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waizuの観察記録や検証結果を公開しています

ブリード2015がスタート!

先週末で、割り出しがすべて終了し、想定外のブリード2015が始まりました(笑)
想定外とは、久留米5ラインが欠落したことで150頭を予定していた飼育数が105まで減少したことに加え、期待していた能勢ラインの産卵数が少なかったことです。
その影響で、幼虫確保のために追加産卵セットを実施し、菌床飼育開始時期に約2ヶ月の幅が生じてしまったことも想定外でした。
しかし、この上半期は、本当にたくさんのことを学びましたので、来年以降に必ず活かします!

久留米3ライン、能勢7ラインが決定しましたので、ブリード2015の血統構成表を掲載しました。
今年から久留米と能勢のイメージカラーを作成し色分けしてみました。

それなりの血統構成ではあると思いますので、個人的には十分に楽しめる布陣です。
ただ、数が少ないので、今年も少数精鋭の丁寧な飼育で行くしかありません。
先頭集団は遥か遠くに離れてしまいましたが、焦らず地道に前進して行きたいと思っています。
私のライバルは、2014年度の自分です。
昨年成績のよくなかった500mlボトル群や菌糸銘柄を廃止するだけでも前進できるハズです!
とりあえず8月末には2本目への交換時期となるため菌床の手配を終えましたが、何日で2本目に交換するべきか・・・
何年経っても悩んでしまいます(笑)
詰め方、管理温度、管理日数の絶妙なタイミングを求めてまだまだ試行錯誤は続きそうです。
ブリード2015では、一発屋ではなく、ハイアベレージをめざしています。
羽化個体の5割で85mmを超えたいところですが、まだまだでしょうねぇ・・・(^▽^;)
目標は大きく持って楽しくいく予定です!

最後に血統構成表におかしいところがありましたら、ご指摘頂けると幸いです。

[ 2015/07/22 08:19 ] ブリード2015 | TB(-) | CM(16)

'15能勢血統構成表

能勢YGライン24~31番(29は欠番)の血統構成表となります。(2015年ブリード)

※従来の前ギネス、前々ギネスの表記では時代の流れに対応できないため、改定を加えて再掲載します(2016年2月25日)

WN24W.jpg

WN25W.jpg

WN26新Web


WN27W.jpg

WN28W.jpg

WN30W.jpg

WN31W.jpg
[ 2015/07/22 08:15 ] 能勢血統構成表 | TB(-) | CM(-)

'15久留米血統構成表

ブリード2015久留米は、ちょっとした事件により5ラインが欠落していきました。
今年は、以下の3ラインのみの飼育です。
20番と21番は、♀が同腹となる同配合で、21番はみかんさんとのコラボライン、22番はhizoさんとのコラボラインです。

久留米20番血統構成表
久留米21番血統構成表
久留米22番血統構成表
[ 2015/07/22 08:14 ] 久留米血統構成表 | TB(-) | CM(-)

小さな訪問者

今朝、窓際に目をやると、かわいい訪問者が・・・。
窓際の格子にしっかりつかまっていました。
ミヤマ2a
58.4mmでも形は立派です。
温暖化で激減してきたミヤマクワガタが、身近に生息していたことに驚いています。
もしかすると、近所の子供に捕まり連れて来られ、逃げ出したのかもしれません。
リリースしてやりたいところですが、生息に適した場所もわからないため、とりあえず飼育してやることにしました。

スタック小に入れてみましたが、ずっと逃げ出したい様子でした。
ミヤマ3
オオクワガタならすぐに潜って隠れます。
種によって行動も全くことなることが面白く、しばらく観察していたら仕事に遅れそうになりました^^;
[ 2015/07/21 13:35 ] その他のクワガタ | TB(-) | CM(4)

ブリード2014のまとめ

3日前に掲載し、すぐにデータのまちがいに気づき、下書きにしておいた記事の再掲載です。
実は、現在リフォームのための仮住まいで、パソコンが使用できず、職場の空き時間を利用しての更新です。
そんなこともあってコメント欄も閉じておこうと思いましたが、貴重なご意見を頂くことも多いので、コメント欄も閉じずにおきます。
iPhoneからのレスもできますので、遠慮なく書き込みください。
これと補足ですが、リフォームにブリード関係の改善は含まれていません(T_T)
あくまでも水回りの工事のみです(^▽^;)

さて本題です。
グラフを訂正し、多少の加筆をしての掲載です。
その間にGull さんがとんでもない結果を掲載されるものですから、下書きのまま再掲載を止めたくなりました。(笑)
あれは、神の領域なので、この記事は、凡人の飼育結果としてご覧ください。

昨年は、「丁寧な飼育」を目標として取り組み、自分としてはそれなりの結果だったと思っています。
結果的には、今の自分の手法やアプローチでは、まだ暴れや★をたくさん出してしまうことも認識できました。

ほとんどを暴れさせてしまった久留米での暴れ現象は、蛹化促進段階での冷やし虫家移動後に多発しました。
静寂な温室環境から機械音のする環境への移動の影響なども疑っていますが、原因は不明です。
昨年の久留米は、遅くからの採卵となり、飼育開始が7月下旬頃までずれ込んだため、最終ステージの温度管理を能勢と同一にできませんでした。
そこため、普段は最終ステージで使用しない冷やし虫家を使ってみました。
今後の検討課題です。
そんな散々な結果の久留米に関しては、今年はスルーさせて頂き、比較的安定した成績を収めることができた能勢YGに関して総括しておきます。

昨春、菌糸ボトルに投入した能勢YG幼虫は122頭でした。
その中で♂と判別できたものが56頭、全過程を通して★の総数が11頭、羽が閉じて羽化したものが41頭、羽化不全が4頭という結果でした。
顎ズレの目立つB品3頭が、上記41頭に含まれます。
視覚的にわかりやすいようにグラフにするとこんな感じです。
14能勢YG羽化状況

昨年の羽化不全のオンパレードを思えば、丁寧な飼育の成果を実感します。
(勿論、血統的な要因も羽化不全減少に影響していると思いますが・・・)
昨年は、暴れても羽化まで完全放置していたのに対し、今年は発送マットに交換したり、蛹化後に人工蛹室または羽化した他個体の状態の良い蛹室に移動させ、少しでも羽化不全回避に努めました。

しかし、20%もの★を出してしまったため、合わせれば4分の1が失敗したことになります。
今後は、この数値を小さくできるよう努力していきたいと思います。

次に無事に羽化まで漕ぎ着けた個体の羽化サイズ分布を示します。
14能勢YG羽化サイズ分布

これを見る限り、82~83をピークに分布しており、83mm以上が羽化個体の約43%というのは、一昔前であれば立派な成績だと思いますが、近年の大型化の現状を考慮した場合、決して喜べるものでもありません。
今後は、84~85mmをピークとした成績をめざしてがんばりたいと思います。
そう思っていた矢先のGullさんによる驚愕の飼育結果!
私がザッと数えただけでも84mmオーバーが軽く羽化個体の8割を超えています。
また、私などには簡単に量産できない85mm超えでさえ軽く5割を超えています。
ハッキリ言って、羽化サイズ分布が2段階以上違っています💦

もはや、この差を縮めることはできないと思いますが、今後も自分なりの前進をめざしてがんばろうと思います。
その評価のための基準として、恥を忍んで本日のデータを残しておきます。
[ 2015/07/13 17:14 ] ブリード2014 | TB(-) | CM(6)

羽化不全について考える

本日、ブリード2014最後の個体が羽化しました。
途中経過では38.9gを記録したものの、暴れた挙句に全く蛹化気配を示さない難しい個体でした。
度重なる温度ショック等で蛹化促進を試みやっとの思いで蛹までこぎ着けていましたが、最後はこの通りです^^;
羽化不全150708b1
羽化不全150708a

これを見て、羽パカの原因は、外的要因よりも個体自体にあることを感じました。
この個体は、落ちて行きそうな感じです。

今年は生存する羽パカは3頭だけでしたが、★が11頭も出ました。(能勢YG♂56頭中)
これらの個体に共通することは、ラインによって頻度が異なること、大型幼虫になるほど高頻度であること、蛹化が遅れた個体で多い傾向がみられることです。
大型化により頻度が高くなることは周知の事実ですが、蛹化が遅れ長引くことで余力が失われるのでは・・・とも考えます。
また、蛹化ステージでリズムを崩すことが羽化ステージに影響しているようにも思えます。
逆に何らかの問題をかかえる個体であるが故に蛹化ステージで暴れたり蛹化しにくい現象として現れているのかもしれません。

真相はハッキリわかりませんが、今後は、遺伝的要因、蛹化ステージ不順に絞って検討してみようと思います。
そのためには、3令成熟期までを丁寧に大きく育てておく必要があります。
ブリード2015の目標は、38g以上の超大型幼虫をたくさん出すこと、そしてその超大型幼虫を暴れさせずにスムーズに蛹化させることです。
決して簡単なことではありませんが、蛹化ステージでの秘策を準備してあります。
その方法が、有効かどうかは検証してみないとわかりませんので、結果が出るまでは非公開にしておきます。
楽しみなブリード2015がスタートしました!

最近は、こまめにコメントを確認する時間もないため、しばらくコメント欄は閉じさせて頂きます。
[ 2015/07/08 21:53 ] ブリード2014 | TB(-) | CM(-)

ブリード2014飼育管理表がほぼ完成

ブリード2014の飼育データがほぼまとまりました。
先程、久留米のすべてと能勢2頭を除く全個体のデータを掲載しました。
今年はセミ化幼虫ゼロでしたが、なぜかWN2007だけが特に遅れて羽化間近の蛹です。
他では1週間前にやっと羽化したWK1708が測定待ちです。
久留米は羽化してそれほど時間が経過していないものもいますが、大きくないので暫定的に計測して掲載しました^^;

詳細にデータを取り、HTMLファイルとして体裁にも少し拘ったため少々面倒でしたが、2014年は全飼育データの公開を宣言してスタートし最後までやり切ることを目標にしていましたので、ほほ完成にこぎ着けることができホッとしています。

飼育管理表を見渡すと、いろいろなことが読み取れますが、数値だけでは伝えることのできない飼育者にのみ感じられる部分があることも事実です。
ブリード2015の飼育データは、負担軽減のために簡略化するかどうするか思案中です。
[ 2015/07/04 21:28 ] ブリード2014 | TB(-) | CM(-)

頭幅のある久留米が羽化!

以前は、頭幅のある逆三角形のフォルムを持つオオクワガタに憧れていました。
その場合、大顎も太くなければアンバランスとなるため、頭幅に見合うだけの大顎も必要となります。

しかし、近年は、少しでもサイズアップにつなげたいとの考えで、スマート系で大顎の長い個体を選別するようにしています。
そうしている内に目が慣れたのか、太い個体よりは、むしろスマートな個体の方が自然に感じるようになっています。
最近のスーツの流行が、ツータックの太目ズボンからノータックのスリム系に変遷しているようなものでしょうか・・・。

そんな中、今年羽化した久留米産を掘り出してみたところ、こんな個体が出てきました。
WK1915_824f.jpg

昔追い求めていた理想に近い個体!
82.4mmですが、頭幅が30.1mmもあります。
(WK1915:6月上旬羽化、82.4-30.1-31.1)
久留米19番からですが、同腹個体がすべて太い訳ではありません。

ちなみに、同腹の最大は、先日紹介した個体ですが、正確に測定したところ84.6mmでした。
WK1902_846.jpg
WK1902_846b.jpg
(WK1902 :5月中旬羽化、84.6-28.8-30.9)

残念ながらこれが今年の久留米の最高となりました。
最初に紹介しました頭幅抜群の個体も魅力ですが、次世代への種親の役目はこの846にお願いしようと思っています。

一方、2014久留米のもう一つのラインとなる久留米11番(2年目同配合)は、1年目に86.5mmが羽化していたこともあって、かなり期待していましたが、大暴れで散々な結果となりました。
最高は、次の83.2mmです。
WK1127_832a.jpg
(WK1127:6月上旬羽化、83.2-28.5-30.0)

このようにサイズは振るいませんでしたが、サイズを稼げそうなすらっと系のフォルムをしています。
今となっては、こちらの方が自然に思えます。
オオクワガタのフォルムの好みも時の流れとともに変わっていくものだなぁ・・・と感じています。
また、極太が流行する時代がきっと巡ってくると思いますが・・・。
[ 2015/07/02 13:18 ] ブリード2014 | TB(-) | CM(14)
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