2024-06-13

俺のオススメライトノベルベスト

3位 ライトノベル定義

あなたライトノベルと思うものライトノベルです。ただし、他人賛同を得られるとは限りません。」

ラノベの魅力というのはある種の時代性と限定性だと思うんですよね。

特定の時期の特定の界隈以外ではあまり評価されていないようなものほど、ラノベとしての良さがある。

時代を超えて評価される作品は単なる「名作文学」でしかなくて、それはライトとは呼べないと思うんですよ。

ライトノベル定義』なんてものは、どうせあと30年もして5chも滅んでしまったら皆忘れてしまうでしょう。

その昔、そんなネットミームがあったという思い出の中に消える。

この「思い出の中に消える」という部分こそがラノベラノベらしさだと思うわけです。

2位 アーサー王伝説

ある種の時代性と限定性とさっき言ったばかりなんですが、たとえば人類全体の中で感染症が途切れることなく飛び交い続けるかのようにいつも誰かが罹患している中二病があったとしたら、それは個々人の感覚では「アーサー王めっちゃ好きだった限定的な時代」として存在すると思うわけです。

人類の中にいつからかずっとアーサー王伝説存在するんですけど、それはいつの時代においても子供時代に憧れる英雄譚でしかなくて、大人になったらごく一部の人間を除けば自然卒業するような物語だったと思うわけです。

魔術師に導かれ伝説の剣を引き抜いた若き王、奇跡と魔術と剣と聖杯魔女陰謀、集う仲間、崩れ去る絆、誰もが一度は憧れるような殿堂入り中二ストーリー

ライトノベルの王と掲げても誰も文句は言わぬでしょう。

1位 ラノベレビューラノベ感想ラノベ考察ラノベ天狗

どれが一番好きとは言わないんですが、ラノベ本体は読後に読者が綴る怪文書だと思っております

ラノベというコンテンツで一番面白いのは読者なんですよ。

子供部屋に籠もって妄想たくましく自意識をこじらせた者たちが、インプリンティング効果ウェルテル効果電波ゆんゆんになって書き上げる承認欲求ダダ漏れレビュー

遊びの本を読んで、特に責任もないままに、勢いだけで一気に書き上げて、翌朝になって恥ずかしくなって消そうとするも、レビューいいねがついているので消さずに残す。

そういった諸々に宿る安易ジャンク薄っぺらさこそが最もライト文芸なわけです。

0位 あとがき

それを、作者がやると、マジで痛くて面白いんだなコレが。

俺はラノベあとがきから読むことにしてる。

あとがき大人しい作者のラノベアクセルが踏み切れてなくてつまらない。

あとがきから滲み出る中二病の濃さが、作家の才能を見極める最も端的なバロメーターなのです。

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