーのGoogleへの批判の声を紹介しながら、最近のGoogleはあまりにも秘密主義で尊大、一般にユーザーのプライバシーへの懸念に無神経すぎると評している。批判記事でいちばん説得力があったのはZDNetに掲載されたMary Jo FoleyのそれがもしMicrosoftの行動だったら許せるか?<という記事。最近Googleは社員にライバルのTシャツを着ないよう指示したというが、もしMicrosoftがそういう命令を出していたらどう思われただろうか、と質問している。 ValleywagはScobleの記事を引用したうえで、Googleという単語がdomination, dominateという単語の近所に現れる例を調査してグラフ化している。(下図)
ニューヨークタイムズの記事によると、音楽産業の次にWeb2.0の被害者になっているのはポルノビデオ産業だという。 下のグラフのように2006のオンライン、DVDのセールスは2005年に比べて15%もダウンしている。それでも$3.62B(4千300億円)というのは大産業だが。 わが国のビデオカセットレコーダーの普及にもポルノが大きな役割を果たした。ある年代以上のユーザーなら当時の著名なタイトルに(鑑賞したかどうかは別として)記憶があるだろう。ポルノ産業はテクノロジー面では基本的に恐れをしらないパイオニアの役割を果たしてきたのだが、Web2.0には打つ手がないようだ。このセールスの急減はP2Pネットによる違法コピーのせいではなく―それならブロードバンドが普及しはじめてからずっと存在する―ユーザー生成ポルノの氾濫とビデオ共有サイトの普及によるものだ。ポルノビデオの制作はあらゆるビデオコンテンツの
動画の再生ボタンを押すとどこやらの会場で司会者がもっともらしく「ああ、こちらのダグ・ゾーンカーが最近、ある論文を書いたんだが、私には、ええ、要約が難しい。ダグ本人にプレゼンをしてもらうことにした。ダグ?」とプレゼンターを紹介する。ところがそのプレゼンというのが抱腹絶倒。英語だが、この手のプレゼンの被害wにあったことがあれば日本人でも見ればすぐに意味がわかる。
■WEB2.0、ソーシャルサービスなど内外のウェブの動向をランダムにウォッチ中 ■TechCrunch日本版 の翻訳をしています。よろしく。 ソーシャルウェブ入門 Google, mixi, ブログ…新しいWeb世界の歩き方 Amazonで注文 Yahoo 楽天 本書へのご感想などのトラックバックは下記にお願いします。 http://socweb.blog80.fc2.com/tb.php/65-87abcccd 【以下再録】英語のcome、goの使い方はときとして日本語の「来る」、「行く」と逆になることがある。 一般的に「来る」は「主語が着目されたナワバリに近づく」ことをいい、「行く」は「主語が着目されたナワバリから出る」ことをいうと考えてよさそうだ。この点では、英語のgo, comeも同じ。 ただし英語の場合は「聞き手」がいる場合は「「聞き手基準」になることがある。(ソース:大英和
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