2024-12-13

朝起きたら家の前に謎の置き手紙が…

先週の土曜日、朝起きて玄関を開けると、ポストの上に一枚の手紙が置かれていた。薄い白い封筒に、黒のボールペンで「〇〇様へ」とだけ書かれている。差出人の名前もなく、表面にはそれ以上の情報はない。

正直、こういうのは映画ドラマの中だけの話だと思っていた。現実でこんな手紙を見つけたら、普通なら警戒するだろう。でも、興味本位が勝った。封を開けてみる。

「お願いだから、気づいて。」

たった一言。それだけしか書かれていなかった。

…何に気づけばいいんだ?何の話?意味が分からない。まるでホラー映画の冒頭みたいだ。

その日は1日中手紙のことが頭から離れなかった。「気づいて」って何?何か忘れていることがあるのか?重要出来事を見逃しているのか?家の中を見回しても異常はなし。身の回りの人にも特に変わった様子はない。

夜になっても答えは見つからず、半ば諦めて眠りについた。

翌朝。

玄関を開けると、また手紙が置いてあった。昨日と同じ白い封筒。震える手で開ける。

「もう遅い。」

…何が遅いんだ!?怖くなってすぐに警察相談しようかとも思ったが、ふとあることに気づいた。

カレンダー確認すると、その日は母の誕生日だった。

慌てて電話をかけると、「忘れてるかと思ったよ」と少し拗ねた声が返ってきた。手紙のことを話すと笑いながら、「そんなことするわけないでしょ!」と呆れられた。

じゃあ、あの手紙は一体誰が?

…今でもその答えは分からないままだ。ただ、あの手紙のおかげで母の誕生日を思い出せたのは確かだ。

これが偶然か、誰かのいたずらか、それとも…?

今も玄関ポストを見るたびに、少しだけ胸がざわつく。

  • あーあれだ なかなか気付かないもんだよね まずは手鏡を用意します 洗面所の鏡の前で合わせ鏡にして後頭部を見ます 長~い友達を失ってることに気付きます でも手遅れなんだよね仕...

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