福島原発事故13周年集会 (3月10日日曜日)
2024/03/18 Mon. 02:58 [edit]
パリ・レピュブリック広場にて、福島原発事故13周年集会を行いました。
下記はその報告です。
危惧していた雨も午前中に止み、会場の準備の為、私達は13時にレピュブリック広場に集まりました。
広場には、他の催しに沢山の人が集まっていました。後になって、それがトロピカル・カーニバルと分かるのですが、14時にはパレードに出発するから広場は静かになるとのことでした。
私達は他のNPOの人手も借りて、テントを立て、会場を横幕等で飾って集会の準備をしました。
よそもののブースには、資料、ちらし、食品が綺麗に並びました。
広場が静かになるのを待ちながら用意した会場は、今年新たに作られた幕も含めて沢山のスローガンで飾られました。
「セーヌ沿いの福島」、「原子力と廃棄物にノン」「脱原発をして未来を変えよう」等です。
仲間達が自宅の庭から運んでくれたスピノサスモモの枝は、桜に似た淡いピンクの花を咲かせていました。
パレードの出発が遅れて、1時間以上遅れて始まった集会でしたが、まず武藤類子さんのテキストを朗読し、一分間の黙祷を捧げました。
NPOとしては、脱原発ネットワーク、グリーンピース、アタック等6団体、政党はフランス・アンスミーズが それぞれスピーチをしました。
原発事故をもう起こさない、原発は気候対策にもならないのだから、その為の原発回帰を阻止しようとアピールし、フランスでの今後のアクションの告知もありました。
最後に飛び込みでスピーチした若者は、PEPS (大衆的かつ社会的なエコロジーの為に)と言う比較的最近出来たグループの人ですが、 黄色いベスト運動の流れを汲み、大地の蜂起運動等とも連帯すると、 とてもいい内容の話をしました。
防護服を着た仲間達は、「目を覚そう!」と題した寸劇を演じ、原子力は民間も軍事も自殺的であると訴えました。
音楽を担当したグループ「Zeppin」は、スピーチの合間を縫って3回演奏をし、大小の太鼓、三味線と歌はとても評判が良かったのです。
福島由来の会津磐梯山を始め、ソーラン節や東京音頭もあり、最後は皆んなで踊りました。
ミュージシャン達と一緒に撮った写真は「これ以上海を汚すな!
会員が心を込めて作って食品は、美味しく人気があり、完売しました。
集会の後は、皆がテントを畳むのを手伝ってくれ、後片付けも手際良く済みました。
今年も福島原発事故13周年集会を行う事ができて、本当に良かったと思います。
参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!
category: アクション
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