ハルヒはそもそもライトノベルとしての注目度が群を抜いていた。
5年ぶり、しかも史上わずか2人しか受賞していなかったスニーカー大賞の大賞を選考委員全員一致で推されるかたちで受賞した。
全体的な完成度の高さ、文章の巧みさ、言葉遊びのセンス、SF的な要素、小説としてのエンターテインメント性、いずれも新人作家の水準では突出していてライトノベル界にも鳴り物入りの大型ルーキーという感じだった。
ただ、ハルヒの最大の魅力とも言えるキョンの饒舌で妙に回りくどい語り口・文体をどうやってアニメーションに落とし込むかは製作側も頭を悩ませていた。
アニメ化にあたって監督の石原立也もハルヒの面白さは小説を読む面白さで映像化に向いていないのではと不安を感じていたし、作者の谷川流も「本作をアニメにして面白いのか」と疑問を抱いていたらしい。
でもま、今の売れてるweb小説やラノベを読んだら分かるけど、ハルヒの原作の表現は今の時代からすると古くさすぎて、これが売れるとは到底思えない。
単に古いって意味じゃなくて、00年代初期のオタク文化が濃厚な時代のオタク向けに売ってただけあって理屈っぽくてダラダラ長くてジジくさい。
tiktokだの倍速視聴だのに慣れた今のオタクがハルヒの原作を読んでも魅力を感じないと思う。
話を戻すと、結果的にハルヒのアニメ版が社会現象を巻き起こすほどに大ヒットしたのは、やっぱりそれだけ原作が注目を浴びていたのと、あとはたまたま時代が合っていただけだと思う。
ハルヒのアニメが開始した2006年、ニコニコやYouTubeがまだサービス開始して間もない頃で、アニメの配信サイトなんて当然ないから違法アップロードが蔓延っていた無秩序な時代だった。ハルヒも普通にアップロードされていた。
そういうネット動画の黎明期とアニメ版開始たまたま重なって、たまたま奇跡的なレベルで嚙み合ったっていう時代の恩恵が大きいと思う。
今ハレ晴レユカイのダンスみても何も萌えないしときめかないでしょ。もっとかわいいアニメなんて腐るほどあるんだから。
谷川流がまた新刊出し始めたせいか知らんけど令和の今になってもなお平野綾がハレ晴レユカイを踊らされているのを見ると可哀想と思う。
これ当時大人気だったらしいけど全く魅力がわからない ハルヒもキョンも性格が悪すぎるし学園青春モノにしては別にたいして全員仲良くもないし何が人気ポイントだったの? いちおう...
アニメ単体で見てもハルヒの魅力はわからないと思う。 ハルヒはそもそもライトノベルとしての注目度が群を抜いていた。 5年ぶり、しかも史上わずか2人しか受賞していなかったスニ...
だいぶ事実誤認が混じってるね。 この記事を読むといいよ。 https://anond.hatelabo.jp/20181212171225#
作画が当時基準で最高傑作なんだね。 ハルヒ出てきて、後のアニメがそれ規準で良いか悪いかのライン引かれるようになったぞ。
特にハマってはなかったけど傍から見てた当時の印象としては ・1話だったかの自主製作映像の下手さがリアルすぎるとかでまずバズった ・しかも原作の時系列と違うみたいだぞでまた...
やっぱこういう長文書ける人間の言うことが一番納得感あるな 当時リアルタイムで経験してた俺の実感としても合ってる というか、「俺様が見定めてやろう」みたいなマウント姿勢でア...
分かるよー でも世界中でヒットしたんだよね いや、アニメじゃなくてエンディングのダンスがね つまり違法行為が流行ったってっ事
なろう系も何がおもろいのか分からんけど流行ってるじゃん。なぜ流行ったのか、に答えはない。 たまたま流行った。それだけ。 何にでも理由をつけたがる人いるけど意味ないよ。
ハルヒの流行にはニコニコ動画の影響が大きいと思う ニコ動の登場は、オタク史の転換点だったと思うね
まあわかる...SFっぽいフレーバーも好きだったけど、あれは京アニとかいうやべースタジオのアニメがやるぞい!って話題になって 前評判を裏切らない(当時としては)神作画が毎週放送さ...