臭化ナトリウムとは? わかりやすく解説

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臭化ソーダ

分子式BrNa
その他の名称臭化ナトリウム、臭化ソーダ、Sodium bromide
体系名:ナトリウムブロミド


臭化ナトリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 15:05 UTC 版)

臭化ナトリウム
識別情報
CAS登録番号 7647-15-6
特性
化学式 NaBr
モル質量 102.894 g/mol
外観 White powder
密度 3.21 g/cm3、固体
融点

755℃

沸点

1390℃

への溶解度 73.3g/100mL(20℃)
116.0 g/100mL(50℃)
熱化学
標準生成熱 ΔfHo −361.062 kJ mol−1[1]
標準モルエントロピー So 86.82 J mol−1K−1
標準定圧モル比熱, Cpo 51.38 J mol−1K−1
危険性
安全データシート(外部リンク) External MSDS
EU Index Not listed
引火点 800 ℃
半数致死量 LD50 3500 mg/kg
関連する物質
その他の陰イオン フッ化ナトリウム;塩化ナトリウム;ヨウ化ナトリウム
その他の陽イオン 臭化リチウム;臭化カリウム;臭化ルビジウム;臭化セシウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化ナトリウム(しゅうかナトリウム、sodium bromide)は、ハロゲン化ナトリウムの一種で、ナトリウムの臭化物。化学式はNaBr。

ナトリウムイオンおよび臭化物イオンからなるイオン結晶で、塩化ナトリウム型構造をとり、格子定数は596.1pmである[2]。融点755℃、沸点1390℃。比重は3.21。への溶解度は20℃で73.3g/100ml、50℃では116g/100ml。水溶液を濃縮すると2水和物が析出する。19世紀後期から20世紀初頭にかけて鎮静剤抗てんかん薬として広く使われた。

化学反応

臭化ナトリウムの水溶液に、酸化還元電位が高く、より酸化作用の強い気体塩素を吹き込むと臭素が生成する。

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