grit
「grit」とは、「砂粒」や「砂利」「ちり」「ほこり」といった石や砂などがばらばらに小さくなった粒子を意味する英語表現である。
「grit」とは・「grit」の意味
「grit」とは英語の名詞・動詞である。名詞「grit」として、基本的に「砂粒」「砂利」「ちり」「ほこり」「固い粒」「砂岩」といった意味を持つ。また会話中に「grit」を使用すると、「根性」「気概」「やる気」「ガッツ」「勇気」「不屈の精神」といった意味を指す。さらに「guts(ガッツ)」「resilience(復元力)」「initiative(自発性)」「tenacity(執念)」の頭文字を取って「GRIT」と言う。日本語で「グリット」とも呼ばれ、近年グリットを鍛えることを目的とするビジネス書が多く発刊されている。名詞「grit」の複数形は、「grits」である。「grits」は、アメリカ英語で「粗びき穀物」「ひき割りトウモロコシ」といった固有の意味を持つ。動詞「grit」は、歯などを「食いしばる」「きしらせる」「ギシギシと鳴らす」といった意味を表現する。さらにイギリス英語では、凍った道路に「砂をまく」といった意味を表す。「grit」の語源・由来
「grit」の語源は、ゲルマン祖語を起源とする「砂粒」「砂」といった意味の古英語の名詞「grēot」から来ている。また「岩」「石」といった意味の古ザクセン語の名詞「griot」、古フリジア語の名詞「gret」、古ノルド語の名詞「grjot」、「砂粒」「砂」といった意味のドイツ語の名詞「Grieß」も関連があるとされている。1800年初頭のアメリカにおいて、「grit」が「根性」「気概」といった意味を持つようになった。「GRITスコア」とは
「GRITスコア」とは、アメリカの心理学者「アンジェラ・ダックワース」が提唱する「やり抜く力(GRIT)」を、数値で可視化したものである。「グリット・スケール」と呼ばれる10個の項目に答え、答えた項目の点数の合計を10で割ったものが「GRITスコア」になる。アメリカでの平均は約3.8とされている。「GRIT(アンジェラ・ダックワースによる本)」とは
「GRIT(アンジェラ・ダックワースによる本)」とは、アメリカの心理学者「アンジェラ・ダックワース」が、2016年にリリースした著作である。邦題は「やり抜く力 ――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」で、「ダイヤモンド社」から出版されている。「アンジェラ・ダックワース」の研究によれば、成功に必要なのは先天的な才能や家庭環境ではなく、「やり抜く力」が重要としている。そして「やり抜く力」は、目標の設定や成功体験の積み重ねなどのトレーニングにより、後天的に鍛えることが可能としている。「grit」を含むその他の用語の解説
「GRITスケール」とは
「GRITスコア」を測るための調査である。「GRITスケール」は10個の質問で構成され、質問の答え毎に点数が割り振られている。点数の合計を10で割ったものが「GRITスコア」になる。また奇数番目の質問が「情熱」に関する質問、偶数番目の質問が「粘り強さ」に関する質問であり、それぞれの合計を5で割ることで、「情熱」と「粘り強さ」のスコアを出すことも可能になる。
「GRIT力」とは
「アンジェラ・ダックワース」が提唱する「やり抜く力」を意味する。「やり抜く力」は、目標に向かって努力を続ける「情熱」と、どんなことがあっても諦めない「粘り強さ」の2つで構成されている。
「grit」の使い方・例文
「grit」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・When I was cleaning my room, there was a lot of grit and dust flying around.(部屋の掃除をしていたら、塵や埃がたくさん飛んでいた)
・I heard someone stomp on the grit outside my house.(家の外で誰かが砂利を踏みつける音がした)
・He doesn't have grit enough to start a new company.(彼には新しい会社を始めるほどの気概がない)
・It was so cold last night that everyone gritted the roads this morning.(昨夜はとても寒かったので、今朝はみんなが道路に砂を敷いていた)
「grit」の発音・読み方
「grit」の発音記号は、「ɡrít」と表記される。「grit」の読み方は、カタカナで「グリト」と表記される。「グリト」の「リ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「grit」の活用変化一覧
動詞「grit」の活用形は、三人称単数現在形が「grits」、動名詞・現在分詞が「gritting」、過去形が「gritted」、過去分詞が「gritted」と変化する。グリット
グリット
グリット
グリットストーン
(グリット から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/13 22:14 UTC 版)
この項目「グリットストーン」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:英語版 "Gritstone" (04:49, 15 October 2016 UTC)) 修正、加筆に協力し、現在の表現をより原文に近づけて下さる方を求めています。ノートページや履歴も参照してください。(2016年12月) |
グリットストーン(英語: gritstone)またはグリット(英語: grit)は、固くて目の粗い、石英質の砂岩である。この言葉は特にこのような砂岩が建築材料として切り出された場合に用いられる。イギリスのグリットストーンは粉ひき、製紙パルプ製造に使用される石臼や、刃物用砥石として用いられた。"グリット"は角張った砂のかけらが埋め込まれたグリットストーンに対して用いられる。それは通常小さな小石に混ざっている[1]。
「磨石硬砂岩」は北イングランドのピーク地方とペナイン山脈にみられる、一続きのグリットストーンに対する非公式な呼び方である。これらの流送土砂は石炭紀にできた三角州のあとである。「磨石硬砂岩群」はこの連続した岩に対する正式な層序学用語である。
ピーク地方のグリットストーンの岩壁は、重要なクライミングスポットであり、イギリスのロッククライマーにとても好まれている。また、信仰の対象でもあり、「神が持つ岩」としばしば呼称される[2]。ざらざらした表面は摩擦抵抗を生み、クライマーが立ったりつかんだりするのに絶妙な特徴となっている(詳細はピーク地方におけるロック・クライミングを参照)。
関連リンク
脚注
- ^ Glossary of Geology (5th ed.). Alexandria, Virginia: American Geological Institute. (2005). ISBN 0-922152-76-4.[要ページ番号]
- ^ Whitehouse, Annie (1999). “An Interview with Derek Hersey”. The High Lonesome: Epic Solo Climbing Stories. Helena, MT: Falcon Publishing. pp. 77. ISBN 1-56044-858-X .
グリット(鹿野優以)(カセットロンセット キスぷれPOSITION)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 14:12 UTC 版)
「トランスフォーマー キスぷれ」の記事における「グリット(鹿野優以)(カセットロンセット キスぷれPOSITION)」の解説
※この「グリット(鹿野優以)(カセットロンセット キスぷれPOSITION)」の解説は、「トランスフォーマー キスぷれ」の解説の一部です。
「グリット(鹿野優以)(カセットロンセット キスぷれPOSITION)」を含む「トランスフォーマー キスぷれ」の記事については、「トランスフォーマー キスぷれ」の概要を参照ください。
- グリットのページへのリンク