6月14日の記事で紹介したセミ化からの脱却個体が完品で羽化しました。
ブログでは、幼虫のシワを発見した時点から40日後の7月24日を羽化日と予想していましたが、実際は7月21日に羽化しました。
設定温度が微妙に高かったことが影響していますが、データは正確に答えてくれることがわかります。
この個体は、蛹室の状態が悪かったため、他の個体が羽化した後の蛹室に移動させましたが、せっかくなので蛹重量も測定し26.5gでした。
このクラスであれば、うまく行けば85mmは超えるだろうと期待していましたが、ご覧の結果です。
3週間が経過していますので、カッコよく撮影する努力もしました。
最近の主流とは違う路線のため、血のバリエーションを増やす意味でも種親として確保することにしました。
このラインに関してひとつだけ感想を!
実は、このラインには、ある仮説を抱いて冒険的な交配をしました。
それは、♀親が早期羽化の49.5mmで小さい上に、強制早期羽化ではなく自然早期羽化で素質も劣っているのではないか・・・?ということです。
しかし、結果はよい意味で裏切られました。
本当に♀は使用してみないとわからないことを痛感しています。
最後に連絡です。
当ブログも開設して6年半になり、情報も古くなっていたり、残す価値のない記事も多くなっています。
ところが、新規ブリーダーの中には、ありがたいことに、最初からすべて読み勉強していますと言われる方も結構いらっしゃいます。
今後もデータに基づくオオクワガタの標準的な飼育法を示すサイトのひとつとして残していくには、ちょっと手直しが必要ではと考えていました。
このブログは、私のオオクワ飼育の足跡そのものですので過去の記事も残しますが、1ヶ月以上前の記事は一旦非公開にして、再構築をする予定です。
記載内容の改ざんは行いませんが、不要な記事や不要な部分を削除して読みやすいように贅肉を落とし、カテゴリー分類をキチンと行って再構築しようと思っています。