龍宮とは? わかりやすく解説

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りゅうぐう【リュウグウ/竜宮】

読み方:りゅうぐう

太陽系小惑星1993JU3の名称。アポロ群属す地球近傍小惑星の一。直径は約700メートル平成31年20192月令和元年20197月日本小惑星探査機はやぶさ2着陸し2回目サンプル採取にも成功した。名称は、サンプル採取を、浦島太郎竜宮城から玉手箱持ち帰ることになぞらえたもの。

[補説] 引力きわめて小さいため、はやぶさ2の「着陸」は接地接触に近い。JAXA1回目着陸点を「たまてばこ」と、2回目のを「うちでのこづち」と名付けた


りゅう‐ぐう【竜宮】

読み方:りゅうぐう

深海の底にあって竜神乙姫(おとひめ)などが住むという、想像上宮殿竜宮城


りゅうぐう 【竜宮】

深海の底にあって竜神が住むという宮殿竜の宮浦島太郎説話名高い転じて海中あるいは海上楽園異郷をいう。インド竜樹菩薩海竜王の宮に六百年いて、世にまだ伝わらない華厳経』を心に誦し世に出、これを流布したとの伝説がある。

竜宮

読み方:リュウグウ(ryuuguu)

初演 弘化3.7(江戸河原崎座)


竜宮

読み方:リュウグウ(ryuuguu)

所在 愛知県知多郡武豊町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

龍宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 08:55 UTC 版)

龍宮(りゅうぐう、竜宮とも書く)または竜宮城(りゅうぐうじょう)、水晶宮(すいしょうきゅう)、水府(すいふ)は、中国日本各所に伝わる海神にまつわる伝説に登場する海神の。日本風のよみをして龍の宮(たつのみや)、龍の都(たつのみやこ)、海宮(わたつみのみや)などとも呼ばれる。




「龍宮」の続きの解説一覧

龍宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 08:17 UTC 版)

「龍宮」の記事における「龍宮」の解説

乙姫あるいは龍王統治する世界として水中存在するとされている宮殿あるいは世界日本物語(『お伽草子』など)や昔話伝説では「わたつみのみや」などにくらべ「龍宮」であるとする設定数多くみられる、そのため、龍宮と通じた場所であるとする伝説残されている地は各地にひろく点在しており、以下にあげた例以外にも全国各地無数に存在している。能では「上は非想雲の上。下は下界龍神」(『和布刈』)など、下界(げかい)という言葉使われたりもする。これは仏教における上界浄土天道)との対語であり龍たちの世界欲界属するというもので、仏典由来するもの浦島太郎乙姫が住む宮として龍宮が登場浦島太郎助けた亀の背中乗って行った。 城の中では時の経つのが緩やかであったという。中と外では時の流れ異なっていた。 四季同時に楽しめる庭が城の四方存在しており、東には春、南には夏、西には秋、北には冬の景色が存在している。 龍樹南の海中にある龍宮で、仏教経典である『華厳経』のうちの下の巻上中下の3巻があるとされている)を授かったという伝説中国などでは仏典などに記される。このときに龍宮から得た経文文字梵字)のはじまりとなったとする話(龍宮相承)も存在する孫思邈そんしばく竜王が住む水中にある宮殿として龍宮が登場唐の時代名医孫思邈助けて龍宮に行き龍王から30種類製薬方法教わったという説話が『続仙伝』にある。 月界長者天竺につたわる説話として、月界長者造った阿弥陀如来材料黄金は、龍宮の黄金(紫摩黄金とされる古浄瑠璃月界長者』 などに登場安倍晴明あべの せいめい安倍晴明あつかった近世説話には、晴明子供のころに堺で亀がいじめられていたのをたすけた礼に龍宮へつれてゆかれ、龍仙丸(りゅうせんがん)というものをもらったという場面登場する。これを耳にいれると動物たちのしゃべる言葉の意味理解できたという。詳細は「安倍晴明物語#安倍晴明物語一代記 ニ」を参照 福島県二本松市(旧塩沢村)ある人が川で鍬を洗っていて、誤って水中落とし水底探し回っていたら龍宮まで辿りついてしまった。その龍宮では、ただ1人美しい姫がいて、機織りをしていた。3日目帰るが、では25年ほどの時が過ぎていた(龍宮では外の3041分の1以下時間の流れとなる)。その記念として、機織御前御社建てた三重県志摩市伊雑宮に竜宮から戻った海女持ち帰ったといわれる玉手箱保管されている。 長崎県対馬市海神神社和多都美神社など海神系の神々祀る古社多く古くから龍宮伝説残っている。 琵琶湖藤原秀郷瀬田の唐橋で龍宮の者から救けを乞われ大百足退治した。龍宮の王は大百足退治した礼として秀郷に避来矢呼ばれる神秘的な大鎧与えた宮城県気仙沼市山神と龍宮がどれだけ珍しいものを知っているかという争いをして、龍宮(龍宮さまとされる女神)が勝った話が漁師伝承されている。山神はオクズ(気仙沼タツノオトシゴの意)を観た事がなく、負ける。 香川県三豊市龍宮城三豊市詫間町荘内半島にあったとする伝説がある。一帯には、浦島太郎生まれた場所とされる「生里」、玉手箱開けた「箱」、箱から出た煙がかかった紫雲出山」ほか浦島太郎伝説にちなむ地名多く残っている。浦島太郎の墓や太郎助けた亀が祀られている亀戎社もある。 中国蘇州金生きんせい)という男が金龍大王の娘(竜女)と恋仲になる。竜女は、「30年後にまた会おう」と約束したが、金生は、「30年後では私はよぼよぼだ」と嘆いた。すると竜女は、「龍宮に老いはない。若さを保つのは簡単」とつくり方渡して去った。その服用し続けた金生60歳になって若さ保ち1日ほど黄河渡っていると、上流から蓮の葉乗る竜女現れ連れだって共に神仙去ったという。 竜宮童子 竜宮女房 岐阜県揖斐郡揖斐川町白石山の淵にある龍宮の乙姫が、白石山西の麓の泉の湧水毎日炊事洗濯や、谷汲山の岩屋参籠していた菅原道真さしあげその時に彼女が歌ったとされる歌が残されている。岐阜県代表的な湧水として姫ヶ井の泉が今も残る。白石山には、尸羅ヶ池より住み着いた尸羅(しら)という嫉妬狂った龍女が、八丈岩という大岩相手龍女夜叉)を襲ったという伝説があり、彼女が住む洞窟の池は龍宮に続くと伝えられている。

※この「龍宮」の解説は、「龍宮」の解説の一部です。
「龍宮」を含む「龍宮」の記事については、「龍宮」の概要を参照ください。

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