3日前に掲載し、すぐにデータのまちがいに気づき、下書きにしておいた記事の再掲載です。
実は、現在リフォームのための仮住まいで、パソコンが使用できず、職場の空き時間を利用しての更新です。
そんなこともあってコメント欄も閉じておこうと思いましたが、貴重なご意見を頂くことも多いので、コメント欄も閉じずにおきます。
iPhoneからのレスもできますので、遠慮なく書き込みください。
これと補足ですが、リフォームにブリード関係の改善は含まれていません(T_T)
あくまでも水回りの工事のみです(^▽^;)
さて本題です。
グラフを訂正し、多少の加筆をしての掲載です。
その間にGull さんがとんでもない結果を掲載されるものですから、下書きのまま再掲載を止めたくなりました。(笑)
あれは、神の領域なので、この記事は、凡人の飼育結果としてご覧ください。
昨年は、「丁寧な飼育」を目標として取り組み、自分としてはそれなりの結果だったと思っています。
結果的には、今の自分の手法やアプローチでは、まだ暴れや★をたくさん出してしまうことも認識できました。
ほとんどを暴れさせてしまった久留米での暴れ現象は、蛹化促進段階での冷やし虫家移動後に多発しました。
静寂な温室環境から機械音のする環境への移動の影響なども疑っていますが、原因は不明です。
昨年の久留米は、遅くからの採卵となり、飼育開始が7月下旬頃までずれ込んだため、最終ステージの温度管理を能勢と同一にできませんでした。
そこため、普段は最終ステージで使用しない冷やし虫家を使ってみました。
今後の検討課題です。
そんな散々な結果の久留米に関しては、今年はスルーさせて頂き、比較的安定した成績を収めることができた能勢YGに関して総括しておきます。
昨春、菌糸ボトルに投入した能勢YG幼虫は122頭でした。
その中で♂と判別できたものが56頭、全過程を通して★の総数が11頭、羽が閉じて羽化したものが41頭、羽化不全が4頭という結果でした。
顎ズレの目立つB品3頭が、上記41頭に含まれます。
視覚的にわかりやすいようにグラフにするとこんな感じです。
昨年の羽化不全のオンパレードを思えば、丁寧な飼育の成果を実感します。
(勿論、血統的な要因も羽化不全減少に影響していると思いますが・・・)
昨年は、暴れても羽化まで完全放置していたのに対し、今年は発送マットに交換したり、蛹化後に人工蛹室または羽化した他個体の状態の良い蛹室に移動させ、少しでも羽化不全回避に努めました。
しかし、20%もの★を出してしまったため、合わせれば4分の1が失敗したことになります。
今後は、この数値を小さくできるよう努力していきたいと思います。
次に無事に羽化まで漕ぎ着けた個体の羽化サイズ分布を示します。
これを見る限り、82~83をピークに分布しており、83mm以上が羽化個体の約43%というのは、一昔前であれば立派な成績だと思いますが、近年の大型化の現状を考慮した場合、決して喜べるものでもありません。
今後は、84~85mmをピークとした成績をめざしてがんばりたいと思います。
そう思っていた矢先のGullさんによる驚愕の飼育結果!
私がザッと数えただけでも84mmオーバーが軽く羽化個体の8割を超えています。
また、私などには簡単に量産できない85mm超えでさえ軽く5割を超えています。
ハッキリ言って、羽化サイズ分布が2段階以上違っています💦
もはや、この差を縮めることはできないと思いますが、今後も自分なりの前進をめざしてがんばろうと思います。
その評価のための基準として、恥を忍んで本日のデータを残しておきます。