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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 21:07 UTC 版)
『100万人の戦国無双』で使用可能なキャラクター。当初は無双武将のコレクション武将(紹介札)として登場し、後に操作キャラクターとして採用された例もある。武器は基本的に既存の無双武将のいずれかの武器に当てはめられているが、鯉沼久史いわく「一部の武将は(100万人のデザインと)異なる」というケースもあり、本作が初出となった藤堂高虎などは後にデザインを変えて本編シリーズに登場している。 茶々 浅井長政とお市の長女で、後の豊臣秀吉の側室。白百合を抱いてさめざめと泣いており、髪が地面に着くほど長い。また、羽毛のような袿を来ている。全体的に、戦国無双2時代のお市をモチーフとしたキャラクターであり、母親の口癖でだった「詮無き事」をしばしば口にする。 お初 武器:腕輪 浅井長政とお市の次女で、茶々の妹・お江の姉。穏やかで心優しい性格の姫君。間延びした語尾が特徴(〜ですかぁ? 、〜しますぅ、等)。頭上には薄布を被っている。お互いに天然系の人物ゆえか、ガラシャとは「似た者同士」として扱われる場面が多く、両者ともに自覚している。 お江 武器:波切 浅井長政とお市の三女。落ち着いた風貌の姉たちとは違い、勝ち気で天真爛漫そうな表情を見せる。向日葵の髪飾りと大きながま口が特徴的。全体的に、初代戦国無双時代のお市をモチーフとしたキャラクターであり、母であるお市から「昔の自分にそっくり」と言われた。 真田昌幸 真田幸村の父。白髪まじりの壮年男性。本編でも信之・幸村の父として登場している。 上杉景勝 武器:七支刀 綾御前の息子にして上杉謙信の養子。背に複数の刀剣を差した寡黙な青年。本編でも謙信の養子、あるいは直江兼続の主としてしばしば登場している。義父に似て寡黙な人物だが、それ故に兼続に振り回され気味な側面もある。 滝川一益 武器:鎖鎌 信長の家臣。火縄銃を手にした壮年の武将。史実のエピソードから、茶器をこよなく愛している。 織田信忠 武器:妖刀 織田信長の嫡男。父に似た衣装を身にまとい、般若面を着けた若武者。但し、父よりも叔母のお市に似た心優しい青年でもある。本編でも信長の子として登場している。無双武将となった際に信忠を主人公としたIFイベントが行われた。 片倉小十郎 武器:西洋剣+盾 伊達政宗の重臣。長髪の青年で、史実の笛の名手であることを反映して横笛を手にしている。通称「鬼小十郎」。本編でも政宗の配下として登場している。秀吉の小田原征伐の際に参陣するか迷っている政宗に伊達家存続のために降るよう説得した。普段は落ち着きがあり、しっかりしている性格だが、猫御前に「政宗様の真似をしていればよい」と指導するなど適当な部分も見られる。 斎藤道三 武器:二又矛 美濃の戦国大名。剃髪姿の壮年禿頭の男。本編でも濃姫・義龍の父として登場している。息子の義龍との間柄は非常に悪い。 百地三太夫 伊賀忍者の頭目。骸骨の牛頭に乗った、妖しげな白髪の男性。自身の後継者たる最高の忍者を創造することを至上の目的とするマッドサイエンティスト然たる人物。彼の最高傑作であり、後継者として服部半蔵が養成されたことになっている(弟弟子の石川五右衛門は落第生扱い)。 斎藤義龍 武器:火縄銃 斎藤道三の子。体中に葉を付け、双眼鏡を手にするスナイパーのような恰好をした男。本編では濃姫の兄として登場している。父・道三が信長の器を認め、美濃を譲ろうとしていることに気づいており、自身のターゲットには信長だけではなく父親である道三も標的であることが半兵衛との会話で明かされた。 毛利隆元 武器:矢手甲 毛利元就の長男。特定の条件を満たすと使用可能になる。前髪で目線を隠した青年。彼の背後には巨大な招き猫が描かれている。本編でも元就の息子として登場する。本人自身は自分のことを凡庸な将だと思っているが、高い金策の才能と強運を持っておりそれを自覚していないことを半兵衛に突っ込まれた。また他二人の兄弟とは違い「三本の矢」を意図を正しく理解するなど優れた柔軟さ、理解力、配慮を持ち合わせる。 北条氏政 北条氏康の長男。貴族然とした頼りなさそうな風貌の男。茶漬けを手にしており、父・氏康からはド阿呆呼ばわりされている。本編でも氏康の息子、北条家当主としてしばしば登場している。 名古屋山三郎 武器:番傘 蒲生家臣。口元に黒子のある若い男。二つの賽を手にしている。女性の事を「子猫ちゃん」と呼ぶ生粋の軟派師だが、阿国とは妙な相互理解をしている。 香宗我部親泰 武器:三味線 長宗我部元親の弟。黒髪に金髪を混じらせた髪型をした、目つきの鋭い片眼鏡の青年。その特異な言動故に誤解を招きやすい兄を支える、兄想いの弟。しかしその一方で、兄嫁である菜々姫とは折り合いが悪いという一面も見せている。 最上義光 武器:二挺拳銃 最上家当主。家紋入りの甲冑に狐の皮、鮭を突き刺した槍を装備した狐目の男。本編では兼続・政宗の敵武将であり、妹想いな政宗の伯父として登場している。鼻に付く言い方が特徴。 足利義輝 武器:刀 室町幕府将軍。剣豪将軍として知られる。一人称は「余」。数多の刀剣を所持する衣冠束帯の男。史実通り、室町御所で松永久秀と対峙し、彼の業を払うべく最後の戦いに挑んだ。 山中鹿介 武器:十文字槍 尼子家臣。山陰の麒麟児と称えられる名将。三日月の前立てと鹿角の飾りのついた兜と、黒基調の甲冑に身を包む目つきの鋭い青年。背には三日月形の巨大な刃を背負っている。尼子家再興を目指し、再興するまで自身に休息はないと考えている。 松永久秀 武器:片鎌槍 畿内を席巻する梟雄。黒色の衣類に身を包んだ妙齢の男で、左顔面に大きな傷がある。蜘蛛の糸のような物を手にしており、周囲には数匹の蜘蛛を従えている。誰よりも、そして何よりも戦乱を愛する享楽的な人物であり、その他の武将から危険視されている。 猫御前 仮武器:苦無 伊達政宗の側室。政宗の影武者を務めており、政宗と同じく右目に眼帯を付け、弦月のイヤリングを身に着けている。軽めの鎧姿で、猫じゃらしを手にしている。猫を想起させる天真爛漫で人懐こい性格。小十郎が拾って影武者として置いているようだが、本人の性格もあって政宗から「もっとマシな奴はおらんかったのか」と呆れられている。 上泉信綱 武器:野太刀 “剣聖”と呼ばれる剣術家。白髪白髭の老人で、仙人のような風体をしている。剽軽な物言いが特徴だが、その実力は高く、慶次や小次郎に一目でその力を見抜かれた。 大谷吉継 武器:鉄扇 白ずくめの衣装に素い頭巾で身を包んだ若い男。顔の大部分はマスクで隠され、目には歌舞伎の縁取りの化粧が施されている。四字熟語を主に用いる、言葉数少ない落ち着いた人物。本編でも豊臣の武将・三成の友として登場している。主君の秀吉からは100万の大軍を率いさせたいと評され、三成の傲岸不遜なやり方を、友として苦言を呈した。 可児才蔵 武器:数打物 福島正則の家臣。槍の名人で「笹の才蔵」の異名を持つ。笹の葉を装飾とする武将。本編では織田家などの武将として登場している。己の背を「この世で一番安全な場所」と豪語する凄腕の士であり、命を懸けて大将を守り抜こうとする。 吉川元春 武器:矢手甲 毛利元就の次男。巨大な矢を槍代わりに手にした青年武将。本編でも元就の息子として登場している。毛利家随一の武を誇り、兄弟や父親からも一目置かれている。元就によると、一度決めたら文字通り折れない(頑固)なところがあるらしい。衣装は元就や弟・隆景と同じだが、上着の半分をはだけた姿で来ている。 千姫 武器:弓 幼げな長髪の少女。両側の側頭部に赤いリボン、背中には天使のような羽を付けている。弓を背負い、鏃がハート形の矢を手にしている。彼女に関係する甲斐姫によると、不思議な力を持っているとのこと。 下間頼廉 武器:三節棍 錫杖を携えた実直な中年の僧兵。本編でも本願寺の武将として登場している。 猿飛佐助 武器:苦無 プロペラのような得物を持った軽装の少年。くのいちを「くのいちの姉ちゃん」と呼び、くのいちからは「佐助っち」と呼ばれている。 小早川隆景 武器:矢手甲 毛利元就の三男。烏帽子を被った青年武将であり、髪型が中世の音楽家のようにカールを巻いている。軍配をヴァイオリンのように構えており、策や人心の動きを旋律に譬える癖がある。本編でも元就の息子として登場している。衣装は兄・吉川元春同様、父・元就と一緒。 陶晴賢 武器:錐矛 神官服と軍服を合わせたような素い装束を着た七三分けの男。本編では毛利家の敵武将として登場している。自身の行動を「正義の鉄槌」と呼び粛清として戦を行う。その思想は偽善と呼ぶに相応しく一種の妄執の域にまで達しており、主君・大内義隆すらも粛清として殺害する。なお、陶軍の合言葉は「正義! 粛清!」であるようで、小早川隆景が適当に予想したら当ててしまった。 小西行長 武器:羅針盤 洋装に身を包んだ、商人上がりの将。手には算盤を持ち、関西弁で喋る。儲け話に目がない金銭至上主義者であり、暴力的な戦いを嫌う。このため、闘志溢れる加藤清正とは史実通りに不倶戴天の関係となっている。 母里太兵衛 武器:豪槍 剛直な容貌の誇り高き黒田武士。右手には「黒田節」にも歌われた呑取りの逸話で名高い日本号を、左手には朱色の大盃を持っている。イベント内でも史実の逸話通り、福島正則からの挑発を受け、見事に大盃を呑み干して見せた。 山本勘助 武田信玄の軍師。右目に右三つ巴が描かれた眼帯を付ける壮年の男。本編でも信玄の武将として登場し、その才能は信玄からも頼りにされている。 山県昌景 武田四天王の一人。双頭の矛を構える野性味溢れる武将。赤備えの部隊を率いる、本編でも武田家の武将として登場している。 馬場信春 武田四天王の一人。騎馬に跨り、抜身の刀を手にした壮年の武将。不死身の鬼美濃と呼ばれる猛将。本編でも武田家の武将として登場している。 高坂昌信 武田四天王の一人。白装束の下に鎧を着こんだ美青年。口を隠すように布が巻かれている。殿軍を率いるのが得意で、逃げ弾正と呼ばれている。本編でも武田家の武将として登場している。 真田信之 真田幸村の兄。柔和な容貌の青年。本編でも稲姫の夫、幸村の兄としてしばしば登場している。 徳川秀忠 徳川家康の息子。頬の膨らんだ、お坊ちゃまのような風貌の男。本編でも家康の後継者としてしばしば登場している。 鬼庭綱元 武器:扇 伊達政宗の家臣。吏の綱元と称される。丸眼鏡をかけた柔和な表情を浮かべ、囲碁を打っている武将。 伊達成実 伊達政宗の家臣。武の成実と称される。髪をオールバックにした男。ムカデを模した小手のようなものを装備している。
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