2013-06-10

指原梨乃の1位が正解な本当の理由





一位が指原で幕を閉じたんだけど

外部の人たちは多分理解できなかったと思う。

なんで指原なの

指原で大丈夫なのか

指原で本当にいいのか

不思議だと思うんだよね。

でも実は

指原一位はファンが強く望んだことだし

そして

今回の一位は指原じゃなきゃいけなかった

とファンはそう思ってた。

からこそ15万票も集まったんだよね。

一部の熱狂的なファンだったりなんかの組織票ではさすがにここまでの票数はいかない。

ファンの総意が指原だったんだよね。

からちまたではなんかいろいろ言ってっけど

実はファンは指原一位を歓迎しているんだよね。




AKB48とはなんなのか

まあ

いろんな側面から語られるんだけど

つの側面として

「変化」というのがある。


AKB48とは変化しまくってここまで来たんだよね。

この変化は

もともとは秋元康戦略でもあったんだろうけど

無理やりだった。

無理やり変化を押し付けてきたんで

メンバーもファンも

「おい、いいかげんにしろよ。どんだけメンバーにつらい思いさすねん」

と、いつもいつも思ってて

からファンは運営側が大嫌いなんだけど

でもこの「変化」が

彼女たちを進化させたし

たくさんのストーリーを生んできた。

そしてそのストーリーにぼくたちファンは酔いしれてきたんだよね。

AKB48ミリオンを連発してて

うそろそろ終わりだろうと過去散々言われてきて

嫌いな人たちは「これ、いつまで続くの」と思ってるんだろうけど

でもAKB48をここまで大きくさせたもの

ここまで続かせた一つの理由が「変化し続けた」ことにあると思う。

ここがAKB48おもしろさであり真髄だったんだよね。


そしてね。

いつしか

この「変化し続けなければいけない」は

ファンの間の中にも深く深く浸透していったんだと思う。


最初は無理やり変化させられてきて

まあ、それは今現在もそうなんだけど

こんだけ変化させられてきてるから

いつしか

この「変化し続けなければいけない」は

意識するしないにかかわらず

ファンのDNAAKB48全体のDNAになっていった。


秋元康がよく言うんだけど

予定調和はつまらない」と

この言葉がいつしか知らず知らずにファンの中にも刷り込まれ

そしてAKB48おもしろさをもここに感じるようになってきていた。

そういう意味はいつもいつもぼくらは秋元康に踊らされてるんだけどね。



今回の選挙に話をもどすと

今回のこの選挙はファンにとってもすごく重要だった。

それは

第2章のストーリーの始まりからなんだよね。


前田敦子卒業して第1章は終わった。

ミリオンを連発しまくってて

今もしているこのグループにとって

新たなストーリーの始まりであるこの選挙は本当に本当に大事だった。

最初

世間一般的にも

ファンの中でも

今回の選挙大島優子渡辺ゆの争いだと思われてた。

だけど

はたしてそれでいいのかという強烈な思いがぼくにはあった。

この二人の戦いだったら

それはあまり予定調和で作られたストーリー過ぎて

それがはたして第2章の幕開けでいいのかと本当に思ってた。

一応一言いっておくと

ぼくは

大島優子渡辺まゆも大好きなんだ。

本当に大好きなんだけど

AKB48全体を考えたときにこの二人の争いにしていいのかと強烈に思ってた。

それじゃあ今までの延長戦じゃないかと。


そしたら速報で指原が一位だった。

最初はぼくもめちゃくちゃ驚いたんだけど。

それはないわ

と心底思ったんだけど。

でもよくよく考えると

これが一番いい手に思えてきた。

そしていつしか

AKB48のためにはこれしかないとすら思うようになってたんだよね。

もちろん速報前からそう思ってた人もいるだろうし

から速報が一位だったんだろうけど

速報後に気づいた人もいると思う。

この手があったかと。

そういう意味で指原が速報一位じゃなかったら本番も一位でなかった可能性があるとすらぼくは思っている。

外部の人にAKB48選挙は変化していると思われているのかどうかはよくわからないんだけど

実は上位陣というのは

第1回目のときからあんまり変わっていない。

ちょこちょこは変わってんだけど

相対的にみるとほとんど変化していない。

それは上位陣の圧倒的強さというのもあるんだけど

でもそれでいいのか

という想いは多分ファンの誰しもが思ってたと思う。

でも崩せないんだよね。

崩せないぐらい強い。

でもそこをなんとか崩していかなきゃいけない。

そんな想いのなかの速報指原一位だった。

多分その崩さなきゃいけないというみんな想いが指原の肩に乗っかっちゃったんだよね。

指原ならひょっとして崩せるんじゃないか

大島優子の厚く高い壁さえ崩すことができるんじゃないか

きっとみんなその想いを指原に託したんだよね。

これは大島優子にとってもよかったと思う。

多分大島優子が連覇してしまうと

大島優子が高すぎる壁であり続けると

「変化すること」が至上命題AKB48にとっては

大島優子の目の前に「卒業」という二文字がかなり明確な形で現れたと思う。

多分ファンはうすうすだけどそのことをも感じ取っていた。

優子には勝ってほしいんだけど

だけど卒業だけはしてほしくない。

複雑な想いがあったんだよね。


でもそこに指原が現れた。

指原は恰好の素材だった。

指原が勝っても誰も傷つかないし

そして何よりものすごい「変化」を起こすことができる。

これこそがAKB48であり第2章の幕開けにふさわしいんだと。

結果として指原が一位だったんだけど。

これはそんなファンの想いがあったとぼくは思ってる。

そしてね。

この結果は来年以降にすごくつなげることができるんだよね。

ものすごい厚く高い壁の上位陣を崩すことができれば

来年本当に自分たちが「押している子」をセンターに持っていくチャンスにつながる。

「押している子」がいる人たちにとってはなんとか上位陣の壁を崩したかった。

からつの山を崩すことができた来年以降が本当に楽しみなんだよね。

来年以降の希望が見えたという意味で本当にいい結果だったとぼくは個人的に思ってる。




最後

なんかこう書いてくると

指原が当馬みたいなんだけど

これ誰も書かないだろうし

ファンの人も大声を上げないだろうけど

実はね。

AKB48ファンはみんな指原のこと好きなんだよね。

大好きなの。実は。

このことをぼくは確信している。


指原は

歌もうまくないし、ダンスもへただし、顔もとびっきりの美人ではないんだけど

へたれなとこもあるんだけど

総選挙スピーチでもダダすべりしてたんだけど

それら全部をひっくるめて

AKB48を大好きな人たちって

実は指原のことが大好きなんだよね。

実は彼女はファンからめちゃくちゃ愛されてる。

キャラがあるんで、ファンも大声では言わないんだけどね。

でなきゃ、なんだかんだ言ったって15万票も集まんないよね。



からいろいろ言われるだろうけど

一つ間違いないことはファンが指原を選んだということ。

そしてもう一つ間違いないことはファンは指原を絶対に支えていくということ。

ぼくはこの結果で本当によかったと心の底から思ってる。



さっし~一位おめでとう

ただのAKBオタより

  • キモオタ怖

  • 一位がJavaScriptで幕を閉じたんだけど 外部の人たちは多分理解できなかったと思う。 なんでJavaScriptなの と JavaScriptで大丈夫なのか JavaScriptで本当にいいのか と不思議だと思うんだ...

    • 感動をありがとう。元々JavaScriptはできるこだと思ってたけど、 プログラミング言語を"彼女"と称されると愛しさと嬉しさが半端ないわ。

  • 別に売り方とかはどうでもいい。 ファンが納得して金を払ってるなら周りが口をだすことではないし、 俺だって某アイドル声優を10年以上追い続けているから、気持ちは十二分にわか...

    • 視聴率20%取ってるんだから「世間は多少なりとも関心がある」とは言えるでしょ。 少なくとも日本シリーズの結果程度には。

    • 「この子は最近露出が増えてるから一般人認知度も上がってる」 上がってねえよ、それはお前らが一般人の1000倍AKBの情報にアンテナ張ってるからだよ。 AKBの誰かが出てても「AK...

  • AKBファン+HKTファン。ただの足し算。

  • http://anond.hatelabo.jp/20130610192126 こういうのがあって話題になっているみたいなので、僕も一言。 AKB48のセンターってのは、国民的アイドルの一番人気で顔役、というよりは、アンチAKB48全...

  • 小林よしのりさん、「邪道には邪道のポジションがある」 AKB48総選挙の指原莉乃1位を受けて http://jp.ibtimes.com/articles/45251/20130610/141825.htm この記事を読んで、引いた。 自分はアイドルDDだ...

  • 指原梨乃の1位が正解な本当の理由 http://anond.hatelabo.jp/20130610192126 なにも分かってない…「変わった」じゃなくて「元に戻った」だろ。 元々ビ○チを秋元が集めてたのに、罷り間違って...

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