長崎への原爆投下79年、反核セレモニー (8月9日)
2024/08/30 Fri. 06:15 [edit]
トゥール市で行われたセレモニーに参加しました。下記に報告します。
核兵器廃絶を掲げる市民団体は、毎年8月6月から9日まで断食と催しを企画していますが、 今年はトゥール市で行われました。
前日にトゥール入りした私達は、夕方会場へ向かいました。
ロワール河畔に到着すると、「フランスは核兵器禁止条約に署名すべきだ」と書かれた手製の横幕が目に入りました。
人々が散歩をし、河畔のカフェには沢山の人々が憩う、和やかな所でした。
知り合いも多い参加者達に挨拶をした後、18時からは河畔でアニメーション(大道芸人、コント、歌等)が催されました。
その後、当日の報告会、翌日のセレモニーに付いてのミーティングがありました。
翌朝は10時集合、持参した手編みの横幕も含め、皆と一緒に会場を準備しました。
11時に始まったセレモニーは、ヨーロッパ・エコロジー=緑の党の副市長、県議会議員からの スピーチで始まりました。
私達は、被曝者達の現状、西洋諸国6ヵ国と欧州連合が長崎市長に宛てた手紙、その結果、 数人の大使が欠席して行われた長崎での平和祈念式典について、地域紛争により増加する核の脅威、被ばく2世による裁判を通しての闘争、そして、福島の放射性汚染水の海洋投棄を含めた原発状況等について 報告しました。
又、被ばく者達の詩、井伏鱒二の黒い雨の一節も朗読されました。
持参した武藤類子さんのフランス語版テキスト40枚は、全て配布しました。
核兵器保有国の旗の上に倒れていた人々は、核兵器が廃絶される事により蘇生する、と言う寸劇の後、 明るく楽しい音楽と共に、輪になって踊りました。
例年よりは参加者の少ないセレモニーでしたが、断食をしている人達から来てくれてありがとう、 と言われ、参加できてよかったと思いました。
来年は原子爆弾投下から80周年です。
断食の終了後、軽食が用意された市長舎で記念写真を撮りました。
category: アクション
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